『現実問題は』
■認知症、急増の300万人超…65歳以上の1割
(読売新聞 - 08月24日 07:12)
実は、認知症そのものというよりは、認知症に随伴する心理社会的な葛藤のほうなのである。
かなり誤解されているのだが、認知症である本人は、特にアルハイマー型認知症では、どうも自分はやることなすこと上手くいかない、何か変だ、という自覚があるように見える。
そのため、誰かに怒られるんじゃないか、バカにされるんじゃないか、と常に気にしている。そして何か話しかけられると、自分が咎められているんじゃないかと疑い、必死で取り繕う。それには多くの場合、自分に都合のいいデマカセが混ざるので、嘘つき呼ばわりされることになってしまう。
しかしそんなことは認知症でなくてもしょちゅうで、デタラメな噂話やイイカゲンなテレビなどに興じているのが人の常である。何のことはない、認知症になっても根本的には「普通の人」のまんま、取り繕い方が下手くそになるだけである。そして,下手くそな取り繕いにあらん限りの力を注いでヘトヘトになっている。少し関わってみると、「つらい」「苦しい」「死んでしまいたい」という訴えを本人の口から聞くことは多い。
これは逆にいえば、本人の自尊感情があまり傷つかない、そんなに必死に自己防衛しなくてもよい環境さえあれば、そんなに周囲とのイザコザは起きないことになる。…と、言うは易いのだが、行うのはなかなか…。
2012年8月24日 14:52全体に公開
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上記は、セバスちゃんさん(mixi内認知症ケアコミュニティーで手厳し的的確端的コメントを寄せる)の日記を遡り拝読中に遭遇。私のことかしラ~ン、と亜衝撃にて読み返し、コピペの許可をいただいたもの。〔以上でこの項了〕
ボブ・マーリー ツール・オブ・レジェンド。総合的なハナシとしてはヨカッタヨで〔この項了〕となるが、「大往生したけりゃ」系なハナシとしてもヨカッタヨ的な。
メラノーマが既に手の施しようがなかった(んだっけ?)にもかかわらずorそれゆえにツアーを続け、ドイツ療養(雪景色のシーンで思わずクール・ランニングを思い出した)前の症状に至る際には足のことを忘れていたと身近な者が回顧する。〔この項了〕
少し前のごいんきょ記事。著名国会議員が再出馬しない理由を、声が出なくて選挙活動ができないからと。そんなことへいきで言える言わす……。