私は美人に過激(たぶん)に反応する。だからといってナニかするわけでは毛頭ない。ただキレイ!とのみ。同じ学科にいながらもしかすると微かにひとこと挨拶したことが一度はあったかもしれないというそのひとの貌が、写真ひとつないのにいまだに浮かぶ。君の名は知らない。後年東京駅のミレナリオで思わず振り向かさせた美人が、貌は違ったがやはり熊本出身と言っていた。だからなんなんだである。
岩永勝さんという人のクラスに村上龍がいたという。
いまだに無料配信のJMMは届くままにしている。さいきん私が開くことがあるのは益城町の介護士のメールで、彼女の家の窓から見える桜の木が花を咲かせているという。
きのう歩いているとき聞こえてきた、街ができる美しい街が あふれる旗、叫び ~眠っている北の空に君の名を呼ぶ オリンピックと。あの哀調がいまなじむ。
幸せとか甦りの象徴のような桜のルポがしかしこの季節であることに続けて、私の知らぬ度において似ている福島のどこかを思わせる益城町のどこかが切り取られ伝えられる。
優しくなければ生きている資格がない
楽しくなければテレビじゃない
trick or treat!
trick or treat!
にほんはせかいのこどもか