レコードやカセットテープ時代の いまではもうビンテージと言えるスピーカー
BBCのモニタースピーカーと言う血統の「スペンドールLS3/5A」を自室のコンポに組み込んで使うことにした
11cmのウーハー 2cmのツイター 密閉式 重さは5㎏位 サイズからすると高価な部類だろう(確か¥85,000×2)
リビングにセットしていたが アンプが不調になったこともあり紫外線とエアコンの風に晒されているだけになっていた
オークション行きかと思ったが 試しに自室に持ち込んで鳴らしてみたらさすが名器と言われているだけあって古くなっても
この数年使っていたタンノイのマーキュリー(バスレフ 白木が良い感じだが)より格段に良かった
それでタンノイには押し入れに行ってもらった
横にしてセット ツイターを左右とも外側にするとより音の広がりが得られる 高さ50cm位のスタンド使用
これが正統派ブリティッシュサウンドと言うのか バスレフスピーカーのように開放的な鳴り方ではなく
緻密でソースに入ってる音はきちんと出していますよ と言うような感じで特定の音域を強調することはない
解像度 透明感 レスポンスをとことん追及してはいない それらは人間の耳で程良い具合にチューニングしているのだろう
ナチュラルで構えて聴いても BGM的に聴いても疲れない音だ デジタルにも十分対応している
ドンシャリに慣れたひとやメタル系ハードロックには物足りないかもしれないが
自分は古めのロックやピアノソロがメインなので 良い具合
最近はこれで「doors」 や「Jimi Hendrix Band Of Gypsys」のライブをCDで聴くのが癖になっている
CDが出始めたころのナカミチ製レシーバー「SR-40」に
オーディオテクニカのSUPER pc OCC(かなり高価 数万した)のスピーカーケーブル
CDプレーヤーも同シリーズのオーディオケーブルでつなぎ万全だ
本物は粗末にしてはいけない 古くても大切に使って行かないと
現在は進化バージョンが発売されているようで もし次回買うようなことがあれば 最有力候補となるであろう