北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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コミュニケーション

2010年04月29日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
ロンドンのスーパーマーケットで、かわいらしい洋ナシを見つけました。

まるで、セザンヌの絵に出てきそう!

南アフリカ産のフラミンゴという名前の洋ナシです。

横にあるブサイクちゃんは、ロンドンのリンゴです。

ハルカだったら、上手に描いてくれるだろうなあ~

そう思うと、ふつふつとお喋りしたくなり、電話に手が伸びます。

他愛もないことを話したり聞かせてもらうこの時間が、私にとっては宝物。

相手の考えを尊重して、穏やかに話を聞けている時って、とても深い話ができます。

きっとそういう時は、安心して話せる環境を作り出せているのだと思います。



お母さん、ブログ見たけど、最近楽しそうだねえ~

うん。ベストコンディションでいるために、いろいろ気分転換も心がけているからね。

それだけじゃなくて、最近、前よりも構えないで、コーチやお母さんの仕事をしているような気がするなあ。



ハルカと話しながら気がついたのだけど、

以前の私は、母娘の会話といっても、「正しいことを伝えておかなくっちゃ」とか、「今、釘をさしておこう」とか、なにかと構えていたような気がします。

クライアントさんとのセッションの中でも「私はコーチだから」といった力みがあったかもしれません。

それが、なんとなく軽くなっているように感じるのです。



実は今の時期、試験やオーディション、本番を控えているクライアントさんが集中して、難しいセッションが続いています。


でも、安心して見ていられる私がいます。


それは、クライアントさんがぐんぐん自己責任力をつけていることがわかっているから!

出来る限りの努力をして、どんな結果もしっかりと受け止められるようになったことを知っているからなんです。



コーチングをスタートした頃のクライアントさんは、先生の意見や指示に従って、黙々と練習を積んできた方がほとんどです。

効率も悪く、モチベーションも下がり気味。

目標はあるのだけど、やってもやっても上手くならない・・・

思い通りの結果が出なかった時、落胆のあまり、つい自分の能力のなさを責めたり、先生や周りのせいにすることを繰り返してきました。

つまり、他責の人でした。

私のセッションでは、負のストレスは自分がかけていることを理解していただき、それを排除できるよう進めています。

また、どんな人になりたいのか、どんな結果を出したいのか、そのためにどのようにレッスンに向き合い、どんな練習をすればいいのか、一緒に道を探していきます。

自分の考え、見つかりました。

でも、そんなこと・・・絶対に先生に言えません・・

伝えることを渋るクライアントさんには、どのように先生に伝えたらわかっていただけるかも一緒に考えていきます。


なんだか言えそう!となった途端、みなさん、本当に強くなります。

そのしなやかな強さは、日本女性特有かも。

本当に頼もしいほど!

そして、どんな大先生でも怖がらずに、見事に自分の考えを伝え、

さらに自分のパートナーとして、先生を味方につけることができるようになってきたら、こっちのもの☆



クライアントさんは、すっかり変身して、自己責任で行動して成果を出せる人になっていきます。

私の仕事は、勇気づけて、背中をポンとたたいて見守るだけ。



実は、以前の私は思いっきり他責の人でした。

考えが否定される環境にいると、自分の考えを言う勇気やきっかけを失ってしまいます。
また、言っても無駄だと思うと、だんだん考える力も萎えてしまうのです。

私は、重鎮コーチの根気強いセッションとサポートで、少ずつ自分の力で考え、人に伝える練習をして自責の人へと生まれ変わって行きました。

また、何でも「いいよ、いいよ」と言って大きな心で受け止めて応援してくれる夫の存在も大きいです。

う~ん。「自責の素」が出来るのに、2年半かかりました! 

もちろん、まだまだ道半ばですが、以前と比べて、自分の考えや自分軸はずいぶんとしっかりとしてきたように思えます。

なによりも、私の人生を自分で好きなようにドライブしている楽しさがあります。


自分を変えるって難しいこと。

コーチは、決して私を甘やかさなかった。

優しいけれど厳しい目を持った存在でした。

人間教育の肝を身を持って教わりました。

私も、厳しく大きな愛を持って、クライアントさんや家族の役に立ちたいと思っています。









ご近所さんぽ④ ハイドパーク

2010年04月27日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
相手の話を深く聞くためには、心を穏やかにして、頭の中に邪念のない状態にすることが大切。

アメリカのコーチのマーガレットが言っていました。

もちろん、しっかり聞いているつもりだし、聞くためのトレーニングもいっぱいしてきました。

でも、もっと、もっときちんと聞けた瞬間に、何かをキャッチすることが出来るなら、それを体験したい!と思うのです。

そこで、心を鎮めるために自宅から10分ほどのハイドパークへ向かいました。

公園は、新緑でいっぱいです。

             水仙の黄色いカーペット

             美人の子リス

             チャールズ皇太子とダイアナ妃が住んでいたケンジントン宮殿の中庭

             優雅なビクトリア女王

            オランジェリーのアフタヌーンティ。う~ん。がっかり。学食の味でした。


心の調節は、自分でも出来ていて穏やかに生活していると思っていたけれど、やっぱり意識してみると違うなあ~と思いました。


毎回のセッションの前にも、穏やかな心と邪念をなくし頭をスッキリするよう心掛けて、聞く力をつけて行こうと思います。

気づいた所から、改善すると決めています。

地道な努力を重ねていきます。


ウエストミンスターで勉強。そして、ソプラノの夜

2010年04月23日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
昨日は、谷口コーチ相手にコーチングをやらせていただきました。

もうッ!全く歯が立ちません・・

どんどん自分で考えて先に行ってしまうので、質問する間がない・・・

無理やりした質問してみても、滑りまくり・・

しどろもどろになってしまって頭の中がバラバラです。

100点満点で2点の出来でした。



でも、サ。学びだから。 


とコーチに言われて、本当にそう思うんだけど・・・


だけどって何?思うと思うんだけどの違いって、何? MCC的質問で自問自答します。

自分のふがいなさをどう立て直すか考えていたら、クライアントさんからヒントもらいました!

「フランス語の勉強のモチベーションを上げる」というテーマで話していた時に、彼女が言ったんです。


「フランス人の多い、また、フランス語の聴こえてくるカフェで勉強っていうのも気分が変わっていいかも・・・」って。

ありがとう! 裕生野ちゃん。


ってことで、夜のコンサート前に、早めにウエストミンスター入りです。

            バロックを演奏する人に、この空気を吸って欲しい・・・

            ヴェニスの街燈はロマンチックなピンクだったけれど、英国はブルーでかっこいい!

            ちょっとしたところがステキです。


なんといっても、ザ・ロンドンのような場所なので、カフェが・・ない・・

結局、スターバックスしか見当たらず、資料を広げてコンピタンシーを見直しました。

でも、やっぱり場所を変えると集中できるものですね。

すっきり整理出来たかな?



夜は、ヴァイオリンとソプラノのコンサートでした。

大好きなフランクのヴァイオリンソナタをかなり高いレベルの演奏で楽しみました。

彼は上手い人。コーチで言えばテクニックのPCC。

アルメニア出身のソプラノ歌手は、登場した時からファンデ‐ションの高さを感じさせる人でした。

もちろん歌声も素晴らしく、人間性の高さを感じました。

これだ! 私が圧倒的に足りないもの。


・・・どうやったら、腰の据わったコーチになれるのかな?

私のアンテナは、そこに向かっているようです。






楽しい中庭

2010年04月21日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活

         春にかすむ中庭に惹かれて、行ってみました。



            キゲン良くお散歩するお洒落なネコさんや、

             モクレンの木のしたで本を読む人。ピンクの籠のなかには?

             椿の花びらで作ったゴージャスなベットで遊ぶ、モルモットちゃん。

そして・・・

            大好きなグランパとピクニックしている5歳のクレア。
美味しそうなドーナッツがテーブルの上にはおいてありました。
白い段ボールで出来たドールハウスの中には、お人形さんがいっぱい!
よく、ここまで運んできたなあ~

            庭師が丹精込めて作った庭の片隅で見つけた噴水の水のような涼しげな花たち。

          

こういうお洒落心ってステキ!

イギリスの人たちって、楽しく日常をすごすことを知っているんだな・・・





ロンドンでお勉強

2010年04月20日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
ロンドンの空は、もう何日も飛行機が飛んでいなくって、すごく静かです。

空は、とびきりに明るくって青い。

でも、私の胸は、息が詰まったように苦しくなります。

あの時もそうだった・・・・

そう、2001年のNYの9・11の日の朝も、同じような空でした。

もうずいぶんたつのに、

しかもここはロンドンだというのに、

飛行機の飛んでいない空を見ただけでなんとなく苦しくなるなんて

私の記憶に刷り込まれた意識は思った以上に深いようです。

ちょうどタイミングよく、意識を書き換えるテクニックを習ってきました!


先週の土、日。2日間かけてロンドン在住のスピリチャルカウンセラーの溝口あゆかさんのセミナーです。

日本、フランス、ロンドン、そして英国各地から集まった14人の参加者は、カウンセラーなど専門の勉強をされていらっしゃる方がほとんどで、レベルの高いクラスでした。

あゆかさんは童女のように自然で、明るくて気さくな方でした。

ロンドンに来て以来、ずっとあゆかさんのブログを愛読していたので、初めてお目にかかったような気がしません。

暖かな雰囲気でセミナーはスタートしました。



さて、この2日間のセミナーで学ぶのは、EFTを使ってマトリックス・リインプリンティングという手法で自分のブリーフ(思い込み)を再刷り込みしていくというもの。

慣れない専門用語にちょっと戸惑いましたが、覚えてしまえば簡単な手法です。

クライアント役の人が涙とともに癒されて、表情が変化していくのを見て驚きました。

手法は簡単でも、カウンセラーの経験とセンス一つでピタッと来るかどうかが決まる。

コーチ同様ベテランのカウンセラーにも、使う言葉、タイミング、コミュニケーションの取り方などの多くの引き出しが求められると思いました。

今回2日間バッチリ学んだお陰で、感情の取り扱い方がまたひとつ変わったような気がします。

このテクニックは、新しい手法なのでまだ日本には広がっていないとのこと。

私も参加メンバーとともに練習を重ねて、自分で使いこなせるようになって、セッションに活かしていけたらいいなあ!と思っています。