乗ってみた

今週、FD2 TYPE-Rのフロントガラス磨きを施工してもらった。FD2のワイパーは、ドイツ車並みに太くて押し付けも強く、また前期型は風圧で浮かないブレードのエアロ形状、それに左右2本ともセンター下から左右外側に動くタイプなので、交差する拭き取りガラス面積が大きいこともあるのだろう、擦りキズがかなり酷くなってきたので磨きのプロに任せた。結果、大満足！！小キズはもちろん、走行時、目障りな深めのキズも消えていた。仕上げには、撥水コートを施工。大枚はたいただけのことはある、プロは凄いね。それでこの2週間、タイヤ交換とガラス磨きの時、一晩FD2を預け借りた2台の代車を高速道も含め運転したので、偏見に満ちた感想を書いてみようと思います。

まずは、ホンダ フリード ハイブリッド。


小さなミニバンですか、だからミニミニバン。運転ポジションが決まらず、メーターが非常に見難かった。走り出しふわふわとして、船に乗っているような感じ。速度がのっても変わらず、ダンパーがヘタって抜けているのか？と錯覚した。でもまだまだ新車の匂いのする状態でした。ハンドルが軽過ぎなのと遊びが多過ぎ、感覚的には遊びが、左右それぞれ10cmはあるのではないか？と感じた。それと左右とも実際タイヤが切れる量が、ハンドルを回していくと変わるポイントがあるのが分かった。重心が高く旋回時のロールが大きいのだが、どこでそのロールが止まるのか分からず、横転しそうで非常に不安であった。あとはブレーキが軽いし、フニャフニャ。タイヤもエコタイヤだろうけど、すぐ滑り出しそうな予感ありで頼りなかった。高速道やジャンクションでのカーブは、特に怖い走行であった。床まで踏んでの加速も、音ばかり唸りを上げて、なかなか進んで行かなかった。こんなのが、同じホンダの車なのか・・・安楽さより、安心安全を優先した造りのしっかりとした車にして欲しいと思った。
借り物に、ボロクソ言ってすいません。


つぎは、スズキのソリオ ハイブリッド。


初のスズキ車だ。軽かと思ったら、普通車だった。横幅というか、車内の幅が広いのと、小物収容ポケットの多さが印象的だった。メーターはセンターに配置、輸出仕様で右ハンドルでも左ハンドルでも生産効率が良くコストダウンできるからだろう？メーターが大きいのが救いだが、非常に違和感があった。操作系やサスペンションは、まあこのクラスの普通車は、こんなものだろうと思っただけで、特に印象はない。ジャンクションのカーブでの旋回は、ロールはもちろん大きかったが一定のところで止まって、横Gというより、久しぶりに上半身斜めになったままの旋回を味わった。値段も含めて考えると、フリードより頑張っているなというのが本当のところ、スズキ車が売れているのも頷けた。

2台ともハイブリッドだったが、自分の意志とは関係ないタイミングでの、エンジンとモーターの切り替えとアイドリングストップは馴染めない。それと無段変速のATと、足踏み式サイドブレーキは嫌だねったら嫌だね。1名乗車時はダメだが、サイドブレーキは同乗者が緊急時に車速を落とせるよう、センターコンソールの位置に設置すべきだと思うけどどうだろう。

タイヤ交換 RE070

FD2 TYPE-Rのタイヤだが、溝はまだまだあるし、ほとんど街乗りで１万キロだから、あまり気に掛けていなかったのだが、トレッド面を見ると、４本とも同じ様に亀裂ができ始めていた。ABS作動が早くなったりで、グリップが落ちているのは感じていたけれど。これでは、大きめのリスクを抱えて走行している状態と言わざるを得ない。ネットでは、色々なことを言う人がいるけれど、当てにならない。それにディーラーなど売る側としてみれば、指摘して交換を勧めるのは当然だが、リスクを低減できるのだから、判断できない人は言いなりになったとしても、それに越したことは無い。


ぱっと見は問題なしだが・・・



ガビーン 亀裂だ


2012年の第16週目に生産されたタイヤ
劣化だから仕方なし 精神衛生上も良くないですね

高速道でタイヤがバーストして、路肩に立ち往生していた家族連れの車とか、タイヤの破片が散らばっていたりとか、何回か見たこともあるし、高速道を走る機会が多いので早めに交換した。

BSならS001とかRE71R、ネオバやディレッツァという選択もあったが、やはり開発時の純正装着タイヤのRE070にこだわった。年末に発注して1月の半ばには入荷、自分は極力純正にこだわるから、これが良いのだ。



2015年の第46週目だから昨年の11月生産品で4本揃った

それでいままでホイールバランスを取るためのウェイトが付いていたところが、両面テープを剥がした際にホイールの塗装まで剥がれてしまっていた。白塗装ホイールは、汚れや塗装剥がれが目立つ。タッチアップは苦手なので、貼るだけシートを買ってきて補修した。白だけではなくパールホワイトもあったのが有り難い。チャンピオンシップホワイトはベージュがかっているから。


クレームつけても対応は目に見えているし仕方なし


スマートに処理できたから良しとしよう



これで安心 ハイカム解禁だ
しかし予定外の出費 価格は相変わらず高かったからなぁ・・・

青空駐車の朝

積雪地帯ではないが、暖冬から一変し極寒の冬、朝のスタートは霜が凍りついている日が多くなりました。お湯をペットボトルに入れて持っていき解凍する方法もあるが、すぐに再凍結し易いし、熱いお湯を用意するのも手間が掛かる。暖気をして中からガラスを暖めるのは、アイドリング状態が増えて車に良くないし、時間が掛かり過ぎる。良い方法がないかと思って、KUREのアイスオフという解凍スプレーを試したら、楽チン楽チン。いままで何やっていたのだろうかと思った。これでワイパーでガリガリやって、擦りキズを付ける事もなくなるだろうから、キズ取りガラス研磨のメンテに出してスッキリさせることにした。


こんな風になっていると遅刻してしまうよ


上から左右に分けて赤い線のようにスプレーする


一瞬にしてこうなって再凍結防止効果もあるので
早めにワイパーで拭って発進しましょう



おすすめです
KUREアイスオフ

見た 触れた 座った FK2

出掛けたついでに、展示してあった新型シビックTYPE-Rを見てきた。
ハッチバックは好みではないのだが、その点に関しては抵抗が少なかったように感じる。
それよりも、いくつか思うことがあった。実車を見て、絶対にほしい！という感じではなかった、というのが正直なところ。NSXが控えているが、今現在のホンダのフラッグシップなのだけれど、少し不満あり。S660の方が、ワクワク感はあったと思う。まあ実走行したわけではないので、勝手な戯言です。


グリルやホイールが、艶ありブラックで安っぽい。




エアダクトは良いが、族車の素人叩き出しオーバーフェンダーか？？


ボディパネルの質感というか重厚感の無さは、FD2譲り。とても428万円する車のそれではない。
輸入車なのだから仕方なしか・・・国内生産なら298万円というところ。
指定空気圧はフロント240ber リア220berだ。左側Bピラー下に車台番号プレートがあるのは、FD2と同じ。



フロントのみが、ブレンボでドリルドローター。リアローターのサイズがやたら小さくて大丈夫なのか？


シートに座った感じは、FD2と変わらない気がした。シフトノブも同じだ。


Moduloのオプションホイール、4本セットかと思ったが、良く見ると１本19万4千4百円だそう。
これをつけると500万円オーバーカーだ。色は良いが、純正で十分。

TYPE-Rは、そのとき持っているホンダ最高の技術を投入した車のはずだから、性能は折り紙つきなのは間違いないのだろうけど・・・張りぼてロボット的なデザインはいかがなものだろうか？それとチャンピオンシップホワイトとブラック以外に、ミラノレッドを国内販売にも設定して欲しかった。