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パナソニックインダストリー、坂本社長退任 引責は否定(日経2025.2.28)

2025-02-28 13:15:48 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


品質不正問題を受け記者会見した坂本社長(24年11月、大阪市)

 

パナソニックホールディングス(HD)は27日、電子部品などの事業を担うパナソニックインダストリーの坂本真治社長(65)が3月31日付で退任すると発表した。

後任には4月1日付でインダストリーの小沢正人副社長(53)が就く。

 

パナソニックインダストリーが製造販売する電子材料や部品を巡っては、顧客との契約で定められた仕様や性能を満たさない品質不正が多数発覚している。

2024年11月にはそれまでに明らかになっていた不正と合わせ、問題の品番が計約5200品番にのぼることを公表し、坂本氏らが記者会見で謝罪していた。

 

パナソニックHDは27日、一連の問題に対する経営陣の責任について「外部調査を実施し、取締役の善管注意義務違反などに該当するとは認められなかった」と説明した。

坂本氏の退任は「在任年数などを考慮し、新たな社長のもとで成長を目指す狙いで、引責ではない」とした。

 



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