先日、アッパーイーストのまゆとも広場で行われた「自立した子どもと輝くママのためのコーチング講座」には、私の大好きな鈴木世津子コーチも来てくださいました。
左側の白いシャツの後姿が世津子コーチです。
世津子コーチも私と同じ、コーチエィのCTPでコーチングを学ばれ、ニュージャージーで、キャリアカウンセラ―としてご活躍されています。
静かでいつも控えめで、頭の中がきちんと整理されている世津子コーチは、ドタバタしている私としては見習うところが多く・・・
今回も「お母さま方のお子様を思う気持ちに胸がいっぱいになりました」と胸に手を置いて優しくおっしゃられ(なんとステキ)、
私も「講座のフィ-ドバック、お願いします」とのお願いに静かに頷かれてお別れしたのでした。
そして、覚えておいてくださったのですね。
送られてきたフィ-ドバックが、FBのお手本のような素晴らしさ!
感動しました~
鈴木コーチにご了解いただきましたので、皆さまにも見ていただこうと思います。
その前に、コーチングでいうフィ-ドバックについて、簡単に書きます。
一言で書くと「感想を述べること」なのですが、ただ「思ったことを言う」のではありません。
相手の成長を願って、客観的に伝えるのが、コーチングのフィ-ドバック。
セッションで使うフィ-ドバックは、『目標に向けての軌道修正のこと』になります。
コーチは、気づいたことを評価、判断を加えず、記述的にクライアントに伝え、
自分の感じたことはIメッセージ「私は~思う」で伝えます。
大切なことは、自分の伝えるフィ-ドバックは自己責任だということ。
また、受け取る方も、もらったフィ-ドバックを取り入れるか取り入れないかは、自己責任で決めます。
ですから、たとえ年齢や立場が違っていたとしても、信頼関係のもと、忌憚のなく伝えるべきことをきちんと伝えるのです。
そして、厳しいフィードバック、最を伝える時も、最終的に「相手がもらって良かった!」と思えるようなフィ-ドバックをコーチは目指します。
(マザーズコーチ養成講座ではステップ3の第1回で2時間かけて、フィ-ドバックを学び、練習します)
~~~世津子コーチのフィ-ドバック~~~
先週土曜日のコーチング講座のあと、昨日はご自宅で別バージョンも展開されているのですね。
すっかり波に乗り遅れている私ですが、遅ればせながら講座に参加させていただいてお礼と
自分用に振り返りをした時のメモから、少しだけシェアをさせてください。
・ データが有効に使われていた。
日米中の子供たちの自己肯定感の数字など、お話の中にデータが登場するとアクセントにもなり、
記憶にも残りやすい。
データの出どころや何年のものであるか、も きちんと&さらっと触れていらっしゃるのはさすがだと思った。
・ 参加者との会話がしっかり双方向型だった。
理恵さんからの質問に対して、(質問の)意図とは異なるような答えや質問が来た場合にも、
必ず、まずそれに対しての対応をされたうえで 素早く軌道修正をされていた。
答えた方も他の参加者も同じように「尊重されている」ことを感じる事ができた。
・ 「感情表現辞典」(辞典のタイトルはこれでよかったですか?)の話題が出た際に、
皆さんいっせいにメモを取っていた。ママたちにニーズがあることがわかった。
・ 「傾聴」「承認」「質問力」などパートナーを変えて短い対話をするごとに、
「これは次回の〇〇の回に詳しく練習しますよ」と次回以降の案内が入っていた。
一方、当日の流れについては、特別な説明が無く
(流れがスムーズだったので、これが理恵さん風かな、とも思いつつ)
最初に大体のタイムスケジュール( エクササイズを何回するのか、何時に終わるか、休憩の有無など )を
お知らせ頂くのも良いかな、と思った。
・ 全てにおいて、ママとして、そしてコーチとしての経験の豊かさによる自信が感じられ、
参加者の信頼感がさらにアップ。
・ 比ゆ表現の豊かさ&巧みさと、切り返しの臨機応変さ。
・ 改めて、綺麗なお声と唄うような抑揚、リズム。
・ 最後に詩を読んでいただいたところで、各自目をつむって聴くことで、
自然と心を落ち着けて振り返りをする事が出来た。
瞬時にして会場が さわーっ静寂になり、皆が深く自分自身と向き合う中、清浄な空気が流れたのを感じた。
以上、気がついたままに。
改めて、良い勉強の機会を与えて頂いて 本当にありがとうございました。
では、理恵さま どうぞ良い週末を。
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講座でお話ししている時は、夢中ですから自分が見えない。
ですので、今回、世津子コーチから客観的なフィ-ドバックをいただいて、安心感と気づきを得ることが出来ました。
仲間がいるって有難い!
私も役立てるようになりたいと心から思いました。
こちらが感情表現辞典、谷口コーチに教えてもらいました。
ちなみに、いいことはどんどん教えてくれるし、何でも紹介しあうのが私の知っているコーチの世界。
とっても気持ちがいいんです。