引越し

正味３ヶ月半住んだ、キングストンのタウンハウスから、ロンドン市内のGloucestr Roadのアパートへ引っ越します。

キングストンの住まいは、私のピアノの音を心配した夫が見つけてくれた、郊外の家でした。
でも、結局、スタインウエイは持ってこれず、替わりにヤマハのサイレントアンサンブルを購入して持ってきました。
キングストンでは、ピアノの生徒さんを探すのも難しそうです。

ということで、音の心配なしに都会で楽しく暮らそう!となりました。
写真は、今度住むアパートの中庭です。
住民だけが鍵を持って入れる秘密のガーデン・・・

４階の屋根裏部屋のフレンチコテージ風の部屋は、明るく風通しがよいのです。
それに大家さんの自慢は、若い頃のアンドリュー・ロイド・ウエバーがこのアパートの地下に住んでいたということ！

「良い気が流れている・・・音楽家が住んでいたなんて、何かご縁があるかも」

引越しは、５月３日。
もうすぐです！

赤いレストラン

お土産を手に、ロンドンで最初のピアノレッスン希望の方に会いに行きました。
女性インベストメントバンカーです。
スタイルが良く、毅然として、かっこいい！
新しく引っ越す家で、早速レッスンを開始が決定です。

その夜は、夫とロシアレストランNIKITA'Sへ

なんとも摩訶不思議な真紅とゴールドの魔女の洞窟のような家です。
ろうそくのともし火が揺れる怪しいお部屋。
バラライカとアコーデオンの演奏がロシアの旋律を奏でます。
ここはいったいどこ？

オセトラキャビアのおいしかったこと！
ブリニもふっくら焼きたてでおいしい。。。
お店の人に教えてもらった通りに、サワークリームと玉葱、ゆで卵の上にキャビアを乗せようとする私に

「それじゃJALの機内で食べるキャビアと一緒だよ。こうやってスプーンですくって食べないと。。」

う～ん。１ヶ月の単身赴任で苦労したんだな。
Mr青木、大盤振る舞いです。
ウォッカの杯を重ね、かわいいピロシキと熱々バターがじゅわ～と溶け出すキエフチキン。ビーツがたっぷりのボルシチも！

暖かく、素朴なロシアの味に酔いしれる私たちです。

よし、あしたも頑張ろうっと！

上海みやげ謎の３種

こちらは、加藤ウォーバーグ啓子コーチの上海みやげ。
上海に長く暮らした真理さんの推薦の品を４８時間しか滞在しなかったにもかかわらず購入してきてくださいました。

中華料理のレトルトに見えますが、なんと！
おつまみのようなお菓子なのだそうです。
１箱、約80円！

黄色い箱は、江南地方特産の干したお豆腐。
味付けは辛いマーボー豆腐風。

もう１つの袋は、干しソラマメです。
こちらは、啓子さんのセンスで「体に良さそう！」と購入したお品。
一目見て「うッ！それは・・・」と絶句する真理さん・・・？？？


サウスケンジントンの静かなレストランの片隅で、耐え切れずにもう１箱あった「お茶と香辛料に漬けた干し豆腐味」の箱を開けてお味見した私たち。。。

お豆のほう食べる勇気が出ませんでしたが、お豆腐は滋味深い結構なお味でした。

好奇心が強く、妙なものが好きな私たち、納得した午後でした。

６月スケジュール発表

ロンドンに帰って間もない私ですが、６月帰国のスケジュールを決めました。

パンパカパ～ン・発表です。
走り回っている、私をどこかで捕まえてくださいね！
少しでも多くの方々にお会いしたいと思っています。

６月９日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin京都／バスティーン研究会

　　　　　♪コーチングレッスンコミュのOFF会in関西　予定

６月１３日　ピアノの先生の為の優位感覚・学習スタイルin横浜　ヤマハ上大岡

６月１４日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin茨城・取手　セイワ楽器

６月１５日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin東京・池上　スター楽器
　　　　　　関本昌平リサイタルin紀尾井ホール

６月１７日　沼田はるみ先生発表会in鎌倉芸術館

６月１９日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin東京・町田　町田スガナミ

６月２０日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin横浜　山響楽器

６月２１日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin東京・国立　国立楽器

６月２２日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin東京・所沢　ヤマハ所沢

６月２３日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin札幌　ヤマハ札幌

６月２６日　ピアノの先生の為のコーチングセミナーin新潟　新潟ヤマハ

６月２９日　根津理恵子さんリサイタル
　　　　　　　栄子先生！お約束通り行きますよ～！

７月１・２日　山中湖ペンションモーツアルトにて
　　　　　　　　　　素子さんと風鈴演奏家のコンサート
　　　　　　　想像しただけで、涼しい風が吹き抜けそう。。。

そしてピアニストは小川典子さん

小川典子さんといえば、リーズで３位。
ムジカノーヴァでのエッセイでも有名なロンドン在住ピアニストです。
この日のプログラムはベートーヴェンの３番でした。

演奏も素晴らしかったけれど、特に心に残ったのは、演奏前と後の笑顔！
お客様への最高のサービスです。

また、レセプションでは、ユーモアたっぷりの素敵なスピーチでイギリス人からも笑いを取っていたし、テンポ良く、サイン・握手・写真撮影・ご挨拶とこなしていきます。
このようなお客様を大切にする気持ちが、ファンを増やし、日本人ピアニスト代表としてロンドンでやっていけるツボなのだと感じました。

HPを見たら、スケジュールいっぱい！
とても誇らしく嬉しく思う夜でした。