北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

青木山荘 http://www.aokisansou.com

HP http://rie-aoki.com 

Mariさん

2005年03月30日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
Mariさんというロンドンの大学で心理学を勉強している友人にコーチングの練習相手になってもらっています。彼女は、英語、イタリア語、北京語、もちろん日本語をあやつる才女。
話していると本当に頭の良い人の思考回路はこうなっているのかと感心させられることばかりです。

そのMariさんがこのブログを見て、感想を送ってくれました。
そこに彼女のお気に入りのブログの紹介もありました。
「内田樹の研究室」http://blog.tatsuru.com
ちょっと硬い文章で難しいのですが鋭い視点で若者や子供達のことを論じています。
山田昌弘の本「希望格差社会」の文の中の不良債権化する元若者達の話、またオレ様化する子供達の話は、ぎょっとさせられました。


Mariさんのメールより
・・・そこでこの著者、山田昌弘を検索して終いにはRandolph Nesse
というミシガン大学の精神医学者でにまでたどり着きましたの
ですがどうやってやったかが自分でもわかりません。

いわく「希望は努力が報われるという見通しがあるときに生じ
る」

人の心の持ちようがその人の人生を左右する。という一点が共
通しています。

それはこの間感動して読んだ疫学の教授が書いた本、Aging with
grace(
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887243650/qid%3D1111481942/249-5189362-3117160
 )でも同じでした。

その心の整理があまり上手でない人がいる。そのお手伝いが理
恵さんの行っているコーチングですね。

と、きれいにしめくくってくれました。
“そうなんで~す!!!”
胸にストンと落ちた感じ、納得した思いがしました。
自分に必要な情報を提供してくれる友人は貴重だと心から思いました。

春です。黒猫ベルもチャレンジ成功!

2005年03月27日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
白銀の世界、蓼科から春爛漫の鎌倉へ帰ってきました。3日前には蕾だった木蓮も100個位白い花を咲かせています。厚みのある花びらは天に向かってバンザイしているようです。

あまりにも良いお天気だったので、天園ハイキングコースを歩くことにしました。
このコースは、我が家のすぐ先から建長寺の山頂を通り、瑞泉寺までのコース。
森の木立を抜ける結構ハードな2時間半コースです。
今日の主役、我が家のベルは、NYの動物保護教会でもらってきたハーレム生まれの8歳のメス猫。
真っ黒で、気まぐれ。餌の欲しい時にしか擦り寄ってきません。
NYではりすを追いかける野生児だったのですが、帰国してからはお昼寝専門の怠け猫になってしまっていました。せいぜいついてきても門の前までです。

そんなベルが今日に限って、てくてくと坂を上ってついてきます。
「迷子になっちゃうよ~」と言いながらも声をかけるとどこまでもついてきます。
道行くハイカーの人たちからも「猫のお散歩珍しいですね~」
「犬かと思ったら猫だったのね」と言われつつ、森の中の笹の小道をついて来ます。
そしてついに建長寺の上の半僧坊の所までついてきたのです。
あのわがままなベルが、私たちをひたすら信じてついてきたなんて信じられない思いです。
半僧坊の見晴台では、一休みしている人たちから「これ、カラス猫」「クロネコヤマト」と声をかけられちょっとした人気者。私も「家からついてきちゃったんです~」と鼻を高くして宣伝するのを忘れません。
でも、ここまで来ると、かえって無事ついて帰れるかが心配になってきます。
片道だけで40分位かかったでしょうか。。。
夫は、猫に甘く「よしよし、抱っこか」なんて言い出す始末。
途中抱っこもしましたが、頂上で立派なウンチもして、ベルも無事家まで戻ることが出来ました。
今思い出しても、よくつてきたなと信じられない思いです。途中で挫折せずゴールを一緒に達成できた事は、嬉しい気持ちで一杯です。
猫にまでコーチングをして感動している私はヘンだな~と可笑しくなってしまいます。
あ、でもそういえば、共育コーチング研究会の長谷川コーチも犬にコーチしていたっけ。。。

打楽器奏者 竹島悟史さん

2005年03月21日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
竹島さんは、自作自演の曲を国内外で発表、芸大では打楽器を専攻し現在、N響、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして、また洗足学園大で教える傍ら、ピアニスト、作編曲家として幅広く活動しています。

実は彼が「大学では、打楽器を専攻したい。でも将来打楽器で食べていくかどうかはわからない」と言っているらしいと聞いたときは、「ううむ。そんな甘い考えで大丈夫か。。。」と唸ってしまいました。打楽器といえば、面白そうだけれど、オーケストラでも地味な存在。
彼は、いつも中心で輝いているタイプだったからです。

でもそんな彼と15年ぶりに偶然再会したのは、あるコンサートでの事。
「このシンバル、すごく上手いな。」感心してプログラムに目をやると、なんと竹島さんの名前が!
ビックリすると同時に感動してしまいました。
オーケストラを支えつつ主張のある演奏だったのです。

思えば、彼の小学生時代もカウベル1発たたくのに命かけていたっけな。
マラカスがない時は、とっさに鈴を両手で握り締めて音を押さえてマラカス代わりに使う知恵も持ち合わせていました。
やはり、打楽器奏者は、天職なのかもしてません。

8歳だった悟史君も今や29歳。
堂々として、この人と仕事を一緒にしてみたいと思わせるようなオーラが出ています。
今後の活躍を注目しています。

2005/3/26
三鷹市芸術文化会館
自作自演のコンチェルト(今曲を書き上げ中)

2005/4/25(月)
神谷百子、竹島悟史デュオコンサート      洗足学園前田ホール

N響若手メンバーのコンサートに行ってきました

2005年03月14日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
N響などで活躍する若手メンバーたちが結成した室内オーケストラARCUSの第1回コンサートに行ってきました。そこで、活躍するパーカッションの竹島悟史さんは、私のヤマハの講師時代の生徒第1号です。
当時大学出たての私は、まだ2年生の竹島悟史さんのいるクラスを受け持つことになりました。
ヤマハ専門コースは、オーディションで選ばれた優秀な子供達のクラスで、ピアノの他に作曲やアンサンブル、ソルフェージュなど幅広く高度な音楽を学びます。
どの子も賢く、打てば響くような素晴らしい子供達との出会いで、私は我を忘れてレッスンに打ち込む日が続きます。

竹島さんは、素直で感性豊かで夢の実現の為ならどこまでも頑張れる強い精神持ち、器用ではないけれど可能性を秘めた子供でした。
曲を作り楽譜にしていく作業は小学生にとって本当に大変な作業です。
そんな子供達を励まし、やる気にさせるのは、先生の腕の見せ所。
ピアノ曲だけでもやっとなのに いつの間にかイメージが膨らんでアンサンブルやエレクトーンの曲に仕上がってしまうことも度々ありました。(続...)

3月の歌舞伎に行ってきました

2005年03月14日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
日曜日に鶯の初鳴きを聞きました。ケキョと一声。
なんだかとっても嬉しい1日を過ごしました。
さて、金曜日にねじ花さんと娘と3人で歌舞伎に行ってきました。
我が家は、大の歌舞伎好き。季節ごとに帰国した娘と出かけています。
木村やの桜アンパン、三越地下のお弁当を買って歌舞伎座の赤い絨毯を踏みしめ、
売店でおやつをゲットしてイヤホーンガイドを借りたら準備ok。
後は、ゆっくり半日お芝居見物で日常を忘れます。

歌舞伎は初めてというねじ花さんは、玉三郎の気品ある存在感に感動していました。
なにしろ立っているだけでも何かが違います。
演奏するとオーラの出るピアニストはいるけれど、立っただけで凄い!っていう人を
知っていますか?
フジコ.へミングが舞台袖からアフリカの王様のようにゆっくりと歩いてきた時はオーラを感じました。心のこもったお辞儀も印象的でした。
演奏以上に。。というのがちょっと残念。
でもこれも大切な要素かもしれません。
皆さんもオーラのあるピアニストを知っていますか?