りんどう仲間と東京都青梅市にある御岳山へ行って来ました。
先日車山に行った時に使った青春18きっぷが残っていたので使い切るためと、
花が余りないこの季節、唯一咲いている れんげ しょうま(蓮華 升麻)が見頃という
情報が入り出かけましょうということになりました。
始発電車に間に合うように家を出ました。天気予報では曇りでしたが、
時々霧雨が降ってます。
電車を乗り継ぎ御嶽駅には8時45分に着きました。
途中薄日も射したりして喜んでいたのですが、
立川を過ぎると私たちと同じ格好の人たちがたくさん乗ってきました。
こんな天気なので行く人がいないのでは?と思っていましたが、
どうしてどうして心強いかったです。
御岳山へ行くにはJRの御嶽駅からケーブル下までバスが出ています。
10分程で到着します。
ケーブル下からケーブルの駅 滝本まで急な坂道を歩きます。
ケーブルは6分間で御岳山駅に着きました。
御岳神社へは参道を行きますが、私たちはまず、れんげ しょうまの群生地へ向かいます。
リフトに乗り御岳平駅から数分で大展望台駅に着きました。
あいにく小雨が降って、山道がぬかっているのでとても歩きづらかったです。
写真ものんびりとれません
唯一 雨のお蔭でしずく が撮れました
群生地を過ぎると立派な御神木が見えました。
夫婦杉・子授檜・安産杉が有ります。
古くより縁結び、子宝、安産祈願の神社として、
また
長寿の神様としても厚い信仰を集めているそうです。
このあとは 御岳山へ向います。
階段がずっと続いているので、ゆっくりゆっくり登りました。
やっと山頂の武蔵御岳神社に着きました。
本殿は改修中です
しかし参拝者は沢山来ていました
参拝が済み、来た道を下ります。
下りになるのでルンルンです。道の両側にはお店があり呼び込みが賑やかです。
お昼の時間には早いのですが、朝が早かったのでお腹が空いてきました。
「お弁当を食べる人は無料でお茶を差し上げますよ」と明るい声に魅かれ
眺めが良さそうだしきれいなお店だったのでお世話になることになりました。
確かに高台で晴れていれば最高の眺めなんでしょうが今日は
ところが、窓の外に珍しい きれんげ しょうま が咲いていました。
名前の通り黄色い花です。 雨に濡れた葉の緑が鮮やかで綺麗
鳥のえさ場がすぐ近くに作ってあるので小鳥がひっきりなしに食べに来ます。
時には大きな鳩まできていました。
食後にコーヒーを飲んだり、ソフトクリームを食べ、
ゆっくりと休憩させてもらいました。
無料といわれても何かしら食べたりお土産を買ったりしますよね~~
商売上手
とても感じの良いお店だったので今度(紅葉の時に予定)来る時には
寄らせてもらいますね~と約束して出てきました。
お店を出たところにとてつもなく大きな木が
立て看板を見ると樹齢1千年という欅の木です
長~い長~い年月を経て今ここに。。。
ケーブル・バスを乗り継いで御嶽駅に着きました。
まだ1時を過ぎたばかりです。
雨も大したことないので御岳渓谷を散策することにしました。
多摩川沿いに遊歩道が作られ歩きよく出来ています。
川では、カヌー教室でしょうか?
コーチらしき人が見本を見せひっくり返って起き上がる練習をしたり、上流に引き返したり、
続いて生徒が同じ事をやっていました。
ラフティングをやっている人は急流でキャー キャー
ボートに乗っている人はかなりスリルがあるのでしょうね
釣りをしている人もいました。
私たちはそんな様子を眺めながらのんびりおしゃべりを楽しみながら遊歩道を歩きました。
沢井の「寒山寺」に寄りました。
この寺の由緒は、明治18年、時の書家が中国 蘇州の寒山寺に遊学した折、日本寒山寺の建立を願って
釈迦仏木像一体を託されたそうです。
日本に持ち帰り、適地を求めて日本全国を遍歴中、幽すいでありながら交通の便がよく、人心の素朴な
沢井に決め、地主の尽力によって昭和5年に落慶したそうです。
橋(欅橋)を渡った直ぐの崖に建てられた小さいながら趣のあるお寺です。
渓谷散策も満喫したので川沿いから青梅街道の方へ出ます。
御嶽駅から一駅歩いたことになります沢井駅近くでした。
この辺りは気になるところが沢山有り 豆腐ゆば料理の「ままごとや」・
お蕎麦屋・カフェ・櫛かんざしの美術館 等々
今度来た時には是非寄りたいね~と話していました。
2時半です。そろそろ帰るとしましょう。
大宮で夕食をして8時ごろに家に着きました。
雨には降られてしまいましたが、満足な一日過ごすことが出来ました。
一緒に出かけてくれる友に感謝です。