HONDA RACING SPIRITS / Reborn Tomorrow

「S2000」「FD2 TYPE-R」「FL5 TYPE- R」
車とその周辺のこと そのほか気ままに感じたこと

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 1

2018-11-30 21:20:51 | Easy come,Easy go

大山美信

1984 風土-彩られる青春 一陽展30周年記念 出展作品より引用

 

大山美信

1974 風土-燃えるガラス玉 一陽展20周年記念 出展作品より引用

 

大山美信

1978 パリ風景(Watercolor) 個人所有 贈答品より引用

 

大山美信

1990 転生・ハートⅡ 個展 案内状より引用

 

大山美信

1993 黒の諦観 個展 案内状より引用

 

 

1991 ザザンポシリーズ 〔偶景〕 個展 作品カタログより引用

大山美信

大山美信

 大山美信

大山美信

大山美信

大山美信

大山美信

大山美信

大山美信

 

 

 

 

 

曾我蕭白 長谷川等伯  村井正誠 ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky) サルバドール・ダリ (Salvador Dali) 

アルヌルフ・ライナー (Arnulf Rainer) ジム・ダイン(Jim Dine) ロラン・バルト(Roland Barthes) アンシダン(Incidents)

偶景 一陽会 ザザンボ BODY 薔薇刑 墨景  OHYAMA,Bishin みゆき通り  田村郡 並木通り 日経アート 1997

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フジコヘミング ピアノコンサート2018

2018-11-23 00:53:53 | Easy come,Easy go

一昨日 フジコヘミングさんのソロコンサートに行ってきた

数年前に初めて行って 何かスゲー良いもの観て聴いたなと思って帰ってきた

CDの音なんて 所詮ニセモノと改めて確信したものだ

今回は2回目 クラシックのライブ(というのか?)はこの人だけ

CDでは大御所ルービンシュタインほか 10名弱だが少しは聴いている

好きなのはピアノソロのみ 自分はピアノは弾けない というか そもそも正式なやり方での音楽演奏はできない

我流のロックギターと下手な歌 作詞作曲が出来るだけ

だからピアノは癒しであり 憧れの対象でもある ショパン ラヴェル ドビュッシー 等々

(ジミーペイジはショパンの「プレリュード」を電気ギターでやってました・・・)

 

銀座みゆき通りを渡ってすぐの会場へ  定員300人位 前から4番目で左45度後ろから観る感じの席だった 右手の動きが良く分かった

40分の前半を終え 20分の休憩の後 アンコール含め後半60分のコンサートだった

フジコ・ヘミング

2018 ピアノ ソロコンサート パンフレットより引用

 

前半はブルーの洋服を着物風にまとっているかのようであった 後半は衣装替え 着物をマントのようにまとっていた

視覚的にも楽しませてくれる  「きょうは腰と脚が痛く お恥ずかしい姿で」とのこと 歩くのが辛そうだった

だが あの年齢であの演奏 相当にパワフルだった

そして会場になっているホールの音響が 耳にキンキン来る感じで酷いことも重なり

(ライブ過ぎ 満席なのにもっとデッドじゃないと・・・木を使うのが下手というか

楽器もそうだが ダメなメーカーだ 人の耳じゃなくて測定機器で決めているのだろう)

今回は 棘のあるやっつけ仕事的な演奏に思えてしまった 早く終わらして帰りたかったのかもしれない

 

だけど それもまあ奔放で良いのではないのか 素人の自分でも音が抜けたとか もたったとかも分かったけれど 別に腹は立たない

プレーヤーじゃなくて唯一無二のアーチスト エンターティナーですね だからコンクールの賞がどうこうとか 再現性とかどうでもいい

また他人の言うことを聞かないで 自分で何から何まで決めてやるというのは ロックしてます 

それに あの存在感だけでも納得させられる クラシックで他にいるのか あんな人

プライベートではくわえ煙草のようだが もしステージでやったら 大革命だ ロックでは当たり前だが

 

使っていたピアノだが 数年前の時はビンテージでピッチが若干怪しい感じがあったが 演奏と音質がマッチしていてとても良かった

今回は海外製だが 割と新しいものでクリア過ぎる感じがして その使用ピアノと会場が フジコヘミングさんとミスマッチであった

演奏自体 ビンテージからアンティークの域に達しているのだから メロディを大切に 歌うように奏でる

そして分厚い両手の効果か 倍音が極端に豊かな音が出てくる・・・ それが 前面に出て来ていなかった

 

正式にクラシック音楽の世界にいる方々からは 特に悪評のようですが 数々の逆境にもかかわらず 継続した者 勝ちということでしょう

悔しかったら世界を股に掛け あれだけ人を集めたり CDやDVDを売ってみればと言いたい 悪評は嫉妬にしか思えないですね

完璧なテクニックでミスなく 血の滲むような努力がむき出しになって 聴く者に背負い投げを食らわすような演奏者は沢山いるようですが

つまらないし 疲れるし 聴く者が入る隙 余地が全くないと言うのでは 専門家のための 狭い世界での演奏者で終わっている

ということでしょう クラシックに限ったことではなく また楽曲にも言えることと思う

 

14歳のころの絵日記が本になっていたので 買ってきた

フジコヘミングさんの絵は暇つぶしで奔放にやっていて 好きなイメージとそうでないものがはっきり分かれるが

ヘタウマ感覚がとても良いのです リトグラフを数枚 持っている

フジコ・ヘミング

「フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記」より引用

 

またフジコヘミングさんの ピアノソロ コンサートを観に行く

こんどは初回同様 定員1,200人位の会場を狙って行こうと思う

 

12/2 追記

きょう本を読んだら やはりと思ったことが書かれていた

「フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記」の記述 「ピアノの音色」より引用

~彼(レオニード・クロイツァー)にピアノを習って本当によかったと思うのは「歌うように弾きなさい」と

いわれたこと。譜面通りではなく、音と音の隙間を長くしたり短くしたり、誰かが歌っているように弾きなさい、と。

機械のように正確に弾きなさい、なんてひと言もいわなかった。もし、私のピアノが他の人と違うとしたら、

それはクロイツァーのおかげだと思います。~

 

いまでも 10代の頃のメンターの教えを実践しているということだ

自分が感じていた通りだった ということのようだ

それと煙草は18歳からだそうで カッコいいと言われたから止めないそう・・・

けっこうロックなんだな

 

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周知の事実

2018-11-18 00:40:03 | Stupid Self

ひとの営み

すべてに意味はない

周知の事実

7才のときには気付いていたさ

計り知れない宇宙の中の砂のひと粒のような地球

そこにいるちっぽけな存在が始めからあってもなくても

別にどっちでもなにが問題なのかと思っていたさ

夜の空の宇宙の彼方を考えてみては

頭が重くぐらぐらして来たものだ

意味はないけれど

いつ何時も時間をつぶしているのだな

ひとそれぞれどんな風にそれをしているかは違うのだけれど

ひとの営み

すべてに意味はない

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大山美信 先生 / Bishin Ohyama~アーカイブ

2018-11-09 20:18:53 | Easy come,Easy go

1995 「3人の接点」  案内状より引用

 

大山美信

大山美信

片岡 昌   1932-2013

大山 美信  1947-2013

重村 三雄  1929-2012

 

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 1

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 2

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 3

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 4

 

 

 

 

曾我蕭白 長谷川等伯  村井正誠 ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky) サルバドール・ダリ (Salvador Dali) 

アルヌルフ・ライナー (Arnulf Rainer) ジム・ダイン(Jim Dine) ロラン・バルト(Roland Barthes) アンシダン(Incidents)

偶景 一陽会 ザザンボ BODY 薔薇刑 墨景  OHYAMA,Bishin みゆき通り  田村郡 並木通り 日経アート 1997

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大山美信 先生のこと~記憶の中のことば / Bishin Ohyama

2018-11-08 22:33:11 | Easy come,Easy go

大山美信 先生のこと~記憶の中のことば

 

 

「この世界じゃ 60才なんて まだまだ ひよっ子だと言われるからな 80 90になっても現役でやってるのがいたりする」

 

「大人が描いたのなら上手いけど 子供が描いたのなら下手だ」(幼稚園の教室 他の生徒が何かの絵を見せての返答 意味深だ)

 

「何をもじもじしてるのかと思った」(幼稚園の教室 極端に無口な小学生 足りない絵具の色があることを言い出せなかったこの自分)

 

「道具ばかり良くてもダメなものはダメ 写真も絵も」

 

「これはつまらないねぇ」(美術誌を見ながら後輩と思われる方と芸術談議 70年代してた)

 

「それは評論家が言っていることだからな」(先生の作品の論評を読んでいる自分に対し 実際は違うぞとばかりに)

  

「ヘタな合成だな」(買ったばかりのレコードを持って 先生の個展に行った時)

  

 

「エマーソンレイク&パーマーとかな」(ロックの洗礼を受けた自分に  先生は家具のようなオーディオセットでクラシックを聴いていた)

 かなり記憶が曖昧 「ピンクフロイド」だったかも・・・でも「展覧会の絵」だから ELPだ きっと

 

「何でも いじくり回して壊すんだよ 放っておけば良いのに」(アトリエの外で 車のエンジンをいじっている人を見て)

真冬のアトリエ テレビでアニメの「アルプスの少女ハイジ」をやっていた 再放送だったはず

帰り道 乾燥し冷え冷えとした空気がなぜか とても心地良く 夜空の星がたくさんキラキラしてた

自転車の荷台に絵具箱をくくり付け ガタゴト橋で川を渡った夜の道

「人の髪の毛は最初に緑や紺を使うと深みが増す 塗りつぶさないで一本一本 線で描いていく」

 

「〇っくん トンするよ」(息子さんがハイハイ まだ小さい時に)

 

「とにかく本を読む そうして絵を描く」(本をたくさん読み 共感し得た観念を反映させるように絵を描くのだと理解している)

 

「たるむものは たるませておけば良い」(何のことだったか・・・作品に垂らした半紙のようなものの皺を見てか)

 

「 オーイ 〇〇〇君 描けたか? オーイ」(寝室からアトリエの自分に ひどい二日酔いの先生)

 

「モノクロだよ 写真はモノクロ  カラーはポジで撮って残しておけば良い そのまま見れるから」

「親がうるさいのだよ」(中学生に水割りを勧めないで下さい 自分が断ったのでプンプン不機嫌な画廊の方に)

 

「ジャンジャカ 朝から晩までやってれば上手くなるよ それと同じ」(バンドを引き合いに出して)

 

「うーん わかる わかる(相槌)」(個展の帰り 酒の席 自分の主張がわかってもらえた しかし何を主張したのか 思い出せない・・・)

 

この一か月ほど 先生のことを深く思い出し 画像を添えて文字にして整理したつもりです

書きたくても書けないことや 恥ずかしくて出せない当時の自分の油絵もありますが

私の最大の恩師である 大山美信先生への鎮魂の祈りとさせていただきます

また国内のみならず 業界の節穴が 大きく開く日が来ることを願っています

 

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 1

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 2

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 3

大山美信 先生 / Bishin Ohyama~Works 4

 

 

 

 

曾我蕭白 長谷川等伯  村井正誠 ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky) サルバドール・ダリ (Salvador Dali) 

アルヌルフ・ライナー (Arnulf Rainer) ジム・ダイン(Jim Dine) ロラン・バルト(Roland Barthes) アンシダン(Incidents)

偶景 一陽会 ザザンボ BODY 薔薇刑 墨景  OHYAMA,Bishin みゆき通り  田村郡 並木通り 日経アート 1997

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