佐藤記念美術館
茶の湯の世界
期間:5月14日(土)~6月26日(日)
青井戸茶碗 宗旦井戸
やや青みがかった釉に口の開いた形。様々な変化みせる釉景が見所となっている。
伝来は豊臣秀吉、利休、千宗旦で、宗旦所持のところから「宗旦井戸」と呼ばれる。
竹茶杓 千少庵作
胡麻竹、櫂先長く細身で総体薄造り。
竹一重切花入 金森宗和作
窓を長く切った鶴首の花入で内側に蒔絵が施されている。
豊臣秀吉書状
五月廿日付、徳川家康宛。トリモチと蝋燭を贈られた事に対する礼状。茶壺に茶を詰めさせたので口切の茶事を楽しみにしていて欲しいと述べている。
西行物語絵巻断簡 俵屋宗達(画)/烏丸光広(詞)筆
烏丸光広が禁裏にあった西行物語絵巻を宗達に模写させたもの。全四巻よりなり後に長州藩毛利家に伝来。この断簡は第三巻の第七段で播磨国書写山へ参拝する西行を描いている。
さて佐藤記念美術館の2階には茶室があります
柳汀庵
元は加賀藩家老横山家の屋敷に有った茶室で金森宗和好み。内部は三畳で床は金沢に多い踏み込み床となっていました。
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