北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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3月9日 ピアノの先生のためのコーチングセミナー 我孫子

2010年02月25日 | ◆セミナー報告
ロンドンの夫から、アマリリスの花の写真が送られてきました。

私の留守中に、ちゃんと育ててくれたようです。

ちょっと丈が短いところがラブリーでしょ?

どうぞアマリリスパワーを受け取ってくださいね。



さて、なかなかブログのアップが出来ずにいました。

実は私。

今、受験生のようにがんばっています。

毎日朝早く起きて、国際コーチ連盟に申請する書類を作ったり、セッションのテープを聴き直して自分のセッションに磨きをかけている真っ最中。

マスターコーチへの道は、日本に来ても続いています。


滞在中の浅草橋のホテルは、ミニキッチン付。

気分転換にロンドンでは手に入らない野菜を買ってきては、簡単なお料理を楽しんで作っています。

早く一区切りつけて、浅草散策したいなあ~




さて、いよいよ3月9日、千葉県我孫子のどれみピアノスタジオでのセミナーが近づいてきました。

現在、6名の先生方のお申し込みがあります。

コーチングレッスンを深く学び、実践するチャンスですので、どうぞ奮ってご参加ください。

9日は、PTNAの指導者賞を受賞された長崎正子コーチも来て下さるそうです。

指導について、生徒さんやお母様のコミュニケーションについて、ご自身の人生の目標について、どんどん私たちコーチに質問してください。

二人のコーチが対応する、お得なセミナーです☆


詳しくは、コチラからどうぞ。




セミナー1日目 ヤマハ所沢

2010年02月18日 | ◆セミナー報告
今朝から雪が降っていてびっくり!

日本到着が昨日でよかったあ~と胸をなでおろしました。

でも、日本の雪は風情があっていいですね。

特に常緑樹や瓦屋根につもった雪はきれいです。



そんな足元の悪い中、お越しいただいた所沢上級クラスの先生方。

今日も元気一杯で、雪をも溶かす熱心さです。


まずは、自分の幼いころに戻り、ご自身の先生の指導を思い出していただきました。

そして、「効果のあった宿題の出し方」と「効果のなかった宿題の出し方」を発表しました。

なぜなら昔習った先生の指導法をそのまま引き継いでレッスンしている先生が、意外と多いからです。

やっぱり、指導は時代に合わせて進化させなくちゃ!・・と私は思うのです。




ひたすら怖くて、レッスンを受けるだけで精一杯デシタ・・

「ワカリマセン」と言ったら分厚い音楽辞典が飛んできて、震えながら調べマシタ・・・

という強烈な思い出話から、



先生は、私の憧れ。素敵な曲をどんどん弾いて、私の知らない世界へ連れて行ってくれた!

教室から聴こえてくる大曲にいつかは私もと心膨らませて・・・

という素敵な体験まで、お話が弾みました。


さらに、ぴあれんキッズの使い方を説明。

実際にお使いの先生方の事例を見ていただき、現場の声とともに話が進みました。


嬉しいことに、早速使ってみます!

しばらくお休みしていたけど、また使ってみます!

というお声、続々と・・・


私が心を込めて作ったぴあれん。

多くの生徒さんの心の友になりますように!

また機会があったら、「ぴあれんキッズ達人への道」のセミナーをしに、全国を回りたいなあ~と思いました。


今日、印象に残ったことは、大先輩の先生方から、戦後の貴重なレッスン体験を聞かせていただけたこと。

指導者の影響力の大きさを心に留めることができた有意義な一日でした。


いよいよ出発

2010年02月15日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
出発を控えた私は、あわただしく走り回っています。

こんなときに、またまたPCがダウン・・

日本語の付き合えるネット・カフェを探しつつ、予備のPCまでもが故障といった最悪の事態も考えなければなりません。

PCの会社のカスタマーサービスの電話番号が変わってしまったらしく、連絡も取れず。

ふぅ。

月曜日まで待って、プロバイダーに電話して、やっと原因がわかりました。

「BT(ブリティッシュ・テレコム)のトラブルの影響で、インターネットがつながらない地域が出ているとの報告を受けています」

だって。

「何?またかあ~!」と、なぜか気持ちが明るくなってしまうのは、ロンドン的不思議現象?

度重なるトラブルに、相当鍛えられちゃったんだな。


とはいえ、なんとか帰国前になんとか復帰☆



今日は、昨日のヴァレンタインに夫からもらった可愛いプレゼントの写真をアップします。


ピンクシャンパン・・ボトルはキャンドルスタンドにしました。

ピンクのバラ

ピンクシャンパンのトリフ

その他、ヴァレンタイン仕様のモンブランの薔薇の香りのする赤いインクも・・・




こんなに可愛いものを用意してくれたのに、浮かない顔をしていたかも、私。

反省、反省。






幸せな出産

2010年02月13日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
今日は、娘のハルカの20歳の誕生日。

穏やかで心優しい娘に成長してくれました。

深い満足感と感謝の気持ちで胸がいっぱいです。



ハルカは結婚して5年目に、やっと授かった赤ちゃんです。

不妊治療に通ったものの原因がはっきりせず、もんもんと過ごした日々。

そんな中、恩師の江崎先生から野口整体の野口晴哉先生の1番弟子、吉田順平先生をご紹介いただいて通い始めました。

「うむ、原因左右の骨盤のズレ。月2回通えば、4か月で治るでしょう」

着物をお召しになった吉田先生は、ちょっと怖そうな感じでした。

イメージとしては、サムライのよう。

暖かい日差しの差し込む立派な和室にはモーツアルトが流れています。


先生は私の脊骨を上からたどって調整していき、気を当てていきます。

時間にして7分ぐらい。

あれ?もう終わり・・?

でも、原因がわかっただけでも気分はすっきり。


そして、先生は覚えているかどうか分からないけれど、

約束通りの4ヵ月後に

「もう、いつ赤ちゃんができてもおかしくない体ですよ」

と言われました。

そして、妊娠がわかったのは、何とその4日後でした。

まるで魔法のよう!


気晴らしにと申しこんでおいたハワイ旅行をキャンセルしたほうが良いかと伺ったら

「ハッとすることのないように」

「馬に乗るのは、駄目でしょうか?」→馬に乗って海辺を走るのが夢でした

「ご自分で考えて・・・」

もう~~~穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったです。




妊娠中は、健康な子供に育つよう、また自然な出産ができるように心がけて、大事に大事に育てました。

出産は、吉田順平先生にご紹介いただいた目黒の海東助産院の海東花子先生のもとで。

と決めていました。

海東助産院は、目黒の昭和の小さな一軒家です。




出産の日。

タクシーで駆け付けたら、花子先生のお友達のおばあちゃん仲間が炬燵に入って、みかんを食べながらおしゃべりに花を咲かせていました。

「まあ、炬燵にあたって、あたって。みかんでもおひとつど~ぞ」

どんどんお腹が痛くなって来るのに、こんなにのんびりしていていいのでしょうか?

「あれあれ。痛いの?」

「まだ、まだだよぅ。ヨーグルトでも食べるかね?」

仏壇のある居間では、お線香の香りとみかんや御煎餅の匂いが混ざって、なんだか妙に落ち着きます。

「さて、そろそろ上に行きますか。っと~」



隅々まで清められた2階の和室は雨戸が閉まっていて、おひさまの匂いのする蒲団が敷いてありました。

床の間からは、かすかな花の香りが漂っています。

覚悟はできていたものの、驚きました。

「ここで、産むん・・・ですよね」

「そうそう。戦後の産めよ増やせよの時代から、すごい数の赤ちゃんの出産に立ち会ってきたからね。使うのは、これだけ」

なんと、ソラマメのような形をした銀色のお皿にハサミが置かれているだけです。

「後は、私の腕!器具も機械もいらないの」

白い割烹着を身につけ、太い腕をパンパン叩く花子先生の頼もしいこと!



花子先生と私。そして駆け付けた夫と3人だけで、ハルカの誕生に立ち会います。

静かな、温かい出産の時でした。


産後は、左右の脇の下に挟んだ2本の体温計の温度が一致するまでは、起き上がらず寝たっきりです。

左右に開いた骨盤が徐々に戻るのを待つのです。

その間、雨戸をしめた真っ暗な部屋でおくるみにしっかりくるまれたハルカは、お腹の中と同じ状態にして私の横で寝ています。

お腹の中から出てきた赤ちゃんがびっくりしないように徐々に慣れさせて行くのだそうです。

3度3度の花子先生の手作りのお食事のおいしいこと!おいしいこと!

滋味深いおふくろの味に感動して泣いてしまう私。

起き上がれないのでトイレの世話もしていただきました。


助産院に入院していた7日間、私たった一人のために、本当に良くしていただきました。


こんなに贅沢なお産が出来たこと。

そして、産まれてきてくれたハルカ。

家族を守り、安心して生きていけるよう大黒柱となって支えてくれている夫。

私の誇りです。






マリア・ジョアン・ピレシュ

2010年02月10日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
ピレシュのベートーヴェンコンチェルト2番を聴いてきました。

小柄なピレシュは、椅子に座っているオーケストラのメンバーと同じくらいの背の高さ。

指揮者の後についてステージに歩む姿は、まるで校長先生に連れてこられた恥ずかしがり屋の転校生みたい。

でも、会場全員が一目ぼれしてしまいそうな、あの笑顔といったら!

まるで少女のようでした。

精神性が高いと評判の演奏は、しっかりとした信念のもとに磨かれたゆるぎのないものでした。

「誰かに似ていると思ってたんだけど・・・江崎先生に似ているんだね!」

夫が言うとおり、自己確信と信念の強さは、ピアノを弾く後ろ姿に表れています。

そして、感謝するすがたも!