東京国立博物館
「国宝 大神社展」
期間:4月9日(火)~6月2日(日)
七支刀
国宝。左右に三本ずつの枝刀が出ている。百済王から倭王に贈られたものと考えられている。
白糸威鎧
国宝。島根・日御碕神社蔵。源頼朝の寄進と伝わるが製作年代は鎌倉末期らしい。江戸時代に松江藩主松平不味の命で修理が行なわれており、ご丁寧にも威糸に「文化二年補修」と書かれている。確かに後代の補修を分かるようにしたのは良い事だが文字を入れるのはちとやり過ぎではないか。
大太刀 銘 奉納八幡宮御宝殿北条左京太夫平氏綱 天文七戊戌年八月二日 所願成就皆令満足 相州綱広作 桐鳳凰蒔絵太刀
天文7年(1537)に北条氏綱が鶴岡八幡宮に奉納した太刀のひとつ。この頃里見氏によって焼かれた八幡宮の再建を氏綱が行なっておりその関係で奉納されたものなのだろう。
北条氏綱は北条早雲の嫡男。早雲は伊勢氏を名乗っていて北条を名乗りだしたのは氏綱の代になってからとされています。
以下、特別展以外から。
竹花生 銘 一曲 千利休作
竹花生 金森宗和作
黒楽茶碗 銘 ムキ栗 長次郎作
一休宗純墨跡 七言絶句「峯松」
一行書「直透萬重関」 沢庵宗彭筆
源氏物語抄 近衛信尹筆
古備前包平(名物 大包平)
国宝。池田輝政の愛刀
相州正宗(名物 石田正宗)
宇喜多秀家・石田三成・結城秀康所持。
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