HONDA RACING SPIRITS / Reborn Tomorrow

「S2000」「FD2 TYPE-R」「FL5 TYPE- R」
車とその周辺のこと そのほか気ままに感じたこと

海は広いな

2024-08-31 09:33:02 | Easy come,Easy go

見知らぬ街の見知らぬ駅に着いた そこは店も車も道も都会のそれよりコンパクトに見えた

人通りはまばらということではないのだが すべてが調和しているという居心地良さがあった      

そして風を頼りに海岸沿いを潮の香りを感じながら歩いた

あの海は初めて見るのだけれど

他の土地で見た海と繋がっているんだ 同じ波の力で砂の地を削りとっているようだ         

潮を含んだ風で沿岸の人工物を否定するかのように 浸食させようとしているようだ

      

人間はあそこから生まれてきたんだ

海のように心を広くなんて とてもちっぽけな戯言じゃないか

生命体としての根源を感じられたとしたら それはとても価値のあることだろう


いなくなった犬のこと

2024-06-23 19:41:00 | Easy come,Easy go

かつて自分の家にも犬がいた。いまのように、室内で生活する犬が当たり前の時代のことではない。夏も冬も首輪と鎖でつながれ、犬小屋で大半の時間を過ごすのが普通であった頃のことだ。野良犬がうろつき、遭遇すると臆病な自分は、警戒し逃げ腰になったものだ。野犬化した群れを保健所とご近所の人たちが雨戸で行き場を防ぎ、捕獲したりもしていた。

なぜ自分の家に犬がいたのだろうか。かすかな記憶でしかない。幼少期、小学生になる前のことだったはずだ。木の棒を地面に打ち込み鎖が巻かれ、確かに犬小屋も置かれていた。庭の片すみ、ちょうど離れの南側だ。薄茶色をしてガリガリな犬、覇気はなく、吠えるでもなく。でも間違いなくそこにいた。おそらく腹をすかせたその犬が、庭に迷い込んできたのだろう。そして親父が飼ってみるか、と思ったのだろう。その時、少しは不憫に思ったのかもしれない。しかし長い日々、飼っていた記憶はない。ある日、病気でもうしょうがないから保健所に連れて行くと言って、自転車で鎖を引っ張って行ってしまった。




保健所に連れて行くということがどんなことなのか、おぼろげながら自分にも理解できたはずだ。極端に無口だった幼少の自分が、なんで?と言ったかどうかはわからないが、少なくとも表情で訴えることはしたはずだ。いまでもその出来事を覚えているということは、親父の行動に矛盾を抱き続けているからに他ならない。あまりに無力だった自分を回顧しつつ、あの犬が何度、来世を繰り返しているのか、そしてそれが満ち足りた日々を謳歌しているものかどうか、案ずるばかりだ。


ぼやき

2023-12-26 17:48:00 | Easy come,Easy go

音楽とかの講師

それは立派な職業で

誰でも出来ることではない

しかし自分自身の音楽を創造し

演奏することでは生活出来ないという

まあ落武者がたくさん

偉そうに動画にまで出て来て

人集めをしたり宣伝したり

ますます信じたくなくなるんだよなあ

見苦しい






2023.01 今泉尚樹さん 個展

2023-01-31 22:39:43 | Easy come,Easy go

2年3か月ぶりに 守谷「かやの木」で日本画家 今泉尚樹さんが個展を開催

ご案内を頂いたので 仕事帰りに常磐道を横風に煽られながら北上し お邪魔した

施錠してお帰りになるギリギリ 車がNBoxだったので始め気が付かれなかったようです

 

先週 職場での帰り際 FD2 Type-Rのリアガラスが乗り込んでドアを閉めたとたん

花瓶が割れるような音がして割れてしまった JAFを呼んでローダーで入院

FD2用の軽量リアガラスは4/30納期

車の保管スペースもないし また割れるのも困るのでFD1用のガラスを使って修理依頼

10日位かかりそうなので 特約のレンタカーを借りて乗っている なのでNBoxだったわけです

前回お会いしたのがつい先日の如く 感じられた

S2000はクーラント漏れで入院中だとか VWで来られていました

作品群は「明るい優しさ」に満ち溢れていました

ご家族共々 益々充実された日々を送られていると感じさせて頂けました

 

それにいつもながらの車談議 短い時間でしたが行けて良かったです

またの機会が楽しみですね

息子さんとNSX もてぎのS字