北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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夜に鳴く鳥

2010年01月25日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
ロンドンの庭に住む綺麗な声で鳴く鳥がいます。

鶯のような、カナリアのような・・

ナイチンゲール?

その鳥が、困った鳥で夜通し鳴くんです。

明け方になると静かになる。


さらに、路上に止めてある車のアラームが毎晩のように鳴ります。

・・だから、ちょっと不眠症。


今、私は感情の取り扱いを勉強中。

いつものように、「今は考えないでおこう」とネガティブな感情を横の箱に入れるのをやめて、

じっくり味わうようにコーチに言われています。

だから、眠れない夜、いろいろな心配事や悲しい気持ちがぞろぞろと出てきます。


ふと、17歳のときにある先生から言われた言葉が出てきました。

ありありと、そのときの情景が思い出され、あまりにも可哀想な自分に涙が出ました。



今、その人の年齢を超える年になってわかったことは、

「それは、あまりにもひどいじゃないか」

「それを17歳の子に言ってはいけないんじゃないか」

ということです。

どんな意図を持って、その言葉を発したのか知りたいです。

傷ついた当時の私は、先生に聞けませんでした。

「忘れる」ことで、30年以上も封印してきたのですね。

今、そのことを思い出して、気がついたことがあります。



先生も人間だから、ストレスのはけ口として、私が必要だったんだな~ということです。


そこから、先生に対する哀れみ、失望、ぞっとする・・といった感情が出てきました。



同時に、私も周りの人に同じようなことをしているかもしれないと思いました。

その時は、「傷つきました」と教えてほしいです。

「なぜ、そう思ったの?」と聞いてほしいです。

どうぞ、心に蓋をして仕舞い込まないでください。


聞く耳を持ち、きちんと答えられる、軸のしっかりした人になれるよう修行を積みます。



















サイタ、サイタ。

2010年01月24日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
毎日、球根に話しかけて大切に育てました。

アマリリスというと、小学校の音楽の時間に立て笛で吹いたり歌ったり。

ソ・ラ・ソ~ドッ

ソ・ラ・ソ~~~

初めてスタッカートやスラーを習いました。

教科書に描かれているアマリリスは町のお花屋さんでは見かけることがありませんでした。

ピンクの大きな花はあんまり可愛くなく、ごっつい感じ。

違和感を感じながら、かわいくスタッカートをつけて吹いていましたね~。



さて、我が家のアマリリスは、シックで大人っぽい赤い色。

静かに窓辺に佇んでいる姿は、貴婦人のようです。

ゴージャスなお客様をお招きしたようで、ちょっと緊張しています。



その後のアマリリス

2010年01月21日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
緑のつやつやした厚い皮にくるまれた芽とぶっとい茎は、頼もしいほどの力強さです。


        
・・・で、すくすくと成長していくアマリリス。


       

真っ赤なつぼみを空に向けて・・・まるで筆のようでした。

この筆でなんと書くだろう・・・

谷口コーチの「いいね~理恵さん。MCC修行の日々ですね。行だね、行」

そうかあ、きっと「行」と書くだろうなあ。と思って寝たら?

朝起きてみたら、びっくりしました。

        

4つもつぼみがついていたんです。

心がパァ~っと明るくなりました。


新しいPCがダウンして、データーがなくなくなっちゃったからって、めげてちゃいけないなあ・・・・と思うのです。


おかえり

2010年01月17日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
ハルカが2週間のパリのプチ留学から元気に帰ってきました。



これは、ぎりぎりの滞在費の中から、買って来てくれた貴重なお土産の数々。


・美味しい赤ワインとバスケットに入った可愛いチーズのセット

・お父さんが好きそうな古いシャンソンのCD。

・「パリで1番美味しいバケット」に選ばれたバケットは、サルコジ大統領も毎朝食べているそうです。

朝、わざわざ焼き立てを買いにに行ってくれたようです。


ハルカのCDをかけると、我が家のダイニングもお洒落空間に早変わり!

渋い歌声&アコーディオンの演奏は、まるでレストランにいるみたい。

私たちは、ハルカが元気に帰って来てくれるだけで、十分幸せなのに・・・

話を聞かせてもらうだけで、十分楽しいのに・・・

パリだもの。欲しいものもあったろうに・・・


彼女の思いやりが温かく心に沁み込んで行き、ワインに酔いしれました。



この2週間、ハルカにも試練がありました。

同時期に、私はコーチとしての試練を積んでいました。

よく理解できていないMCCコーチングを取り入れようともがいていました。

もう~~~~!試練の毎日です。


せめて、出来ること。


試練の真っ最中の日本とフランスのコンペで戦うピアニストのクライアントさん。

また、人生半ばにして苦悩の末、ピアニストへの道を覚悟したクライアントさん。

ずっと蓋をし続けてきた家族との関係を見直すことにしたクライアントさん。

コーチとして新たな可能性に足を踏み入れる覚悟をしたクライアントさん。

試験合格を目指して奮闘中のクライアントさんに、

指示をせず寄り添って話を聞くことに心を注ぎました。




みんな、すごいなあ。

その勇気と覚悟はどこから来るのだろう・・・

苦悩している時も、それを乗り越えた時も、その人は美しさには、ハッとさせられます。


コーチの仕事の奥深さに、毎日感銘を受ける私。











球根に興味を持つ

2010年01月15日 | 2013~10年 北鎌倉、ロンドン生活
昨日の森川コーチング。

自分では、わかってきたことを改善しているつもりだけど、なかなかMCCコーチングに移行できないのは、PCCのやり方が骨まで沁み込んでいることが判明。

なんだ。そうか…新たな発見に納得。



そんな私に、噛んで含めるように、何度も同じことを教えてくれる根気強い森川コーチには、本当に頭が下がります。

とはいっても、MCCコーチングは全く新しい世界。

その奥義は一挙に解明されません。

飴玉をなめるように、少しずつ、少しずつ味わいながら、細胞に行きわたらせて行きたいです。



そんな中、本日、ピアニストの裕生野ちゃんと話していて、昨日のヒントをもらいました。

会話をしているときに思いつくこと!

これをオ-トクラインと言います。

「芸術家は、コンピューター式にやっても上手くいかないことの方が多いです。大作曲家が世に残す素晴らしい曲は、だれかと出会ったり、何かのきっかけで、秘めていたパワーが出た時に出来るんだと思う・・・」


ありがとう。 裕生野ちゃん。

そうだよね。 

今までの私は、コーチングのテクニック、スキル、成果、効果ばっかり磨いていたよね。


これからは、綺麗な花をイメージして、

その花に近づけるよう、少しでも早く、確実に、さらには大きく咲かせるのではなく、

また、「あなた咲きたいって言ってましたよね。

その夢、一緒に叶えましょう」と言って近寄るのではなく、

花(成果)にこだわらず、球根(あなた)を見ることに集中します。


思えば、クライアントさんにもハルカにも夫にも自分にも、大きな花を期待していた。

「夢をかなえましょう」と押しつけていたかもしれない。

花の出来栄えに一喜一憂していたと思う。

自己満足の世界でした。

反省、反省。


土の中をみなきゃ。

球根に興味を持とう。

根っこの生え具合も見よう。

きっと、それを森川コーチはそれを伝えたかったんだと思う。


さらに、森川コーチは「富士山の頂上からエイヤ!って飛び降りなさい」と言いました。


MCCに合格することも、先生、お母さん、コーチであることもぜ~~んぶ手放して、赤子になれと。


それを聞いて、面白い!と思いました。




私は、いつも一人でゼロから積み上げては壊し積み上げては壊し・・を繰り返してきました。




自分を守るためにサングラスをかけている大物先生になるより、赤子の方がよっぽどいいや!


みなさん、もしよろしかったら一緒に赤子になりましょう。

この指、止まれ~