岐阜は関ケ原
岐阜関ケ原古戦場記念館
秋季特別展「関ヶ原−よみがえる天下分け目の戦い−」
期間:10/8(火)〜11/24(日)
池田輝政所用 鉄黒漆塗横板矧二枚胴具足
黒漆塗黒糸威頭形兜に二枚胴で、池田輝政所用として岡山藩池田家に伝来した。林原美術館蔵。
以前林原美術館にて兜のみ拝見した事がありますが、近年修復されて今回が修復後初公開となる。
刀 無銘 直江志津
南北朝時代、美濃の刀工一派・直江志津の作とされる刀。
徳川家康の家臣・服部半蔵が本多忠勝の家老・梶金平勝忠に贈ったと伝わる。
毛利秀元書状(遺言状)
慶安3年(1650)閏10月2日付、毛利秀元が死の前日に子の光広、元知そして娘婿の稲葉正則に送った遺言状。
長府毛利家の家督相続など財産分与について伝えている。
遺言状に据えられた秀元の花押は線がかすれており、秀元が最期の気力を振り絞って記したことがわかる。
薙刀 銘 伯耆国住広賀 号 渡海龍
室町時代、伯耆国の刀工・広賀の作。
宇喜多秀家所用と伝わる薙刀で、号は文禄の役で総大将として海を渡った秀家の活躍が由来とされる。
刀 銘 貞行
関ケ原の戦いで敗れた石田三成が敗走する際に案内人であった家の当主に与えたと伝わる刀。
貞行を名乗る刀工では豊後の藤原貞行が有名であるが年代が合わない。別の刀工であろうか。
今回はやはり池田輝政の具足でしょうか。修復が完了後の初お披露目でした。
これで父・恒興の具足と並べて展示を林原美術館では期待したい所です。
最近の「探訪」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事