北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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ゆとりのある人

2009年09月18日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
マスターコーチとプロフェッショナルコーチの違いが、やっと見えてきました。

マスターコーチは、個性豊かでリラックスしている。
クライアントとともに楽しんでいる。
ゆとりがあり、どんな球でも投げることができる。
途方もなく凄い技を思いがけない方向から飛ばすこともできます。

プロフェッショナルコーチは、正しいことを一生懸命やろうとする。
ある意味、力技で勝負。


ピアノの演奏やスポーツ競技などでも同じことが言えるのかもしれません。

巨匠、鉄人と言われる人たちは、テクニックを磨くための練習を積んだり、

ひたすら頑張ることなど既に終えています。



ずっとずっと突き抜けたところにいます。

それなのに、マスターコーチ達は、私たちと同じ学びの場で、

高いアンテナを張って楽しそうに学んでいます。


どこまでも学び続ける姿は、素晴らしいなあと思います。




生まれながらコーチとしての才能やセンスを持ったコーチでも、

いきなりマスターコーチになったわけではありません。



一体、どのようにして、マスターのレベルに近づけたのだろう・・・


毎日、それを考えています。



「ゆとりのある人」の持っているもの。

自己管理する力。

経験。

多角的な視点。

自己自信。自己受容。

バランス。

何でも少しずつ多めに持っていること・・・?

イチロー選手のように、いつでも準備できている。


他にもあるかな~




写真は、GROTONの敷地内にある川。

5年間、喜びも悲しみも苦悩も流してもらいました。

川のようになりたいなあ。






快適ゾーンから抜け出す

2009年09月16日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
いろいろな気づきの多い、今日この頃です。

私の苦手な「考える」という作業も、自問自答を繰り返すうちに段々と慣れてきました。

憧れのアナライザー度が少しずつ上がってきている気分。

ちょっと、自画自賛。かな?



では、得意なことは?

それは、「試してみる」こと。

それなのに、ついつい自分の快適ゾーンに居座って、できないことを人にやってもらったり、やらずに諦めたり・・・


苦手なことを人任せにしていることにと気づきました。


ずいぶん前になりますが、NHKの番組で100歳以上の現役で活躍されている方のドキュメンタリーを見たことがあります。

皆さん、自活されていて、チャレンジングなテーマに取り組んでいることに感動しました。

人生経験豊かで、色々なことを知っているし、面白いし、御近所さんから人気抜群なんです☆

辛口トークのおばあちゃんも、ユーモアのセンスがあるので、なんだか憎めずかわいらしいッ!

魅力的な100歳達は、輝いていました。



そうか。居心地のいいところに居てばかりではいけない!


気が付いたら、即、実験だ。


ということで、1日1個でもいいから、快適ゾーンから抜け出すことをスタートさせます。


すると・・・不思議ですね。

生活が生き生きとしてきたんです。


ずっと前から気になっていたマーケットに売っている不思議な野菜。

蕗の薹のような緑の芽が5つほどくっついているんです。


八百屋さんに聞いてみました。

なんとびっくり!蕗の薹の中には、ナッツが入っているんですって。


どうやって調理するの?

木の実を割って、生のままで食べるんだよ。


幼いころ、生のドングリをかじって、こっぴどく母に叱られた私は、びっくり。

生でもOKな木の実があるんですね~

今度、その不思議な木の実の写真を撮ってきますね。


その他、良い香りのするフランスの白い茸の調理法を聞いたり。

絵本に出てくるような可愛い形をした茸でしたが、結局、高価だったので買えませんでした・・・


同じことをしないで、目新しいこと、避けていたことをするようにしています。




今日は、機械が苦手でずっと避けていた、セッションの録音を自力で成功させました。

骨伝導マイクを使って、ICレコーダーにセッションを録音し、PCに取り込んで

CDにするという作業。

奇跡的に成功。

本当に奇跡かもしれないので、明日もやってみよう。



ふ~~~~~達成感。




探していたもの

2009年09月14日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
半年以上も探し求めていたものの答えが見つかりそうです。

私は、コーチとしてのトレーニングを積むうち、瞬時にネガティブな感情をポジティブに変換することが巧くなっていきました。

前向きなエネルギーに満ち溢れているように見えるのは、いつもそれを心掛けてきたからだと思います。

現に、私は信じられないほど健康で、いつもパワフルなのです。



例えば、親しい人が、ちょっとズルイことをしたとしするでしょう?

それが見えてしまった時、若い頃の私は憤慨したり、悲しがったりしていつまでもこだわっていました。

でも、コーチの修業を積んだ私は、過去の経験と行動が結び付いてその人の思考や人格になることを学びました。

だから、負の感情が沸き起こるというより、「そうなんだ~」とさらっと受け止めるようになりました。

そのような受け止め方が出来るようになったのは、コーチとして成長したんだな~と満足する自分がいたのです。



ところが、今年に入ってから、それで良いのだろうか?と悩み始めました。


クライアントさんや家族の苦しみや悲しみ、怒りを共感する力が弱まっているのではないかと。

「そうですね」と口では言っても、心で共有することが出来ていないのではないかと。


夏の間、仕事を減らして、どっぷりと良書を読み漁り、答えを捜し求めました。

私の尊敬するコーチ達、本質が見える友人、そうそう、本田健さんにも「ネガティブな感情をどのように整理していますか?」と聞いてみました。

今、ばらばらにもらった答えの中にある共通点が集結し始め、小さな種になりはじめています。


そして、取り組み始めたことは、沸き起こる感情すべてを「スローモーションで味わう」ことです。

充分に味わってから、そっと手放してみます。

不安、怒り、悲しみだけでなく、喜び、自信、感謝・・・なども味わってから、空に放ちます。

・・・・感情を心に抱くうち、一日の内に何度か涙が出てきました。

そうか。

「優秀なコーチは、セルフコントロールが出来なければいけない」と思い込んでしまった私は、知らないうちに自分の感情に蓋をしていたのかもしれません。


相手の感情に振り回されず、同時に自分の感情を解放する方法を知り得たこと。

その方法を自分なりに会得した瞬間、私にくれたメンターたちのメッセージが豊かな川の水のように私の心に流れ込んできました。


今、それも受け止め、静かに手放してみようと思います。










卒啄同時

2009年09月11日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
卒啄同時とは・・・

 ヒナが殻を破って生まれようとする瞬間、内側からヒナが殻をつつく時「卒」、外から親鳥が殻をつついて助ける時を「啄」といいます。

このタイミングが合わないとヒナは死んでしまうそうです。


・・・


このたび、私を育ててくださった重鎮コーチのもとから、飛び立ちました。

思えば、私は重鎮コーチからの100%の理解と承認とで

、水を得た魚のように活き活きと夢に向かって泳ぎだし、

自分でも驚くほどの成果を生み出し続けることができた2年8カ月でした。


でも、春ごろからでしょうか。

「いつまでも、お釈迦様の手のひらのような温かく守られた世界にいてはいけない」

という心の言葉が、どこからかかすかに聞こえ始めました。

飛び立つことを決断し、それを告げることは、苦しかった。

もう少し、そばに居たい。まだ、飛び立つのは、早いかも・・と思いたかった。



でもついに、殻を破り、自分の力で立派な成鳥となることを決断しました。

そんな私の思いを受け入れ、私の殻をつついてくれた重鎮コーチ。

旅立てるよう環境を整え、温かい言葉で見送ってくださった重鎮コーチの懐の深さ、器の大きさ、偉大さに深く感謝し、その夜は大泣きしてしまいました。

弟子を信じているからこそ、また、自分に自信があるからこそ出来ることだと思いました。

そんな重鎮コーチを裏切るわけにはいきません。

重鎮コーチの教えをもとに、精一杯、学び、生きて、必ず戻ってきます。

コーチ。どうぞ、見守ってください。








9月のアーティストコーチングサロン(ロンドン)

2009年09月07日 | ◆セミナー報告
9月のアーティスト・コーチング・サロンのお知らせです。

今月のテーマは「夢・目的・目標・ゴールの違いを区別する」

なんとなくイメージはあるのだけど、言葉にできないことってありますよね。

そんなもやもやが晴らすことで、夢に向かう地図を描きやすくなります。

思わず大きな一歩を踏み出したくなる!

そんな実感を味わえる2時間です。

マイコーチ直伝の地図の書き方を伝授しましょう。



日時:9月30日(水)19時~21時 
場所:青木邸にて 
参加費:5ポンド

申し込み先:coach_aoki@yahoo.co.jp

プレゼン・リハーサルの演奏をご希望の方は、お申し込み時にどうぞ!