わかりにくい写真だが、たぶんこれは、あんがい、珍しい毛糸だとおもう。
先日のキルトフェスで100グラムの一玉を買ってみた。
後ろの編んだ物を見るとただの段染めの毛糸のようだが、
何しろこの一本の毛糸はほそ~い糸15本ほどを合わせて出来ている。
おまけに撚りがまったくない。ただあわせてあるだけ。
このお店のおじさんが自分で糸を合わせて作ったらしい。
15本のうちの一本でも替えたらまた違う表情が出てくるのだろう。
大量生産とは違って、こういう手作りも面白いなと思う。
が、逆に、後でもう一玉欲しい、なんて事は望めない。
編み地は綺麗な色の変化を楽しめるが、
編むときは糸がばらけないように一針一針、細心の注意が必要となる。