北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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コンペを通じて学んだお母さま

2009年05月13日 | ◆セミナー報告
私のブログに時々登場するボストンのクライアントのヒョンさん。

セッションをスタートして9か月になります。

テーマは「ピアノを学び始めて3年。ピアノに熱中し、自己流でどんどん進んでしまいます。そんな息子を母親としてどのようなサポートができるでしょうか」ということでした。

音楽に詳しくないヒョンさんは、基礎がないまま、リストやラフマニノフなどの難曲を遊ぶように楽しんで弾いて満足している11歳の息子セホ君の今後を心配していました。

また、自由に弾きまくる彼と先生のご指導との板挟みにもなり、悩んでいました。

そんな時に「コーチング・ピアノレッスン」も本と出会ったヒョンさん。
私にコーチングを依頼してきました。

可能性を感じさせる駿馬のようなセホ君!

私が燃えないわけがありません。

まず、二人でじっくりセホ君を分析。

理解し、環境を整え、戦略を立てて、効果的なアプローチを積みました。

すると、徐々に、セホ君の音楽への取り組み方が変化しだしたのです。

彼は、じっくり取り組むことの面白さを知って行ったようでした。


そこに至るまで、お母さまのヒョンさんは、本当に努力されました。

思い込みを捨て、枠を広げ、ちょっとしたことで不安にならないように・・・

あきらめず、見守る。

実験だと思って、いろいろ試してみる。

セホを信じる。    などなど・・・


そんな中、つい先日も、作曲で賞をいただいたと嬉しいニュースがあったばかり!


そして、昨日、本命のコンクールがありました。

昨年は、軽い気持ちで受けて、撃沈。甘く考えていました。

今年は、リベンジするんだと相当プレッシャーのかかった本命のコンクールです。

実は、今回のコンクールでは、頑張ったヒョン君だけでなく、お母さまにも価値ある気づきがありました。

素晴らしいメールをいただいたので、許可をいただき、一部をここに載せさせていただきますね。



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・・・・問題の マサチューセッツ州のコンペティションですが、本当にいろいろな騒ぎがあったのですが(また今度のセッションの時にゆっくりお話を聞いていただけましたら嬉しいです)、なんと1位を取ることができました!

セホのいろいろな心の揺れがあり、私はコンペティションから逃げなかった事だけでも 認めてあげようと 行く道すがら思いながら車を走らせました。
 
去年より私も落ち着いていられたのは、本当に先生のお陰だと思っています。

 8日の金曜日に先生とお話した時に、セホの話でもありましたが、あとから考えると、結局私の方も去年と同じように緊張している自分に気がついたのでした。

 でも、そのときの先生のお話が、とっても胸にしみて、去年とは同じではない事も気がつきましたし、落ち着いていられたのは、賞のことも大切だけれども、その道のりで得たものがどれだけ大きいかというものに気づけた事も大きいと思いました。

本当にいろいろとありがとうございました!

今週末はスタンウェイのコンペティションですが、またご報告させていただきたいと思っています。

先生もどうぞお身体を大切にお過ごし下さいね。

日本の楽しいお話も楽しみにしています。


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セホ君、「母の日に最高のプレゼントをあげる!」と言って、泣きながら練習を積み、がんばったそうだね。

「そんなのいらない。もう充分。気持ちだけでうれしいんだから」と言ったお母さんに、コーチは強いリクエストをしました。

セホの気持ちをまずは受け止めなさいと。

「ああ、そうだ。本当にそうですね」とお母さんは気づきました。

そして、もっと深くセホの愛を受け止められるお母さんになってくれたんだ!

コーチは、本当に嬉しかったよ。

スタインウェイのコンクール、モスクワでの招待演奏など大きなイベントが続きますね。

ゴールから目を離さずに、この調子で進んでください。

草原を走る馬のように目を輝かせて、のびのびと走ってくださいね!

セミナー1日目  船橋 伊藤楽器

2009年05月12日 | ◆セミナー報告
成田に到着した翌日のセミナーです。

何度同じことを話しても、毎回、緊張します。

そんな中、今日の「質問を作る」は3回目のセミナー。

初めてご参加いただいた先生方も4人もいらっしゃいました。

コミュニケーションの大切さ、深さを学ぼうと、こんなに多くもの先生方が」足を運んでくださることに頭が下がる思いです。

良い質問と悪い質問。


つまり・・・

質問されることによって、気づきが生まれ、やってみようとワクワクするような質問と萎縮し、言い訳を言いたくなるような質問。

を沢山練習しました。

いつも本気でロールプレイに参加してくださる先生方、あtりがとうございます!

楽しいサプライズは・・

「山中湖のペンションモーツアルトに行ってきました!」という先生が5人もいらっしゃったこと。

実は、前回のセミナーで、「真の承認力」を持つ、オーナーの西岡さんのお話をしたのでした。

一人でふらりと行った若い先生と、仲良し4人組のベテラン先生方のグループ。

西岡さんの個性にびっくりしながらも哲学的な夜を満喫されたようでした。

良かったな♪

落ちこぼれクラブ

2009年05月10日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
後1時間でヒースローに向かいます。

その前にご紹介したい素晴らしいスピーチがあります。

ヴァン・クライヴァーン・コンペティションのDVDにすっかりはまってしまったボストンのクライアントさんからの情報です。

1997年のゴールドメダリストは、この方。

日系人のジョン・ナカマツです。

彼は、なんとスタンフォ-ド大と大学院を卒業した現役のドイツ語の高校教師でした。

その時の演奏は、こちら。


でも、彼は落ちこぼれだったといいます。


感動のスピーチは、こちら。


勇気をもらえます。

皆さんも、どうぞ味わってくださいね。

おしゃれなノッティングヒルでのピアノコンサートはいかが?

2009年05月09日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
はい!こちらが私のフラット。
右側の緑のドアを入った4階の屋根裏部屋に住んでいます。

2ベッドルームとコンパクトなので、お客様用のお部屋がないのが難点ですが、静かさと便利さが気に入っています。

面白いのは、有名人の住んでいたところが近くにあること。

ヒッチコック監督やアガサ・クリスティ、ピーターラビットの挿絵画家の住んでいた家が歩いて5ぐらいのところにあるし・・・

我がフラットの地下にも、「キャッツ」や「オペラ座の怪人」の作曲者、アンドリュー・ロイド・ウエバーが住んでいたというのが大家さんのバーバラの自慢なのです。
なんだか、オーラが漂ってくるような・・・心なしかそんな気がしています。

先日、今は亡きクィーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの残した家もご近所だということで、お散歩がてら見に行ってみました。

静かな住宅街の奥にある石塀で囲まれた教会のような一軒家でした。

ふ~~む。と思わず鼻の穴に力が入って唸ってしまったのは、私だけかしら?


探検していると、色々な出会いが楽しい我がエリアですが、ノッティング・ヒルにも歩いていけます。

ご存知アンティークマーケットやタイ料理の美味しい温室のような緑に囲まれたパブもあり、目の保養になるような美的感覚を養える素敵なお店もいっぱい!



さて、そんなお洒落な街の教会で、美しい音色で定評のあるピアニストでクライアントさんの加納裕生野さんがリサイタルを開きます。

無料のコンサートです。

どうぞ、お気軽に足を運んでみてください♪



Notting Hill Community Church

Kensington Park Road W11 2ES
TUBE: Notting Hill
Gate, Ladbroke Grove
BUS: 23, 52, 452


14th May Thursday- Yukino Kano 7pm-8:30pm

Haydn Piano Sonata No 46 in A flat major (Op 54/3)
Franck Prelude, Choral and Fugue
Schumann/Liszt Widmung
Chopin/Liszt Meine Freuden & Madchens Wunsch
Debussy Masques & L’isle joyeuse



今どきのロンドン

2009年05月09日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
爽やかな風が吹き、青空の広がるロンドンのベストシーズン。

しっかし!

この時期、大量のタンポポの綿毛のようなものが風で舞い散り目鼻に入るので、まいっています。

この綿毛、フワフワしたもののではなく、藁のように固いのです。

いったい何の種なのでしょうか・・・?

これが、目に入ると激!!!というほど痛く、しかも、なかなか取れない。

右目に激!!!

気を許すと左目も激!!!

ああ、両目が開けられません。



車道には、茶色い綿毛がうず高く積もり、それが風で舞い上がります。

駐車した車は、花粉と綿毛に覆われて無残な姿。


この現象は、私の家の周りだけかもしれませんが、この時期にロンドン旅行のご予定がある方は、どうぞお気をつけくださいね。