北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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ニューヨーク女性実業家の会に行ってきました!

2011年05月24日 | 2011~2016年 NY生活

 病院や施設に送られる手作り人形のHappyDoll

 

友人を通じてご紹介いただいた寺尾のぞみさんが、女性実業家の会、5月例会で講演されると聞き、行ってきました。

のぞみさんは、大学卒業後、アメリカ大使館→フジテレビ→伊藤忠商事アメリカ社長秘書→モルガンスタンレーに移籍、エグゼプティブディレクターまで登りつめた女性。

2001年から、子供たちのためのサマーキャンプを日本で立ち上げ、今年から病気や障害を持った子供たちに手作り人形を送るHappyDollというプロジェクトをスタートされています。

この日は、ピアノが趣味というのぞみさんにプレゼントしようと、私と小原孝さんで作った「ピアノのために」の楽譜を持って行きました。

 

さて、この女性実業家の会ですが、まずはインパクトのある名前にちょっとビビりました。

のぞみさんの講演会がなかったら、きっと訪れるチャンスはなかったと思います。

会場に足を踏み入れたら、30代~70代くらいの活気あふれる女性オ―ラでいっぱい!

さすがに会社を経営されている、またこれからしよう!という方たちだけあって、パワフルな女性が会場いっぱいに詰め掛けていて、お弁当をガッつり召し上がっているのでビックリ!

そうか、みなさん職場から直行なんですよね。

講演がはじまるとピタッと鎮まります。

 

[今やるか?一生やらないか?NOW or NEVER?]

というタイトルで約2時間。

熱く爽やかに彼女の人生を隠すことなく語ってくださいました。

人生の成功街道を驀進し、50代になって大好きなこと、楽しいことが存分にできる彼女でも、実は迷ったり、悩んだり、ぐるぐると考えがめぐり暗闇を抜けだせなかったことがあったことを知りました。

そんな時、NOW or NEVERと問いかけ、ボタンを押すと決める瞬間が必ずやってきたそうです。

彼女が人生の悩みや迷いにに使った時の話をしだした時、会場の空気は濃くなりました。

どんな成功している女性実業家でも人間です。

誰にも言えない悩みはつきものだし、そこから抜け出そうとしてもがくこともあります。

 

ああ、ここに私を必要としている人がいるかもしれない・・・

私だったら、コーチとしてサポートできる。

と強く感じた瞬間でした。

 

 

 

 


マクロビオティックのお料理教室

2011年05月24日 | 2011~2016年 NY生活

前から気になっていたマクロのお料理教室に行ってきました。

マクロビとの最初の出会いは17年前の香港。

試食会に参加しました。

素朴な感じで体には良さそうでしたが、色合いも綺麗じゃないし、それほどの美味しさもなくって、がっかりしたことを覚えています。

でも、NYなら、きっと最先端の美味しいマクロビに出会えるかも!

そんな気がして、マンハッタンのお友だち作りはここからスタートできたらいいな~と密かに願っていました。

 

そして、幸運なことに、ロンドンのカウンセラーコースの同級生、恵美さんのお姉さまが国連の近くでマクロビのお教室をされていると聞いて、さっそくご連絡してみました。

今日はその初日。

メニューは、体に優しいバランスのとれた体に優しい健康メニューでした。

黒豆と玄米のご飯

昆布しいたけだしのおみそ汁

あく抜きをしなくても美味しいきんぴら

キビとかぼちゃのコロッケ

プレスサラダ

 

 

NYで手に入るお野菜や穀物を中心に・・とは言っても、我が家にある一般的な食材とは違って、ひとつひとつ出所にこだわった食材です。

むむむ。黒豆一つにしても、手に入れるのが難しそう・・・

ミレットって何? 葛でとろみをつけるの? ひょェ~~~お味噌は先生の手作りだ!

と難しそう。

と思っていたら、食材は先生がお安く分けてくださることに!

お味噌作りの教室もあるとのこと。

ほっとしました。

出来上がったお料理をぱっと見た感じでは、わたしがつくる母ちゃん料理とそう変わらないのですが、

マクロビ流の野菜の切り方、炒め方、味の付け方など、調理の仕方は、一般的な調理法と違います。

 

今までは、野菜中心に、早く、おいしく、きれいに、それだけを気にして作っていましたが、

マクロビでは、もっともっと深~~~く愛情をかけて、季節のこと、陰と陽のバランスなど、いろいろ考えて作ります。

マクロビって体に良いだけじゃなくて、作り手の頭も良くなりそうな気がします。

最近の私のテーマ「自分を大切にする」ことにつながっているなあ~と嬉しいシンクロです。

 

清美先生は明るくてニュートラルな感じのする先生。

美味しい作り方はもちろんですが、マクロについての知識、安くて新鮮な食料品店、レストラン、何でも太っ腹に教えてくださいます。

お腹も一杯、ハートもあったまって家に帰りました。

 

さてと。

今からホールフーズにもち米玄米でも買いに行こうかなっと。

 


アッパーイーストギャラリー&メトロポリタン美術館さんぽ

2011年05月22日 | 2011~2016年 NY生活

昨日は、小雨の降る寒い一日でしたが、ハルカと一緒に一日行動。

ジムでマシーンの使い方を習った後、アッパーイーストのギャラリーを訪ねました。

コンテンポラリーの作品の数々は見ていて楽しい!

個性、主張がはっきりしていて刺激的でこの街にピッタリです。

 

お茶を飲んで一息ついて、メトロポリタン美術館で開かれているアレクサンダー・マックィーンの展示会に行きました。

イギリス人のデザイナーである彼が昨年亡くなった時(自殺と言われています)は、ハルカもショックを受けていたけれど、

作品の数々を見て、なんとなくわかる気がしました。

美術館での展示がぴったりくるほどの高貴で芸術性の高いドレスの数々は、怖いほどの完成度と緊張感を持っていました。

音楽は、作曲家の生み出した作品を形にするけれど、アートは作家そのもののパワーがダイレクトに伝わって来るから、衝撃がすごいです。

特にデザイナーの場合は、自分のデザインを形にするために多くの人の手を借りる訳ですから、妥協を許さぬ人は苦しいだろうと思いました。

 

 

「今日は、コンテンポラリーの気分だね」

と言いながら、新しい作品も見に行きました。

でも、ぐるぐると脳みそをかき回されたあとは、心を休めたい。

新しくできた綺麗なパティオ?ホール?で疲れた足を休めてぼ~~~~っとします。

 

「あ!お父さんが帰って来ちゃう~」

 

緑の濃くなった夕方のセントラルパークを歩いて、家路を急ぎました。

 


マンハッタン グリニッジビレッジさんぽ

2011年05月21日 | 2011~2016年 NY生活

夏休みになってNYのアパートに帰ってきたハルカと一緒にジムに行ったり、マンハッタンさんぽを楽しんでいます。

来週からは、ハルカもインターンが始まるので、つかの間の休憩。

まずは、映画でも見よう!ということで、グリニッジビレッジの小さな小さな映画館へ。

ハルカの見たがっていたサンローランのドキュメンタリーを見ました。

昨年訪れたモロッコで見たサンローランの家のシーンがふんだんに出て来て、嬉しかった。

サンローランの青、サンローランの黄色、サンローランのピンク!

モロッコの乾いた空気を懐かしく思い出しました。

日本でも公開中のようです。

ジャズクラブ、ブルーノートのはす向かいの可愛らしいワッフル屋さんでは、焼き立てのワッフルとコーヒーも買いました。

ここのコーヒーは日本の喫茶店のコーヒーのように味が深くって美味しい! お勧めです。

 

翌日は、チェルシーのギャラリーで待ち合わせ。

その前に私一人でグリニッジビレッジをお散歩しました。

美味しそうなイタリアンのグルメマーケット発見!

極薄にスライスしてもらったイべリコハムを1シート。

明日のアペタイザーにしようっと。

この手のお店は、試食させてくれるので、ついつい買ってしまいます。

おしゃれなデザインのチョコーレート達。

ロンドンに住んでいた時から気になっていたマスト・ブラザーズのチョコレート。

ブルックリンにお店があるそうです。

お天気の良い日に行ってみたいなあ~

こんなカフェでランチを食べたらご機嫌な私になれそう。

コーヒーショップ。 お客さんまでもが絵になります。

静かな住宅街。

そして、ハルカと待ち合わせたギャラリーへ。 なんと200ものギャラリーが立ち並ぶ通りを行く人たちは、アート系の尖がった人が多い。

ギャラリーのオープニングパーティでワインのはしごをしながらのピープルウオッチングも刺激です。

大人の体に子供の顔。表情は大人? 不思議な絵です。

現代アートを満喫したいならチェルシーへ!

気軽に訪れることができます。

 


ピアノステップ&コーチングセミナー 松本

2011年05月19日 | ◆セミナー報告

松本でのステップの審査とセミナーを終えて、昨日NYへ戻って来ました。

4月ごろから重症の花粉症にかかり、声が出るかしら・・・演奏中に咳こんだらどうしよう・・・

と、万全の準備をしながらもとても心配な旅立ちでした。

お陰さまで、なんとか任務を果たすことができて、ほっとしています。

 

さて、松本の宿は、私の大好きな旅館「まるも」を選びました。

成田から直行したので、到着したのはかなり遅かったのですが、暗闇に光る渋い行燈のような光に心落ち着きました。

ひのきのお風呂で温まり、朝は、心尽くしの日本の朝食!

坪庭をのぞむ小さなダイニングには、ステキな油絵の絵画と使いこまれた松本民芸家具、センスの良い食器。

BGMには、ベートーヴエンのシンフォニ‐「田園」がかかっています。

海苔は、旅館の朝食用に「御海苔」と青字で書かれたペッタンコ海苔ではなく、真っ黒のパリパリ海苔をあぶって切ったもの。

さりげないところにひと手間かけられていて、最高の美味しさです。

そして、食後のお楽しみは、お隣にある喫茶店で飲むコーヒー。

ゆったりと充電して、会場に向かいました。

審査は、京都の花谷加奈江先生と千葉の由良佳久先生とご一緒でした。

1日半に渡る審査でしたが、全く疲れませんでした。

松本の土地柄でしょうか。

きちんとしていて、清潔感があり、弾く姿も聞く態度も大変立派です。

とても気持ちよく審査に集中することが出来ました。

また、先生方には、障害者のピアノ指導の話、コンクールの話しなどを伺う機会があり、新鮮な驚きでいっぱい!

とても楽しいひと時を過ごしました。

 

翌日は、オグチ楽器のサロンでのセミナーです。

小規模ながらもアットホームな雰囲気で、先生方に沢山のロールプレイをしていただくことが出来ました。

先生方にご意見を振っても、どの先生もご自身の考えをわかりやすくシンプルに伝えることがお上手です。

すごい!驚きました。

これも松本の土地柄かな?

なんて、感心しながら、あっという間の2時間を終え、成田に向かいました。

今回は、短い滞在でしたが、思い切って行って良かった!

お一人お一人と丁寧にかかわることができたし、私なりに精一杯のことをしたな~という充実感を得ることも出来ました。

また、最終日の朝のコーヒーを飲んでいる時に、ふと、天からの啓示のようなものが降って来てました。

今まで自分を苦しめていた思い込みに気づき、それを解放することができました。

感謝の気持ちと至らない自分を愛おしく思う気持ちでいっぱいになり、大泣きしながら手紙を書きました。

そんなこんなの松本の旅を終え、また新たな一歩を踏み出します。