【 未更新のご注意をいただいているgooブログ参加者です。ここの記事↓↓は意味ない!です。個人ガス抜きで更新します。 】
【 ↑ を書いた日時は不明ですが、その後何度か加筆しています。今回、自分で頭から読み直そうとして
「お含め」でもう先が読めない。
謙譲と尊敬をごっちゃにする真正のor正真のばかですね‥‥。 2019-12-24 07:37 】
【A:】
a.お答えをいたします。より お答えいたします。
お答えをします。より お答えします。
b.お伺いをいたします。より お伺いいたします。
お伺いをします。より お伺いします。
vs
c.お答えさせていただきます。より お答えをさせていただきます。
d.お伺いさせていただきます。より お伺いをさせていただきます。
対比させているどちらにも実はひっかかるんですねわたくし。
同じかたが、このようには ↓ おっしゃるのですから。
昭和63年度以降の経費も含めさせていただいております。
この「含めさせ」の部分を、「お含めをさせ」とも「お含めさせ」とはおっしゃらない。
【B:】
冒頭の a. b.について言っているのは、その前に
「文章について」
「その点に関して」
「ご質問に」
がつく場合です。
「文章についての質問への」
「その点に関しての」
「御質問の」
など、名詞に掛かるかたちであればひっかからないですね。
~であると御説明させていただきます。
~であるという御説明をさせていただきます。
【C:】
続く c.d.については、【B:】に書いた、前の文節どちらの例にも言えます。
それ以前に、 c.d.のそれぞれ前のほう、「を」を省いた形がなぜ自分がユルセナイのか。
a.b.で「お答えします」をよしとしながら、おなじ「お答え」に、「します」を謙譲的に言うハズのところの「させていただきます」にかえただけなのに、であります。
ほかに、素直に聞けるもしくは読めるのは以下です。
答えさせていただきます。
伺わせていただきます。
お答えになる。
お伺いになる。は、殿下の陛下に対する様子を描写する際など。
アーツカレル。
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私は権威に弱い。あくまでも弱い。芋たこなんきんで町子が、というより、あのフジヤマ直美が、チガッタ、あれ? あ、いいのか、藤山直美が、私が今躓いている語法を使ったので、私のほーが、やはりこころえちがいをしておりました、か? という状態になっている。直美はフジヤマだ。
今私が躓いているのは、名詞というのか、その名詞がサ変動詞の語幹というのか、その使い方。
『「御指摘させ」ていただいてもよろしいですか。』ではないが、そういった言い方を藤山直美がしたってことだ。
まず「御」を「おとり」いただきたいが、「おとり」の「お」がとれないことと同じように「御指摘」の「御」はとれまい。
名詞と動詞語幹との区別がもとはあったのがわかりにくくなっているのか、んなもんないんか。
芥川賞の選評の中に、関西弁は七癖隠すというような言葉があった。関西弁は細かい区別を知らぬ、私を含めた日本じゅうのひとに愛されている。
大阪系京都人がなにかとジャマクサイと言うのを、私は最初、「邪魔」というイメージでとらえがちだったが、もっとずっと軽い表現のようだ。
そのように言葉自体の醸す意味の違い、あるいは全く違う表現についてはそのように覚えればいいだけの話だが、違うとは言い切れないが、同じとは言えない語法がある。
「日中語の品詞のズレ ―二字漢語の動詞性をめぐって―」の「問題の所在」という項に、私が聞いてひっかかる、日本人の話す日本語の問題が書かれている。続いての引用はネット辞書。
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2 問題の所在
中国語を母語とする学習者が日本語の文章のなかで漢語を使用する際に悩む問題の一つが「動名詞」「漢語サ変動詞」などと呼ばれる「二字漢語+する」である。そこには、
①ある二字漢語が動詞性を備えているかどうかの判断が、日本語と中国語とではズレがあるという問題。例「出生率が低下になる」「研究に夢中する」
②自動詞・他動詞の区分が明確でない中国語を母語とする学習者にとって、日本語の自動詞と他動詞の使い分けが困難であるという問題。例「経済を発展する」「資源が開発する」
という二つの問題が含まれるが、本稿では①のみを対象とする。②は多くの研究者が取り組んでおり、また現象そのものが複雑でもあるので、本稿では、考察の対象とすることはしない。
参照サイト
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じどう-し 2 【自動詞】
その表す動作・作用が他に及ばず、主語自身の動きを表す動詞。「戸を開ける」の「開ける」を他動詞と呼ぶのに対して、「戸が開く」の「開く」の類。西欧語では目的語をとらない・とるなど、自他の別がはっきりと表れるが、日本語では必ずしも明確でない。⇔他動詞
たどう-し 2 【他動詞】
その表す動作・作用が他に及ぶ意味をもつ動詞。その対象となる事物を、多く助詞「を」で表す。「戸を開ける」「本を読む」の「開ける」「読む」の類。⇔自動詞
〔英語などでは目的語をとり、主語・目的語を転換して受け身表現にすることができるなど、他動詞とはっきり認定することができる。しかし、日本語では、目的語の表示が必ずしも明らかでなく、また、目的語をとらない「泣く」が「子供に泣かれる」のように受け身に使われたりして、自動詞と他動詞の区別を明確にしにくい面がある〕
goo辞書──三省堂提供「大辞林 第二版」より
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敬語の重複表現と助詞の省略だ。関東で、あんなことをおっしゃってしまい、それをおやりになったとか、あんなことを言っておしまいになり、それをされたetc.と言うところを、関西ではよく、あんなことおっしゃられてしまわれ、それをおやりになられたと言う。
既にそれは標準語口語体を席巻しつつあるかもしれない。
何歩か譲って夢想するに、もしかすると関西の動詞は、見かけは標準語と同じだが、予め助詞の意味を含んでいるのではないか。標準語が要する助詞はジャマクサイ軽視対象なのではないか。
などということについて何も検証していませんが、
「関西弁に関する問題が取り組まれています」
「その件に関しては検討チームが御議論いただきます」とか、
「検討チームの御議論をいただくことになります」とかが自然に受け入れられる様子に、いちいち躓くが、
昨今はやりの一般的日本語談義では概して分解された品詞とか言葉が対象になるばかりのようだ。
重ねれば、サ変動詞の自動詞、他動詞の混用も関西からやってきたのではないかと邪推する。
新聞見出しでも近年当然のように使われる「ヒルズが建設」というような体言どめ。
完全形?である「ヒルズが建設された」の「された」が表現されないので、私には、ヒルズという人格がナニカを建設したかのように感じられる。「ヒルズを建設」のほうがよさそうなものだが、多くのメディアの体言どめでナニカと「が」が好まれる。
完全形?でも、「この法改正によって負荷量は目標値まで削減した」というような文型は少なくないが、「環境省は負荷量を」ではないのだから「削減された」にしてくれぇ、っと思う。
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《地方議員》
ユニバーサルデザインが普及、促進するための施策
デモ ベツニイノカー──
→(を普及、促進させるための施策)
ガタダシイワケデモナイカ──
《フジテレビアナウンサー》
「もう○○さんの映画が公開していますね」
→(が公開されて)
《NHKアナウンサー》
「この公演のどこに工夫しているんですか」
デモベツニイイノカー──
→(どこに工夫を凝らしているんですか
どこを工夫しているんですか
どこについて工夫しているんですか
この公演にどんな工夫をしているんですか)
放置。
参照サイトでもごらんください。
【追記 2007-03-09 09:42】
「負荷量は削減した」でおかしくないような気がするデショ?
私は個人的に、
それを言うならば「負荷量は減少した」とすべきかと思いました。
「削減」と「減少」が、自動詞他動詞のモンダイかは放置しっぱなし。
【蛇足】
私のワープロ辞書はふかりょうと打つと「フカ漁」で
その後「負荷量」としても、同じ繰り返しだ。低学習能力を私から学習したのか──
【追2019-03-13 10:03】
(おつくりって おさしみかと。)
マツコが『夜更かし』で「お〇〇する」を自分のことじゃなく神側の行為に使ったのが私の最近のがっかりである。
『家、ついていってイイですか?』で字幕が「お会いした」となっていたとき、インタビュアーリアルは「お会いになった」。字幕制作者はタダシちゃってるわけだ。
自分が神さまに「お会いして」、神さまがどなたかに「お会いになる」。そう私は思うわけだが、正誤はわからん。とりあえず「お〇〇になる 」は滅多に聞かれない。
【追2019-04-3 22:33】
TBSの荻上チキ番組を流していたら国土交通副大臣さんかどなたかがアナタノハナシヲコウキイタという意味で「お承りをした」とおっしゃった。近年よくあるパターンである。ex.そのようにお承りを致した次第です。え? これになにかもんだいでも? 重層忖度はあたまをぐるぐるにしそうだなあ。
【追2019-12-22 04:33】
前にも書いたが、スター・ウォーズが上映とか、
とか。
もはや完全に浸透している。と言うのが間違っているのかもしれない。むかし語法を間違えるとその場で訂正していたのが好ましく思われたジョン・カビラ氏もこの手の言い方をすることが多くなっている。まだきいてるんですよJ-wave~。
が一時的に中止された
が一時中止に追い込まれた
が一時(この「一時」は「一時的に」的使用)中止された
企画展さんが何「を」中止したのかって。