北鎌倉発!人生を変える青木理恵のコーチング

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「できた」から「もっと上手になりたい!」へ ③

2013年04月18日 | 2011~2016年 NY生活

もうちょっとあります。

原稿の続きをアップさせてくださいね。

どなたかの目に触れるだけでも、、頑張って書いた私のエネルギーが昇華します~~~

ありがたや、ありがたや・・・

私の文章は、「てにをは」や順番がヘンテコなので、頭をひねりながら書いていることもあって、

子供のような文なのに、すご~~~く時間がかかっています。

それでも、こうやって皆さまにブログを読んでいただき、原稿依頼も頂けるなんて、

本当にありがたいことだと思います。

 

さて、今回テーマを変えて書き直したおかげで、、我が身を振り返ることができました。

原点に戻ることができました。

これからも頑張りますよ~~

 ~~~

私のレッスンの模様は、こちら

 

かつて私がしていたレッスンは、怒っていたとはいえ、かなり上から目線!

さらに、「この子は頭が悪い」とか

「ママが練習を見ていない」など、

思い込みと決め付けの連続。

口にしなきゃ、相手にわからない・・・

バレていないと思っていましたが、これは絶対、毛穴からにじみ出ていたと思います。

 

今、書いていても、申し訳なさでいっぱいになります。

 

でも、気を取り直して、どうやったらもっと良いレッスンになるかを考えてみましょう。

 

まず、全体的に感情的になっている上、指示が曖昧です。

これでは、実践的ではありません。

 

①今日のレッスンのゴール

②現状を明確にする

③ギャップを埋めるを、

 

次のような言葉で進めていきましょう。

 

①今日は、どうなったらいい?

②今は、こうなっているよね

③じゃあ、どうやって進めていこうか?

 

二人で、和気あいあいと楽しく、アイデアを出しつつ進めていきます。

主役は生徒さんですから、生徒さん主体で進めることがポイントです。

 

でも、子供の意見は突飛です。

 

なんじゃ、これは・・?と思うことがあっても、相手を尊重することを忘れずに。

まずは、相手の意見に興味を持ち、そのアイデアを取り入れながら、先生もアドバイス。

 

これこそ、双方向のコミュニケーション!

 

脇道それたら、もとに戻すことも忘れないでくださいね。

 

そしてフォローアップも大切です。

最後に期待を持って、「もっと、どうなりたい?」と付け加えます。

 

「先生、あのね。もっと上手になりたいの・・」そう言ってくれたら、大成功!

 

レッスン終了後には、瞳が輝いていることを確認してください。

瞳を曇らせてしまったら、指導者側に「改善点あり」です。

 

さあ、今日から、「弾けた」で終わらずに、「もっと上手になりたい」という心を育てる先生を目指しましょう。


猿が教えてくれた、尊重されるということ ②

2013年04月18日 | 2011~2016年 NY生活

引き続き、書いた原稿をお送りします。

今日も、読んでね。

~~~~

先生やお母さんは、ついつい、良かれと思って、「自分の価値観」や「考え」を子供に押し付けてしまいがち。

でも、そんな環境で育った子は、当然、自ら考えたり、工夫してみたり、やってみよう!といった

探究心やチャレンジが育っていません。

 

よく、ピアノの先生方から「生徒のやる気を起こすコーチング、教えてください」と頼まれます。

でも、「やる気」って、火を起こすようにパタパタとあおいで起こすものじゃありませんよね!

ごく自然に、心の深いところからムクムクっと湧いてくるものではありませんか?

 

「生徒のやる気が起きない」と悩む前に、

その原因のひとつに、

自分のコミュニケーションの取り方や指導を見直す必要があります。

 

私たちは、産まれたばかりの赤ちゃん育てるように、

生徒さんをゼロから教えるところからスタートし、

最終的に生徒さんが一人で考え、

工夫して、

弾けるようになるまでお育てすることが仕事です。

 

多くの先生の悩みは、

生徒さんの自立・成長にピンポイントで合わせたレッスンに特化していないところから来ているような気がしてなりません。

 

どうぞ、「答えは私が持っている」「可能性は少ない。無理。難しい」という思い込みを捨てて、

「答えは相手が持っている」「可能性は無限大」へと視点を動かしてみてください。

 

ああ、この子はこんなにすごい力を持っていたんだ・・・と感動します。

 

そして、新たに発見した気づきを黙っていないで、お互いに素直に言い合ってみてください。

レッスンが活き活きしていきます。

楽しくなっていきます!

 

こうなってくると、「生徒さんが一言もしゃべらない」といったコミュニケーションの悩みはなくなっていくのです。

 

 

また、私たち指導者は、

「生徒さんやお母さんの本音を知りたい」

「ご家庭での練習の様子を知りたい」

「情報を得たい」

本当のこと、教えて~~~!!!と思っています。

 

 

そんな時、情報を得るには、上から目線だと難しいですね。

どんなに相手でも、たとえ、小さい子でも相手を尊重することが大事、大事。

 

自分が大切にされているかどうかは、赤ちゃんにだって、

猿だって、わかるんですよ。

 

例えば、携帯をいたずらしている赤ちゃんを見つけた時に、無理やり奪い返すこともできますが、

穏やかに「これは、大事なものだから返してね」と言って、

しばらく静かに待ってみてください。

 

はい。

ちゃんと返してくれます。

 

猿だって、わかってくれます!

 

これは、私が小学生の時の遠い昔のお話。

 

神社から逃げ出してきた猿に手に握っていた赤いお財布を奪われたことがありました。

取り返そうと猿を追いかけたとたん、キーッっと歯をむきだして威嚇する猿。

でも、勇気を奮って、石を投げつけた私。

 

そのとたん・・・どうなったと思いますか?

 

 

なんと、猿はドブ川の向こうからジャンプして、私に襲いかかってきたんです。

 

怖くて、ショックで泣きながら、

逃げて、

逃げて・・・

 

でも、諦らめる訳にいきません。

 

仕方がないから、今度は心からお願いしてみました。

 

「ママに怒られるから、お財布返してね」って。

 

 

そしたら、しばらくお財布をいじっていた猿。

ポンって投げ返してくれたんです。

 

ホント、猿でもわかるんですから。

 

相手を尊重し、信じて待つことって、大切なことなんですね。


「ありのままの私」を恐れなくなった、コーチの一言 ①

2013年04月17日 | 2011~2016年 NY生活

 昨日、依頼された原稿を書きました。

書いた内容を大きく変更することになったので、

ここに、一部アップしちゃいます!

コーチングを受けてくれているママたちにも読んでもらえたらって思います。

 

 

~~~~

 

 

「先生、弾けた」

「もうっ!なんでわからないの!これは弾けたって言わないの」
「弾けてるもん」
「いい?マミちゃんのは、こう。先生の方をよく見てッ!弾けてるっていうのは、こう弾くこと。全然、違うでしょ。ダメ、やり直し」

「え~~。やだ~~~」

「やだじゃないでしょ。やる気ないなら、レッスンに来なくてもいいッ!」

「・・・・・・うっ、うっ・」

あ~~~~、まただ。

泣けばすむと思ってる。でも、大間違いだからね。

今日は、ちゃんとわかるまで、許さない。

 

生徒にわからないようにため息をつく私。

ああ、だから頭の悪い子ってやだ。

大体、お母さんがお家で全然練習を見てあげないから、こうなるんだ。

疲れがどっと押し寄せる。

 

こんなに一生懸命教えているのに、なんでわからないの?

レッスン時間を延長して、こんなに頑張ってるのに・・・

あ~あ、ピアノの先生、向いていないのかな。

 

先月は、突然一人やめた。

昨日も塾に行かせますからって、退会の相談があったばかりだ。

世間では、華やかに活躍している先生がいっぱいいるのに、

なぜうまくいかないのだろう・・・

最近の私は、ちょっとしたことで、イライラしたり、ビクビクしたり。

なんだか不安な私。

 

・・・・・・


正直に書くと、私の30年前のお話なんです。

新米先生の私は、生徒さんを上手にして、コンクールやグレードで結果をださなくては・・・と躍起になっていました。

また、「退会者の多い先生」というレッテルを貼られるのが怖くて、生徒さんが一人でもやめたらどうしよう・・とビクビクしていました。

笑顔の下には、早めに準備して、取り残されないようにすることで精一杯。

思いが空回りし、いい先生と思われたくて、周囲に合わせようと焦っていました。

でも、その苦しさを私は誰にも言えませんでした。

聞いてくれる人もいなかったんです。

「だって、みんな自分のことで精一杯。文句を言っちゃいけない」

と、思っていました。

努力した結果、生徒さんは増え、コンクールの上位入者を輩出することはできたけど、私は幸せにはなれませんでした。

今度は、出した結果を維持して、それ以上の結果を出すために、もっとスピードを上げなくてはならなくなったからです。

誰も止めてくれませんでした。

それどころか、みんな期待してくれました。

でも、私は周囲の期待が重く、負担でした。

勉強のためといって、あちこちのセミナーに走り、補講レッスンの時間をどんどん増やし、身をすり減らしていきました。

もう、たくさんだ・・と思っていました。

 

やがて、海外転勤になり、いったん指導の一線から退くことになった私のエネルギーは、

子育てへと向き、

今度は、我が子が遅れを取らないように必死になりました。

でも、それは「母親として当然すべきこと」と思い込んでいたんです。

 

2003年、私は、コーチングを知り、20年間突っ走ってきた私の衝動的なエネルギーにブレーキをかけてくれたコーチに出会いました。

 

「青木さん、あなたは、自分がどんな人間になりたいのかを考えたことがありますか?

<人にどう思われたいか>ではなく、<どんな人間になりたいか>です。

それが、あなた自身の幸せを決定するのですよ

 

一瞬、雷に打たれたように、頭が真っ白になりました。

 

どんな人間って?そんなこと考えたこともない・・

 

静かに私の返事を待つコーチ。

 

私は必死に考えて答えました。

 

「良い母親や結果を出す指導者になるのではなく、本当は、真のサポートができる人になりたい」 

 

すると、コーチは言いました。

 

「真のサポートができる人になる、つまり、枠を広げ、人間性を高めたいのですね」

 

まさに、この瞬間が、私の人生を変えたのです。

 

 

コーチと私は、キーワードの「人間性を高める」をテーマに、

「被害者意識の強かったものの見方、考え方」「自己責任へと引き寄せる考え方」に変えていきました。

 

自分を客観的に見つめ、心や生き方の土台をもう一度整えはじめたら、

少しずつではありましたが、

周囲の人や環境に振り回されなくなっていきました。

 

そして、気がついたとき、私はありのままの姿でいることに恐れなくなっていたんです!

 

 

イキイキしているね、

輝いているね、

と言われるようになったのは、その頃からかもしれません。

 

そばにいて、見守り、私の深いところにある願いを引き出してくれたコーチの存在があったおかげで、

苦しいときもあったけれど、逃げずに、全部自分で決めて実行できました。

人や周りのせいにすることも少なくなって行きました。

自己責任力がアップして、大人になれました。

ああ、私はどれほど成長したかしれません。

 

幸せは、痛みを伴う成長をしてこそ、手に入れられるんですね。

痛みよ、来い!

もっともっと、成長して、幸せになります。

 

~っと、大好きな〝ひすいこうたろうさん″式に書いてみました。

 

では、今から1時間ほど、NYフィルのオープンリハーサルに行って、心身をクリーンにしてきます。

そして、お昼からは、NY初、マザーズ養成講座です。

ウキウキッ♪


ロンドンの大家さんAnnieと再会

2013年04月16日 | 2011~2016年 NY生活

去年の秋、ロンドンカウンセラーコースの時にお世話になったB&Bのオーナー、、AnnieがNYに駐在している息子さんに会いにきました。

私にも連絡をくれて、アッパーイーストのCafeでランチ!

Annieは、今度、オックスフォードとケンブリッジ大学、政府の出版する本の校正をすることになったの!と、とても嬉しそうに語ってくれました。

私も式部会のこと、クライアントさんが増えていること、新しいセミナーが3つ始まることなどなど、聞いてもらいました。

拡大したビジネスの話を心おきなく出来る間柄って、なんとなく嬉しいです。

実は、Annieは、前回も私のアパートに遊びに来てくれました。

私は、誘われないと自分から「会おうよ!」って言い出しにくいところがあります。

でも、こうやって声をかけてもらうと、嬉しくて、嬉しくて・・・

そのおかげで仕事もすごくはかどった!

これからはAnnieを見習って、自分からもっと声をかけていきたいです。

英語は相変わらずだけど、楽しくしゃべれて、聞いてくれるありがたい人がいるのだから、これでいいのかな?って思えるようになりました。

ランチのあとは5thアベニュー沿いの私のお気に入りの美術館、フリック・コレクションへ。

素晴らしい邸宅の中で、名画を堪能しました。

一流のアートのあるラグジェリアスな空間で、昨日依頼された原稿を書くためのインスピレーションをもらい、

帰りはセントラルパークで自然の力をもらって帰りました。

桜は満開。

ボートハウスでは、大人たちがドリンクを楽しんで・・・

なんて美しい若葉でしょう。

何を書いているのかな?鳥の声が聞こえ、そよ風が吹く、癒しの場所です。

次回は、ボートにも乗りたいなあ

 

大好きなマンハッタン暮らしをエンジョイできるのも、毎日ハッピーだから。

良いことも悪いことも両方受け入れて、ありがたく生きていく生き方を知ったから・・・かな?

 

明日は、NY初、マザーズコーチ養成講座の第一回目。

マンハッタンで、新マザーズコーチ8名が誕生するのかと思うと嬉しくてなりません。

一緒に学べる仲間をNYに作れたことも嬉しいし、賛同してくださったみなさんに感謝!

日本では、全国を駆け巡ってたくさんの講座をさせていただいたけれど、NYママは、また一味違うのです。

私も一から学ばせていただくつもりです。

 

 

 


セントラルパーク桜模様

2013年04月14日 | 2011~2016年 NY生活

まだ、ちょっと風が冷たいマンハッタン。

桜を見に行ってきました。

みごとな白いしだれ桜に佇む夫を撮るの図。

ちょっとお散歩するだけなのに、いつもオシャレをする夫。

感心します。

お茶も点ててくれました。

桜を愛でながらの一服、美味しい~~~

お菓子は、秋田のクライアントさんからいただいたお干菓子。

こういう日のために、大事に取っておいたのでした!

筆ペンを持って行って、写経の宿題もしましたよ~

海外に住んでいても、日本の心を大切にしています。