「キキィーン」という大きなブレーキ音を立てながら列車がホームに入ってきた。
白煙を出す蒸気機関車は後ろに3両の客車を引いていて、その最後の車両が 私たちの目の前で止まった。
「ジリリリリ……」
たった今 止まったばかりだというのに すぐに発車を知らせるベルの音が鳴りだした。
「さぁ 乗ろう!」
私たちは 急いで列車に乗りこんだ…
(つづく)
白煙を出す蒸気機関車は後ろに3両の客車を引いていて、その最後の車両が 私たちの目の前で止まった。
「ジリリリリ……」
たった今 止まったばかりだというのに すぐに発車を知らせるベルの音が鳴りだした。
「さぁ 乗ろう!」
私たちは 急いで列車に乗りこんだ…
(つづく)