「全体主義は、人びとを人間として余計な存在にするのである。」矢野久美子ハンナ・アーレント内引用
「自己に失望し自己から分離した人間が「忠実な信者」となって宗教や政治の運動に参加し、全体的体制に忠誠を尽くすことの病理」
「回答ありきの問題解決パターンや「イメージ」こそが、エリートたちから大衆にいたるまでの無思考性や判断の欠如を促している」
こういう知性がアメリカに限らず教養という寓話になる? 半世紀以上前のレーチェル・カーソン、ハンナ・アーレント、それぞれ独立した警鐘を、「私」たちという塊が、たしかな軌跡と成しつつあるというわけで。
矢野久美子は「「生きた声と身振り」、「もっとも儚いもの、しかし同時にもっとも偉大なもの」を世界に残そうとした」
追───
平成日本発松本智津夫AB首相 前者の思考や単独性(印象)が見えない後者