風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

神奈中バスGW10日間フリーパスの旅 index

2019-07-10 | 神奈川
[2019.4.27-5.6]

◆ 神奈川 1-(1)(新横浜、道志村) ←旅行記へ
 今年のGWは、神奈中バスの10日間フリーパスを活用しました。
 遠いところから攻めようと思い、初日は山梨県の道志村へ。
 1日2便のバスに乗り、着いた時には乗客は私一人でした。
  ● prologue  ● バス会社のエリア  ● 行き先9パターン
  ● 大混雑の新横浜  ● [1本目]「新横浜駅前」⇒「杉山神社前」
  ● 上星川杉山神社参拝  ● [2本目]「杉山神社前」⇒「鶴ヶ峰駅」
  ● [3本目]「鶴ヶ峰駅」⇒「鶴間駅東口」
  ● [4本目]「鶴間駅東口」⇒「町田バスセンター」
  ● [5本目]「町田バスセンター」⇒「旭農協前」
  ● [6本目]「旭農協前」⇒「三ヶ木」
  ● [7本目]「三ヶ木」⇒「月夜野」
  ● 乗客一人  ● この日の目的地、月夜野着



◆ 神奈川1-(2)(道志村、鶴川)
 路線バスを乗り継いで隣の県まで行けるなんて。
 帰り道、鶴間と鶴川を間違えるという大失敗。
 結局、電車で帰りました…涙は次回に生かします!
  ● 道志村の月夜野バス停
  ● [8本目]「月夜野」⇒「三ヶ木」
  ● 太い杉の木 ● 登山帰りの乗客
  ● [9本目]「三ヶ木」⇒「橋本駅北口」
  ● [10本目]「橋本駅北口」⇒「町田ターミナル」
  ● うどん屋ウエスト ● 町田で乗り換えにウロウロ
  ● [11本目]「町田バスセンター」⇒「鶴間駅東口」?
  ● 鶴間駅と鶴川駅を間違えた!
  ● 心が折れて電車で帰る「鶴川⇒新横浜」
  ● 町田アゲイン ● 今日の乗車データ



◆ 神奈川 2-(1)(宮ヶ瀬湖)
 GW2日目も、横浜市の水源へ。
 バスが遅れて1時間予定がずれたのに、いつの間にか戻っている不思議。
 向かった先は、宮ヶ瀬湖でした。
  ● 雨と寒さ対策 ● 今日のタイムテーブル ● 今日の予定ルート
  ● 横浜市の水源 ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「上星川」
  ● 上星川駅周辺散策 ● 登れない石段 ● [2本目] 「上星川」⇒「川井宿」
  ● [3本目] 「川井宿」⇒「鶴間駅東口」
  ● 渋滞でバスをのがす ● 鶴間駅散策
  ● [4本目] 「鶴間駅東口」⇒「町田バスセンター」
  ● 直行便ねらい ● [5本目] 「町田バスセンター」⇒「橋本駅北口」
  ● 橋本駅でサブウェイ ● [6本目] 「橋本駅北口」⇒「鳥居原ふれあいの館」
  ● 宮ヶ瀬湖シャトルバス ● 少女とお父さん



◆ 神奈川 2-(2)(宮ケ瀬湖)
 湖を一周し、ヤギや羊に癒されて帰途に着きます。
 バスに乗っているだけとはいえ、この日もなかなかハード。
 まだ2日目なのに、もう疲れがたまってきています。
  ● [7本目] 「鳥居原ふれあいの館」⇒「橋本駅北口」
  ● [8本目] 「橋本駅北口」⇒「町田バスセンター」
  ● ややこしや町田駅 ● [9本目] 「橋本駅北口」⇒「鶴間駅東口」
  ● [10本目] 「鶴間駅東口」⇒「鶴ヶ峰本町」 ● 夜のバス停
  ● [11本目] 「鶴ヶ峰本町」⇒「峰岡町」
  ● 乗り換えバス停を調整する ● [12本目] 「峰岡町」⇒「新横浜駅」
  ● 今日の乗車データ ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 3-(1)(戸塚、二宮)
 GW3日目は、湘南の海を目指します。
 ドリームランド跡地に旧ホテルエンパイアビルを見つけて感激。
 茅ヶ崎の先の二宮町にたどり着きました。
  ● 平成最後の昭和の日 ● 今日のタイムテーブル
  ● 今日の予定ルート ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅東口」
  ● 保土ケ谷駅 ● 反対口への移動乗り換え
  ● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「戸塚駅東口」 ● 戸塚駅東口から戸塚バスセンターへ
  ● [3本目] 「戸塚バスセンター」⇒「横浜薬大南門」 ● 気になるビル
  ● [4本目] 「横浜薬大南門」⇒「湘南台駅東口」 ● 湘南台駅乗換
  ● [5本目] 「湘南台駅西口」⇒「小出小学校前」
  ● [6本目] 「小出小学校前」⇒「茅ヶ崎駅」 ● 茅ヶ崎駅周辺散策
  ● [7本目] 「茅ヶ崎駅」⇒「平塚駅北口」 ● 神奈中バスの本拠地エリア
  ● まぎらわしい名前 ● [8本目] 「平塚駅北口」⇒「二宮駅南口」
  ● ガラスのウサギ像 ● 駅から海へ ● 車内で今日の星占い



◆ 神奈川 3-(2)(二宮)
 大磯の公園内にある旧吉田茂邸を訪ねました。
 小田急江ノ島線は、私にとって遠い地への境界線。
 保土ヶ谷で東海道宿場町の名残を探しました。
  ● 二宮の海 ● ハイビスカスではなくツバキ
  ● [9本目] 「二宮駅南口」⇒「城山公園前」 ● 大磯城山公園
  ● 旧吉田茂邸 ● 日本庭園 ● 大磯町のマンホール
  ● [10本目] 「城山公園前」⇒「平塚駅北口」
  ● [11本目] 「平塚駅北口」⇒「茅ヶ崎駅」
  ● [12本目] 「茅ヶ崎駅」⇒「小出二本松」
  ● 團十郎の手形 ● 乗換いまひとつ
  ● [13本目] 「小出二本松」⇒「湘南ライフタウン」
  ● [14本目] 「湘南ライフタウン」⇒「湘南台駅西口」
  ● 湘南台駅移動 ● そうにゃんだい
  ● [15本目] 「湘南台駅東口」⇒「横浜薬大南門」
  ● [16本目] 「横浜薬大南門」⇒「戸塚バスセンター」
  ● [17本目] 「戸塚駅東口」⇒「保土ケ谷駅東口」
  ● 旧東海道保土ケ谷散策 ● [18本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「新横浜駅」
  ● 新横浜駅到着 ● 小田急線江ノ島線 ● 今日の乗車データ
  ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 4(多摩川、鶴見川)
 4日目は、バスはやめて身体を休めます。
 雨降りの中、3日ぶりに電車に乗りました。
 平成最終日、改元スイーツがてんこもりで売られていました。
  ● 連休初のバス旅休み ● ヤビツをやめてどこに行く?
  ● 淵野辺のJAXA ● 相模原の家 ● なつかしの電車
  ● 増水の川 ● 改元スイーツ ● 平成最後の菓子



◆ 神奈川 5-(1)(淵野辺)
 令和初日のGW5日目は、JAXA相模原へ向かいます。
 小さいながら宇宙への夢にあふれた淵野辺駅前。
 はやぶさのくれた感動が蘇りました。
  ● 令和初日 ● 今日のタイムテーブル
  ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「峯小学校前」
  ● [2本目] 「峯小学校前」⇒「鶴ヶ峰駅」
  ● 親水公園 ● 令和コーヒー ● 行き先変更
  ● [3本目] 「鶴ヶ峰駅」⇒「鶴間駅東口」
  ● [4本目] 「鶴間駅東口」⇒「町田バスセンター」
  ● [5本目] 「町田バスセンター」⇒「町田市役所東」
  ● [6本目] 「町田市役所東」⇒「淵野辺駅北口」
  ● 宇宙マンガ ● ロマンチックな駅前通り ● 日時計の王様
  ● マンホール ● [7本目] 「淵野辺駅北口」⇒「市立博物館前」
  ● JAXA相模原 ● イトカワとはやぶさ
  ・1/2000の小惑星イトカワと探査機はやぶさの模型 ・科学成果
  ・はやぶさが地球に持ち帰った小惑星イトカワの微粒子 ・小惑星リュウグウの模型
  ・太陽系の惑星の公転周期 ・RVT-9 ・はやぶさ2の模型
  ・映画で使われた職員証 ・M-3SIIロケット実物大模型
  ● 市立博物館 ● プラネタリウム ● 自然博物館



◆ 神奈川 5-(2)(淵野辺、相模原)
 相模原駅の反対側には、元米軍敷地が広がっていました。
 生まれた頃に住んでいた家の辺りを訪ねます。
 鶴見川の源泉からは、ポコポコときれいな水が湧き出ていました。
  ● 広大な淵野辺公園 ● [8本目] 「大野台3丁目」⇒「相模原駅南口」
  ● 相模原駅 南と北 ● 相模デポ ● 元の家を探す ● iPhone落下
  ● [9本目] 「すすきの住宅前」⇒「坂上」● 沼の入口
  ● 泉へ向かう ● 鶴見川の源泉 
  ● [10本目] 「小山田」⇒「町田バスセンター」
  ● [11本目] 「町田バスセンター」⇒「鶴間二丁目」
  ● [12本目] 「鶴間二丁目」⇒「鶴ヶ峰駅」 ● 一休さん?
  ● [13本目] 「鶴ヶ峰駅」⇒「上星川」
  ● [14本目] 「上星川」⇒「新横浜駅前」
  ● 今日の乗車データ ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 6-(1)(伊勢原)
 6日目は晴れ。日本三薬師の一つ、日向薬師へ。
 山に入ると、青空の下雨が降り出し、天気雨の中を参拝。
 大岡越前が実在の人物と知って、驚きました。
  ● 翌日の行き先検討中 ● 今日からリュック ● 今日のタイムテーブル
  ● 今日の予定ルート ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅西口」
  ● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「戸塚駅東口」 ● 難しい戸塚駅乗換え 
  ● [3本目] 「戸塚バスセンター」⇒「横浜薬大南門」
  ● [4本目] 「横浜薬大南門」⇒「湘南台駅東口」
  ● [5本目] 「湘南台駅西口」⇒「小出小学校前」
  ● 実在した大岡越前 ● [6本目] 「小出小学校前」⇒「茅ヶ崎駅」
  ● 茅ヶ崎トラップ ● [7本目] 「茅ヶ崎駅」⇒「平塚駅北口」
  ● [8本目] 「平塚駅北口」⇒「伊勢原駅南口」 ● 伊勢原観光案内所
  ● [9本目] 「伊勢原駅南口」⇒「日向薬師」 ● 日向薬師バス停
  ● 車の登り道 ● 雨の青空 ● 立ち上る煙 ● 虚空菩薩とカエル ● 徒歩参道



◆ 神奈川 6-(2)(伊勢原)
 日向薬師の大きな仁王像に挨拶をして、山を下ります。
 またもや茅ケ崎でバス待ちぼうけ。相性が悪いのかしら。
 午後には晴れ渡り、きれいな夕焼けが見られました。
  ● 山中の仁王門 ● 赤い仁王様 ● 頼朝と衣裳場
  ● 日向渓谷 ● 白髭神社と高麗神社 ● 朝どれ野菜
  ● [10本目] 「日向薬師」⇒「伊勢原駅北口」
  ● [11本目] 「伊勢原駅北口」⇒「平塚駅北口」 ● 人魚像と噴水
  ● [12本目] 「平塚駅北口」⇒「茅ヶ崎駅」 ● チガサキ・イズ・マイ・キモン
  ● [13本目] 「茅ヶ崎駅」⇒「小出小学校前」
  ● [14本目] 「小出小学校前」⇒「湘南台駅西口」 ● 駅前散策
  ● [15本目] 「湘南台駅東口」⇒「横浜薬大南門」
  ● [16本目] 「横浜薬大南門」⇒「戸塚バスセンター」
  ● [17本目] 「戸塚駅東口」⇒「保土ケ谷駅東口」
  ● [18本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「新横浜駅前」 ● 新横浜の女性群
  ● 今日の乗車データ ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 7-(1)(相模湖)
 気合いを入れて始発バスに乗った連休7日目。
 激レア路線を目指しましたが、道路混雑であえなく計画頓挫。
 そういえばこの辺りは、渋滞のメッカでした。
  ● 5時起床 ● 今日のタイムテーブル ● 今日の予定ルート
  ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「上星川」
  ● [2本目] 「上星川」⇒「大貫橋」● 大貫谷戸水路橋
  ● 横浜身代わり不動尊 ● 役行者
  ● [3本目] 「大貫橋」⇒「鶴間駅東口」 ● 亀甲山の教会
  ● [4本目] 「鶴間駅東口」⇒「町田バスセンター」
  ● [5本目] 「町田バスセンター」⇒「橋本駅北口」
  ● [6本目] 「橋本駅北口」⇒「三ヶ木」 ● 三ヶ木バスターミナル
  ● [7本目] 「三ヶ木」⇒「相模湖駅」 ● プレジャーフォレスト
  ● 相模湖のマンホール ● レアバスのがす ● Uターン
  ● [8本目] 「相模湖駅」⇒「三ヶ木」
  ● トレジャーフォレスト大人気 ● バスの清掃スタッフさん



◆ 神奈川 7-(2)(津久井湖)
 相模湖から津久井湖へ。ダムの水位チェック。
 1時間に1本のバスを乗り継いで帰ります。
 ラクダに乗っているつもりで、ゆっくり揺られていきました。
  ● [9本目] 「三ヶ木」⇒「津久井湖観光センター前」
  ● 津久井湖の花々 ● 地元の野菜 ● 城山ダム
  ● [10本目] 「津久井湖観光センター前」⇒「橋本駅北口」 ● 八王子駅行きバス
  ● [11本目] 「橋本駅北口」⇒「町田バスセンター」 ● 町田駅で時間つぶし
  ● [12本目] 「町田バスセンター」⇒「鶴間駅東口」 ● 鶴間で時間つぶし
  ● [13本目] 「鶴間駅東口」⇒「鶴ヶ峰駅」 ● 親水公園へ
  ● [14本目] 「鶴ヶ峰駅」⇒「和田町」 ● 猫ハント
  ● [15本目] 「和田町」⇒「新横浜駅」 ● 新横浜に戻る
  ● 今日の乗車データ ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 8-(1)(辻堂海岸)
 晴天のこの日は、湘南ビーチを目指します。
 ボードを自転車につけて運ぶサーファーたち。
 青空の下の浜辺はまぶしく輝いていました。
  ● 今日の行き先 ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅東口」
  ● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「戸塚駅東口」
  ● [3本目] 9:25「戸塚バスセンター」⇒「藤沢駅」 ● 藤沢駅前は改修中
  ● [江ノ電バス] 「藤沢駅」⇒「三富士町」(ノーカウント)
  ● [4本目] 「三富士町」⇒「藤沢駅」 
  ● [5本目] 「藤沢駅」⇒「高砂小学校前」 ● 運ちゃんGJ
  ● サーファーとビーチクルーザー ● 辻堂海浜公園 ● 辻堂海岸
  ● [6本目] 「高砂小学校前」⇒「藤沢駅」 ● 観光案内所 ● 白衣観音
  ● [7本目] 「藤沢駅」⇒「大船駅西口」 ● 白衣観音 ● 高久パン
  ● バス乗り場にウロウロ ● ひばりヶ丘
  ● [8本目] 「大船駅東口〔笠間口〕」⇒「金沢八景駅」



◆ 神奈川 8-(2)(金沢八景)
 ピカピカに生まれ変わった金沢八景駅。
 周辺の変貌に驚きながら、久しぶりの母校訪問。
 鳴り続ける雷。バスから見た稲光がきれいでした。
  ● ネオ・金沢八景駅 ● 懐かしのお店はいずこ ● 古いトンネル
  ● 関学と市大 ● 消えた古民家 ● 横浜市立大学
  ● たまごカレーパン ● 瀬戸神社 
  ● [9本目] 「金沢八景駅」⇒「大船駅東口〔笠間口〕」 ● 場所を変えて営業中
  ● [10本目] 「大船駅東口〔笠間口〕」⇒「桜木町駅前」 ● 笠間十字路
  ● ネオ・上大岡駅 ● ゲリラ豪雨 ● みなとみらいと虹
  ● [11本目] 「桜木町駅前」⇒「保土ヶ谷駅東口」 ● 八景~保土ヶ谷ほぼバス内 
  ● [12本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「新横浜駅前」 ● 今日の乗車データ
  ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 9-(1)(南太田、上大岡)
 かつての家はもう跡形もなくなり、さら地になっていました。
 母校の高校で、休日部活練の後輩たちを見守ります。
 上大岡駅はわからなくなりすぎて、改札にさえたどり着けませんでした。
  ● 今日のタイムテーブル ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅東口」
  ● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「蒔田中学校前」 ● 獅子頭の湧水
  ● 大原隧道 ● [3本目] 「南センター前」⇒「南太田駅前」
  ● 真葛焼窯場跡 ● 庚台の石碑 ● かつての家は
  ● 急斜面の上 ● [4本目] 「前里町4丁目」⇒「信濃口」
  ● カオスその1 ● カオスその2 ● 女性の優しさ
  ● [5本目] 「平戸」⇒「南高校前」 ● 母校訪問(高校) 
  ● [6本目] 「南高校前」⇒「上大岡駅」● カミオとミオカ
  ● [7本目] 「上大岡駅」⇒「横浜駅東口」
  ● [8本目] 「横浜駅西口」⇒「児童植物園前」



◆ 神奈川 9-(2)(里山ガーデン)
 GW最終章の人込みに疲れて、自然の多い場所に向かいます。
 緑多いこども植物園と英連邦墓地。里山ガーデンは一面花咲くカーペット。
 帷子川親水緑道では森林浴ができました。
  ● こども植物園 ● 木原均博士 ● 英連邦墓地
  ● [9本目] 「児童遊園地前」⇒「保土ケ谷駅東口」
  ● [10本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「上星川」
  ● [11本目] 「上星川」⇒「下白根橋」
  ● [12本目] 「下白根橋」⇒「鶴ヶ峰駅」
  ● [13本目] 「鶴ヶ峰駅北口」⇒「よこはま動物園北門」
  ● ズーラシア ● 里山ガーデン 
  ● [シャトルバス] 「よこはま動物園北門」⇒「よこはま動物園正門」
  ● 神奈中待ちぼうけ ● [14本目] 「よこはま動物園」⇒「鶴ヶ峰駅」
  ● 帷子川親水緑道 ● [15本目] 「鶴ヶ峰駅」⇒「常盤園下」
  ● [16本目] 「常盤園下」⇒「新横浜駅前」 ● 帰宅
  ● 今日の乗車データ ● 実際のタイムテーブル



◆ 神奈川 10(山手、横浜港)
 GW最終日は、近場をめぐる半日コースにしました。
 朝の静かな山手を散策。港に停泊中の客船を眺めます。
 この長い10日間にお付き合い下さって、どうもありがとうございました。
  ● いよいよラストデー ● 今日のタイムテーブル ● 今日の予定ルート
  ● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅西口」
  ● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「港の見える丘公園入口」
  ● 山手の西洋館 ● 港の見える丘公園 ● 大佛次郎記念館
  ● フランス山 ● アメリカ山 ● ガーデンネックレス
  ● 大桟橋の客船 ● 豪華客船来港中 ● ピア象の鼻
  ● [3本目] 10:25「日本大通り」⇒「桜木町駅前」
  ● [4本目] 「桜木町駅前」⇒「保土ケ谷駅東口」 ● 中華街
  ● 根岸の急勾配 ● [5本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「新横浜駅前」
  ● 新横浜駅 ● 横アリセクゾ ● 今日の乗車データ
  ● 実際のタイムテーブル ● epilogue





神奈中バスGW10日間フリーパスの旅10(山手、横浜港) [Last]

2019-07-10 | 神奈川
9日目からの続きです。

● いよいよラストデー      

いよいよ、GW最終日になりました。
明日からまた普段通りの日々に戻るため、バス旅を催行するか一日休養日にするか考えます。
昨日で終わってしまうのも何となく寂しかったので、午前中で終わる無理のないルートをとることにしました。

● 今日のタイムテーブル



一日コースの予定を立てていましたが、今日はサクッと短め、半日コースに変えます。
ガーデンや墓地には昨日行ったし、動物園は別の機会にすることに。
一番楽できれいなルートを選びます。

● 今日の予定ルート



帰省ラッシュで道路が混んでいることを考えて、遠出はしません。
目的地は横浜港周辺です。

● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅西口」

1本目は、7:37「新横浜駅前」発「保土ケ谷駅西口」行きの[121]系統。

まず保土ヶ谷まで行きました。

● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「港の見える丘公園入口」

2本目は、8:30「保土ケ谷駅東口」発「桜木町駅前」行きの [11]系統。
昨日と同じ、桜木町行きの11番バスに乗り、山手の丘へ向かいました。
山手エリアを通る11系統バスは、神奈中一のおしゃれルートだといわれています。

バスの右側先頭席に座りました。
前に桜木町から保土ヶ谷に乗ったとき、バスの中は混んでおり、写真を撮るのははばかられました。
今日は、まだ朝の8時半なので、保土ヶ谷からの乗客は3人。



中村橋から元米軍住宅の根岸の丘までぐっと上がり、そこから尾根づたいに山手方面に向かう道は、かなりくねくねとした細道です。
乗客はハイカラな建物を見られて気分が良くても、バスの運ちゃんは緊張を強いられる道です。



● 山手の西洋館

山手にやってきました。西洋館のベーリックホール。
まだ開館前なので、誰もいません。



山手西洋館のエリスマン邸。
もう少ししたら、訪問客がおおぜいやってくることでしょう。



横浜で一番有名な外国人墓地の前を通りました。
ここもまだ開いていません。



その向かいにある横浜地方気象台。
1927年(昭和2年)に建てられた、アールデコ調の建物です。

● 港の見える丘公園

9:05に「港の見える丘公園前」で下車。
こんな早めの時間にここに来たのは、初めてかもしれません。



観光客のいない朝の公園は、静か。
犬を連れた近所の人同士があいさつし合う、落ち着いた雰囲気です。



緑がぐんぐん成長するこの季節は、ベイブリッジがうっそうとした木々の向こうに見えます。
じきに、葉っぱの影に隠れてしまいそう。



赤いきりんたち(ガントリークレーン)が見える辺りは、本牧埠頭です。



● 大佛次郎記念館

大佛次郎記念館やその隣のイギリス館は、9時半に開館します。
あと15分ほど待てば開きますが、今日は見学しません。
もう何度も訪れているし、観光客で混む前に、先に進みたいからです。



大佛次郎記念館の前のバラ園。
早咲きのバラが咲いていましたが、満開になるのはまだちょっと先ですね。



うーん、ロマンチック!『美女と野獣』の世界のよう。

● フランス山

うっそうと緑が生い茂る、森のようなフランス山を散策。



1896年(明治29年)にフランス領事館が建てられた場所で、その遺構があります。
(トマソン階段だわ)とひそかに喜びます。



建物のそばには、井戸水を汲み上げるための風車がありました。
明治期、山手の丘の上水道は不完全で、井戸を引く方が早くて確実だったそう。
これは当時の形を想像して再現した、赤い羽根のモニュメント。
すてきです。

● アメリカ山

坂を下ってフランス橋をくぐり、車道を渡ってみなとみらい線「元町・中華街駅」の上に上がると、そこはアメリカ山公園。
道路を挟んで、フランス山とアメリカ山があるのです。



ここも、もう少ししたらバラの名所になりそう。
コデマリならぬオオデマリの白い花も、たわわに咲いていました。

● ガーデンネックレス



海岸通りに出て、ガーデンネックレス横浜2019会場へ。
昨日は訪れたのは里山ガーデン、こちらはみなとエリアです。



庭園の向こうには氷川丸。山下公園を歩きます。

● 大桟橋の客船

そこから海沿いの遊歩道を通って、大桟橋へ。



桟橋から眺める赤レンガ倉庫とみなとみらい。



反対側には、山下公園と氷川丸。

● 豪華客船来港中



大桟橋には豪華客船が来ていました。
こちらは飛鳥2号。
グアムからやってきて、ここに10時間停泊中。



こちらはにっぽん丸。
久慈からやってきて、ここに8時間停泊中。
少し離れた大黒ふ頭にはMSCスプレンディダ号、山下ふ頭にはスター・レジェンド号が来ているとのこと。

昨日は、クイーン・エリザベス号を含む外国大型客船が、3隻来港したそうです。
客船好きにはたまりませんね。

にっぽん丸から「来年も待ってまーす!また、よろしくお願いしまーす!」という声が聞こえてきました。
見ると、甲板に数名のスタッフの人たちが出て、陸に向かって手を振っていました。

建物に入ると、大勢のトランクを引いた熟年な方々の姿。
ここ横浜港で下船した乗客たちです。
数台のシャトルバスが、彼らを桜木町駅まで運んでいきました。

● ピア象の鼻
 
ウォーターフロントを歩きます。
ちょっと雲が多い日で、写真の出来映えは今一つ。
そう暑くないのはいいのですが。



象の鼻パーク。ピアには遊覧船がたくさん停まっていました。



日本大通りに出て、バスを待ちながら辺りを散策。
県庁を前にして、右は港、左は横浜スタジアム。
広い開放感あふれる通りです。

● [3本目] 10:25「日本大通り」⇒「桜木町駅前」

3本目は「日本大通り」発「桜木町駅前」行きの [11]系統。
終点には30分に着きました。

● [4本目] 「桜木町駅前」⇒「保土ケ谷駅東口」

大混雑しているだろう横浜駅周辺道路には寄らないことにして、ここでUターンします。
次は、5分後の10:35発。同じ運転手なので、休憩が短くて大変だわ。
山手の丘の狭いくねくね道を対向車とすれ違うのは、なかなか骨が折れそうですが。
みんな慣れていて、苦労しないのかしら。

4本目は、10:40「桜木町駅前」発「保土ケ谷駅東口」行きの [11]系統。

大勢の乗客がどんどん乗りこんで、予定より5分遅れての発車になりました。
「5円玉、大丈夫ですか?」と聞いた人がいました。
「大丈夫ですよ」との答えに(そうなの?)と内心驚きます。
イマドキの運賃箱は、1円玉だって判別するんだそう。
有能ですね。

● 中華街



中華街前を通りました。
タクシーの影になってしまいましたが、ちらりと見えたチャイナタウンは、安定の混みっぷり。
連休最終日ですからね。

元町・中華街駅は、川を挟んで元町側と中華街側にそれぞれ改札があります。
それぞれの改札そばには「元町入口」「中華街入口」とバス停があります。
一人の乗客のおばさまが「元町・中華街駅前で降りたいんですが」と運ちゃんに尋ね、いったん「中華街入口」で降りかけたものの、「ここは違いましたわ」と言って、次の「元町入口」まで乗って行きました。
これは、慣れないと混乱しそう。
歩くとけっこう距離があるので、間違えるとダメージは大きいです。

● 根岸の急勾配

根岸の丘を抜け、元米軍住宅敷地前の坂から一気に下る一直線の道。
実際には、結構な勾配です。



運転免許をとったばかりの頃、夜にこの道を通ったことがあります。
暗くて視界が悪い中、ハードな傾斜を降りねばならず、マニュアル車の慣れないシフトダウンに変速ショックを起こしながら、必死にエンジンブレーキとフットブレーキをかけつづけました。
無我夢中でしたが、なんだか浮遊感もあって、スリル満点かつ謎のハイ気分になったことを思い出します。(危険!)

11:34に保土ヶ谷駅到着。次の新横浜行きは11:53に出ます。
121系統にしては珍しく、無駄のない乗り換えです。

● [5本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「新横浜駅前」

5本目は、11:53「保土ケ谷駅西口」発「新横浜駅前」行きの [121]系統。

これが、今日最後のバスになります。
どの席に座ろうと考えて、バスの中を見通しやすい、後部座席に行きました。

毎日乗っていたのに、見飽きるほどは景色を見ていなかったなあと思います。
朝の最初の便では眠くて寝ていくことが多く、夜の最後の便では疲れて寝ていくことが多い、つまり居眠り率が高かったためです。
だから、ほぼ毎日乗り続けていたのに、10日たっても新鮮な気分。

● 新横浜駅

12:41に新横浜駅に着きました。



JR新横浜駅構内は、トランクを引いて家に帰る人々が大勢いました。
崎陽軒のブースには、連休初日のような長い行列ができていました。



● 横アリセクゾ

駅を出ると、大勢の女子たちが列を作ってアリーナ方向へと歩いて行きます。
みんな、Sexy Zoneのライブに向かう人たち。
今日、5/6(月)はアリーナライブ最終日。13:00と17:30の2回、きっちり行われるようです。
おつかれさまです!



まだ明るいですが、横浜アリーナ前の人込みはスゴイです。
画像ではよくわかりませんが、道路向こうのアリーナ側に渡る勇気が出ないほどの熱量です。

帰宅したのは13:10。
午後はゆっくり休んで、身体の疲れをとりました。

● 今日の乗車データ

この日は神奈中バスに5本、正規運賃1100円分、乗りました。
乗車時間は129分で、歩数は11980歩でした。

連日この2、3倍の本数に乗っていたため、5本は(少なっ!)と思いますが、この感覚を早く普通に戻さなくてはなりませんね。

● 実際のタイムテーブル



● epilogue

「2019年ゴールデンウィーク神奈中10日間フリーパス」を使いたおしたこの連休。
期間中に乗った神奈中バスは、ちょうど120本になりました。
120本(゚〇゚;) !
単純計算で、一日に12回バスに乗ったことになります。
はじめは壮大なGWの無駄使いかなと思いましたが、こんなチャレンジはそうそうできない、いい機会でした。

    <10日間の行き先>
    1日目 月夜野
    2日目 宮ケ瀬ダム
    3日目 大磯
    4日目 (雨日のため休み)
    5日目 JAXA相模原
    6日目 日向薬師
    7日目 相模湖
    8日目 辻堂海岸
    9日目 里山ガーデン
    10日目 横浜港

前半は、まだ行ったことがない遠距離の場所中心に周りました。
後半は、自分にとってなじみ深い場所を久しぶりに訪れました。
メリハリをつけられて、さんざんバスに乗ったものの、毎日飽きることはありませんでした。

こんな太っ腹なフリーパスを出してくれた神奈中さん、どうもありがとうございます!!!
そして、安全運転をしてくれた運転手さんたちに、120回のありがとうを贈りたいと思います!!!


我が家のスミレ


今回のバス旅で学んだことを、箇条書きにしました。
  ・無理しない
  ・計画と実際は違う
  ・とりあえずやれるとこまでやってみる
  ・やらないと何もない
  ・自分の力でどうにもならないことは気にしない
  ・過程を楽しむ
  ・深刻になり過ぎず、やる気を持って
  ・慣れるとコツがわかって楽になる
  ・身体が資本
  ・いき詰まったら視点を変えてアイデア勝負で突破口を探す

終わってみれば、楽しい思い出ばかりが残るもの。
ただ最終日以外は、正直どの日もけっこうキツい行程でした。
そんな中から搾り出てきた、こうした実感。
今後の日々に、生かしていきたいと思います。

今回の物好きなチャレンジに延々お付き合いくださって、どうもありがとうございました。
無駄だらけのようで、実際にはとても意義深かったこのトライアル。
こんなことをする酔狂な仲間が、ほかにも増えてくれればいいなあと思っています☺




神奈中バスGW10日間フリーパスの旅 9-2(里山ガーデン)

2019-07-09 | 神奈川
その1からの続きです。

● こども植物園

横浜駅からバスに乗り、保土ヶ谷駅を超えた辺りにある「児童遊園地前」で降りました。
13:03。坂を上って、こども植物園へ向かいます。



広さ約3ヘクタールの植物園。今年で開園40周年になるそうです。
ここには児童遊園地とこども植物園が併設されていますが、なぜ名前を「児童」か「こども」に統一しなかったんだろうと、来るたびに思います。



朝から暑い日ですが、木陰は心地よい風が吹いて快適。
上大岡・横浜と、人込みに揉まれてきたため、人の少ない自然の中に来れてほっとします。



ここのバラ園はきれいですが、まだ季節にはちょっと早い感じ。



● 木原均博士

散策中、木原均博士についての紹介コーナーがありました。
種なしスイカを開発した植物遺伝学者で、元国立遺伝学研究所所長だった博士は、りりしいお顔をされています。
こども植物園が開園する前、ここは博士の研究所だったそうです。



母校(大学)には、植物科学を研究する「木原生物学研究所」があります。
京大の先生でしたが、横浜にもゆかりがある人だったんですね。

● 英連邦墓地

それから、隣にある英連邦戦死者墓地へ向かいました。
第二次世界大戦後中に日本国内で死亡した、英連邦の連合軍捕虜約2000人が、ここに埋葬されています。



横浜の外国人墓地というと、山手が有名ですが、他に3か所存在し、ここはその一つ。
市民にもあまり知られていません。私も4つの外国人墓地すべてを訪れたのは、つい最近のことです。



13ヘクタールの広大な敷地に眠る、イギリス、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランドといった英連邦の兵士たち。
いつ訪れても、芝生が美しく整備されており、静けさが保たれています。



整然と並ぶ墓碑。まるで外国に来ているかのようです。



隣接する遊園地や植物園は子供のための敷地ですが、ここは大人向けの場所。
訪れる人も少なく、緑に包まれて落ち着きと安らぎを感じました。

● [9本目] 「児童遊園地前」⇒「保土ケ谷駅東口」

バス停に戻って時刻表を確認すると、横浜駅行きはすぐには来ませんが、保土ヶ谷駅行きは数分後にやってきます。
次に目指すのは、里山ガーデン。
保土ヶ谷駅から里山ガーデンに行けるのならば、ふたたび横浜駅まで出る必要はありません。
調べてみると、保土ヶ谷駅発新横浜行きの便に乗れば、うまく行けそう。
ということで行き先を保土ヶ谷に変更します。

9本目は、13:49「児童遊園地前」発「保土ケ谷駅東口」行きの [28]系統。
14時に終点の保土ケ谷駅に到着しました。

● [10本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「上星川」

10本目は、14:19「保土ケ谷駅西口」発「新横浜駅前」行きの [121]系統。
毎日最初と最後に乗っている路線です。
普段ならこれで終点まで乗って行き、帰宅するところですが、帰るにはまだ早い時間です。

35分に「上星川」に着き、そこで降りました。

● [11本目] 「上星川」⇒「下白根橋」

11本目は、14:40「上星川」発「千丸台集会所」行きの [急行62]系統。

「千丸台集会所」とは初めて聞く行き先。なかなか渋い名前ですね。
乗客は結構多く、バスの中はそこそこ混んでいました。

「下白根橋」で乗り換えます。
予定では14:41に到着し、47分発のバスに余裕で乗り換えるところでしたが、道路が混んでいたため、着いたのが47分。
乗りたかったバスが通り過ぎていくのを、悲しい気持ちで見送りました。

● [12本目] 「下白根橋」⇒「鶴ヶ峰駅」

まあすぐに次のバスが来るだろうと思いましたが、20分待つことに。
じりじりと日差しが照り付ける中、じっと暑さを耐えて待ちます。

12本目は、15:09「下白根橋」発「若葉台中央」行きの [5]系統。
下車した鶴ヶ峰駅は、バス停で2つ先、ものの1分で着きました。
歩けばよかったかも。

● [13本目] 「鶴ヶ峰駅北口」⇒「よこはま動物園北門」

13本目は、15:11「鶴ヶ峰駅北口」発「よこはま動物園北門」行きの [5]系統。

先ほどの乗り換えがうまくいかずにちょっとしょげましたが、鶴ヶ峰駅の乗り換えで予定通りの「よこはま動物園北門」行きに奇跡的に間に合ったので、ほっとします。
終点まで乗っていきました。



● ズーラシア

「よこはま動物園」ってなんだろう?と思う人もいるかもしれませんね。
降りてから、うっかりまちがえた階段を上ると、そこはズーラシアでした。
そう、よこはま動物園とはズーラシアのことなんです。
なんだか名前が二つあるみたい~。

ズーラシアは今年で開園20周年だそう。そんなにたったんですね。
また、ここ旭区は、今年区制50周年を迎えるのだそう。
瀬谷区、緑区も区制50周年、戸塚区、港北区は80周年と、今年は市内のあちこちの区で意味のある都市になっています。

ところでズーラシアには、動物を見に来たわけではありません。
隣の敷地にある里山ガーデンが目的地です。
ズーラシアの人に道を教わって、里山ガーデンの方へ行きました。

● 里山ガーデン



ちょうどこの連休中、里山ガーデンフェスタが開催中。
花と緑に親しむイベント「ガーデンネックレス横浜2019」の一環として春と秋に公開されています。



山下公園や日本大通りのみなとエリア会場には例年訪れていますが、里山の方に来たのは初めてです



ここ里山ガーデンも、明日で終了。GW週末ともあって、大勢の人が訪れています。



横浜最大級という、広さ約1万平方メートルの大花壇に、色とりどりの花が咲き乱れています。
パンジー、ネモフィラ、チューリップ。
美しい世界が広がっています。















夢のような美しさにひたりました。

ここは4時半に閉門します。
時間近くになったら、バスは激混みになることでしょう。
少し早く帰ることにします。

● [シャトルバス] 「よこはま動物園北門」⇒「よこはま動物園正門」

往路は路線バスで北門まで行けましたが、復路は北門から正門までシャトルバスに乗り、正門から路線バスに乗り換えます。
シャトルバスがなかなか来ず、正門前に着いたのが15:53。
ちょうど鶴ヶ峰駅行き神奈中バスが出ていってしまいました。

● 神奈中待ちぼうけ

鶴ヶ峰駅行きの行列に並んでバスを待ちます。
相鉄、市営、江ノ電と、いろいろな会社のバスがやってきます。
しかし、ぜんぜん神奈中バスが来ません。
時刻表を見ると、16時台の便は16:50の1本しかありません。
なんと、50分以上待たなくてはならないようです。
しかもそれが本日の最終便。
15時台には、3本やってきたというのに。

今日一番のトラップです。
私が列の一番先頭にいますが、他社のバスが来ると、乗る人のために場所を開けます。
後ろの人たちがどんどん乗り込み、そのバスが去っていくのを見送ると、取り残され感がひしひしと胸に迫ります。
普通はみんな、バス会社にこだわる必要がありませんからね。

ここから出る神奈中バスは、ほかに中山行きか三ツ境行きくらい。
そちらにまず乗ってここを脱出しようかと思いますが、どれもやってきません。
横浜行きがやってきたので(あれに乗れるかな)と期待しましたが、相鉄バスでした。

延々と待ち続けているのは私一人かと思いましたが、次に並んでいるおかあさんと小さな娘も、神奈中待ち。
「今宿」に行きたいらしく、そこを通るのが神奈中だけなのだそう。
独りじゃなくて、心強いわ!

● [14本目] 「よこはま動物園」⇒「鶴ヶ峰駅」

ようやくのことで16:50の便がやってきました。
14本目は、16:50「よこはま動物園」発「鶴ヶ峰駅」行きの [船08]系統。

これが最終便なので、激混みです。
大きなベビーカーを引いてバスに乗りこむ人たちが何人もおり、みんな身動きが取れません。
ベビーカーを引くサリー姿のインド人家族もいます。

前の入口から入れなくなると、運ちゃんが「混雑時のため、中扉から入ってください。」とアナウンスします。
ぎゅうぎゅう詰めになって、バスは発車しました。

● 帷子川親水緑道

17:12に鶴ヶ峰駅着。次のバスが出る時間まで、お気に入りの親水公園に向かいます。
里山ガーデンはきれいでしたが、延々バスを待ってくたびれて、混んだバスの中でくたびれて、疲労感ズッシリ。



ここでもまた、無人の自然環境にいやされました。
自然の力ってすごいわ~。
私、つくづく都会暮らしに向いていないんだわ~。



● [15本目] 「鶴ヶ峰駅」⇒「常盤園下」

15本目は、17:28「鶴ヶ峰駅」発「横浜駅西口」行きの [横52] 系統。
乗客3人でスタート。先ほどの混雑ぶりとは対照的に、今度は空いています。 

途中で乗り換える時、まだ降りたことがないバス停にしようと思い「常盤園下」にしました。



17:46に着き、近くを散策します。
細道の多い、入り組んだ界隈にさまよいこみました。

● [16本目] 「常盤園下」⇒「新横浜駅前」

16本目は、17:59「常盤園下」発「新横浜駅前」行きの [121]系統。



JR横浜羽沢駅の長いホーム。
貨物駅なのでもちろん利用したことはなく、いつも眺めるだけです。



18:26に新横浜に到着。
普段よりも明るい、夕焼けが残るうちに帰れました。

● 帰宅

環状2号線を歩いて帰宅。



途中にある大聖堂風結婚式場は、光が灯りはじめると雰囲気たっぷり。
ここだけ見ると、外国の景色ですね。 



今日は5月5日、端午の節句。
帰宅してから、菓匠 花見の柏餅を食べました。
ここの味噌あんは蜜漬けの筍入りで、お気に入り~!

● 今日の乗車データ

この日は神奈中バスに16本、正規運賃4240円分、乗りました。
乗車時間は461分で、歩数は20925歩でした。

● 実際のタイムテーブル



移動範囲が市内と狭かったため、こまごまとした乗り換えを重ねて、タイムテーブルも長いものになりました。
最終日、10日目に続きます。



神奈中バスGW10日間フリーパスの旅 9-1(南太田、上大岡)

2019-07-08 | 神奈川
8日目からの続きです。

● 今日のタイムテーブル



GW9日目になりました。
これまで1日休んだ以外は、日中ずっとバスに乗り続ける連休を送っています。
(普通じゃないよ)と思われることでしょう。ええ、私もそう思います。
日々少しずつ蓄積している疲労は、昨日かおとといあたりがピークだったようで、もう何も感じなくなっています。
疲れが抜けたというより、身体が麻痺しているのでしょう。

こうなることは何となく予想できていたので、きついルートからどんどんゆるい行程にしています。
今日と明日は、もう横浜市内から出ません!
それだけで、ぐんとハードさは減り、気持ちも安らぎます。
昨日、通った大学を訪れたため、今日は高校と当時の家をメインに訪れようと思います。
今日も不規則予定のため、今日の予定ルート地図はありません。

● [1本目] 「新横浜駅前」⇒「保土ケ谷駅東口」

1本目は、7:37「新横浜駅前」発「保土ケ谷駅西口」行きの[121]系統。
時間通りに到着します。



保土ケ谷駅前に、カラーのマンホールがあります。
ランナーを見て(ふーん、箱根駅伝かあ)と思いますが、背景を見て(おや?)と足が止まります。
これ、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次 戸塚宿」ですね。
そこを駅伝の選手が走っていくという、時間を超えた保土ヶ谷の様子が描かれた、凝った絵柄です。



戸塚駅で撮影したオリジナルと比べてみると、旅籠兼茶屋「こめや」の看板が「東海道」の提灯に変わっているなど、ちょっとした変更があるところが、また心憎いところ。
もちろんこのマンホール、戸塚駅の近くにもあるようです。

● [2本目] 「保土ケ谷駅東口」⇒「蒔田中学校前」

2本目は、8:30「保土ケ谷駅東口」発「桜木町駅前」行きの [11]系統。

予定ではここから戸塚方面に行くはずでしたが、それを見送って桜木町行きのバスに乗ります。
ルートマップを見て「南センター」で降りようとしたら、その直前でバスはぐいっと右折しました。
予想していたルートから外れたので、あわてて次の「蒔田中学校前」で下車。
時間は8:45。「南センター」のバス停まで行き、時刻表を確認してから、清水ケ岡公園の方に向かいます。

● 獅子頭の湧水

目指すは、高台にある清水ケ丘公園・・・ではなく、その下を通る大原隧道。
でも、スマホの地図を確認してもよくわかりません。
山なので、途中で切れている道があちこちにあり、道の先が、行き止まりなのか隧道なのか判別しづらいわ~。
そこで、そばの駐車場で車を洗っているおじさんに道を聞くと、通りまで出て親切に教えてくれました。



首都高の陸橋の下を通っていくと、ギリシャ・ローマ風の獅子の水口がありました。
えっ、こんなところに突然?
説明板には「獅子頭共用栓の大原隧道脇の湧水」とあります。



かつて、この辺りは地下水がそこかしこに湧き出ていたそうです。
(それで清水ヶ丘っていうのね!)とようやく気付く、頭の巡りの悪い私。
何の柵もなくナチュラルに置かれていますが、これは貴重な明治期のオリジナルだそう。
よいこは、いたずらしないでね!

● 大原隧道

おじさんに教えてもらった道の先に、トンネルがありました。
大原隧道です。
ちょうどボランティアの人たち20人ほどが、周囲の草取り掃除をしてくれていました。
この人たちのおかげで、きれいな道が保たれているんですね。
「わあ、ミミズだ」「ピンクでかわいいよ」なんて声が聞こえます。



トンネルの前まで来ました。
うわあ、雰囲気たっぷりで、カッコイイ!

全長254メートルの人道用トンネル。
かつて関東大震災の復興事業の一環として、昭和3年に水道管を敷設するために作られたものです。

さっそく入ってみます。
朝だからか、私のほかには誰もいません。
ボランティアの人たちの声も、聞こえなくなりました。



自分が今、どこで、何をしているのか、ふっとわからなくなるような感覚。
異世界へ向かっているような、神秘的な気持ちになります。
先まで行って、Uターン。



黄色の光だったトンネル内は、いつのまにか青色になっていました。
別にチカチカ色が変わっているわけではありません。不思議です。

隧道は思っていた以上にすてきでした。
ただこの場所、“出る”と有名だそうです。
地元では「お化けトンネル」と言われているとか。
・・・朝でよかった!

● [3本目] 「南センター前」⇒「南太田駅前」

3本目は、9:21「南センター前」発「横浜駅西口」行きの [上202]系統。

少し遅れてやってきた9:25のバスに乗り、2つ先の「南太田駅前」で下車。
フリーパスがなければ歩いていたかもしれませんが、今日も長い旅になりそうなので、なるべく体力を温存します。



ここはかつての家の最寄り駅。
駅前の「パーラー泉」は、以前と全く変わっていません。
高校生の時、ここで「サラスパ(サラダスパゲティ)」なる食べ物と出会い、はまりました。



和菓子の「三吉野」は大きな店構えになっていました。

● 真葛焼窯場跡

そこから庚台の坂を上ります。
坂の途中に、私の好きな真葛焼(まくずやき)の創始者、宮川香山の窯がありました。



旧住所、横浜太田村字富士山下の辺りにあった窯場跡。
今でも、その辺りを掘ると、土砂から陶器のかけらがたくさん出てくると言われます。
何か手がかりがないかと、辺りを散策しましたが、家がたくさん建っており、空き地などありません。



百段坂の下あたりにも、完璧主義者だった香山が焼き上げては満足せずに割っていった陶器の破片が、今でもたくさん埋まっているはずなんですが。



1945(昭和20)年の横浜大空襲から、不幸が重なって4代で途絶えてしまった真葛焼。
隆盛時にはその超絶技巧が世界で称賛されたものの、今では残された作品が少ない「幻のやきもの」となってしまいました。
近年、横浜銘菓企業の三陽物産が私設ミュージアム「宮川香山 眞葛ミュージアム」を立ち上げ、あちこちで展覧会が開かれるようになってきてています。

三陽物産さん、ありがたいことです…。
ミュージアムのコレクション、もちろん堪能しました。
香山はもっと世に認められるべき、すばらしい芸術家で、一企業だけでなく、市がもっと本腰を入れて保存活動を行うべきだと思います~。

● 庚台の石碑

庚台の百段坂から車道を横切り、近道の石段を通って三春台へ。
けっこう坂を上ってきています。



石段の横に、「庚大」と刻まれた石碑があります。
かつて、毎日この道を通っていた頃には、ろくに目も向けませんでしたが、今はこういう古い石モノが好きな私。
初めてじっくり観察しました。



すると別面に、石碑を建立した人の名前がびっしりと刻まれていました。
太田小学校の有志の中に、香山の名前がありました。


宮川香山!


すばらしい。このこと、香山研究家は知っているかしら。
この前講演を聴いたばかりの、眞葛ミュージアム館長の顔を思い浮かべました。

● かつての家は

その階段を上がると三春台の上。結構な急斜面の上にあります。
太田小学校の向かいに、かつて私が住んでいた官舎があります。
いえ、ありました。

目下、国は日本中の官舎を減らして民間に払い下げています。
先日訪れた、相模原の官舎同様、ここもなくなると聞いていました。



そう頭ではわかっていましたが、以前住んでいた建物があとかたもなくなっていたのは、やはりショック。
しばし呆然と立ちすくみます。
高校入学から大学卒業まで、ここに住んでいたのにな。
なんにもなくなっちゃった。



かつて家があった場所。地面に戻っています。
見慣れた眺望だけは、変わりません。

● 急斜面の上

辺りを散策します。
すぐそばに、横浜でも有数の急坂があります(名前は旧坂)。



慣れないヒールに悪戦苦闘していた当時、自分がボールなら、加速をつけてごろごろ転がっていって、坂下の黄金町駅まで超高速で着けるのにと、何度思ったかしれません。

我が家は思いっきり崩壊危険区域内だったんですね。
土砂崩れが起きなくて良かったです。



ご近所だった作詞家の故・安井かずみさんのご実家もなくなっていました。
(セレブの旧安井さん邸は、危険区域外でした)

元の家の真下、坂を少し下りた辺りにも官舎があったので、様子を見に行きました。
そこにはすでに新しい家々がびっしりと建っており、人が暮らしていました。



寂しさ・切なさ・あきらめがごっちゃになった複雑な気持ちを抱えてその場を離れ、「前里町」バス停へ。
江ノ電と市バスのバス停はあるものの、神奈中のバス停が見当たらず、途方にくれながら探しました。
少し歩いた交差点の向こう側に、ようやく発見。
お互いのバス停情報を書いてくれてもいいのに、バス会社同士、仲が悪いのかしら…。
でも自分が気づかなかっただけかもしれません。

● [4本目] 「前里町4丁目」⇒「信濃口」

4本目は、10:00「前里町4丁目」発「戸塚駅東口」行きの [戸03]系統。

今回、元の家探訪はプランに入れていなかったため、ここからどのバスに乗ってどこで降りればいいのか、実はよくわかっていません。
方角は間違っていないだろうと、やってきた戸塚行きに乗りました。

● カオスその1

ルートマップを見て、この辺りだろうと「品濃口」で下車。
そこから上大岡行きに乗り換えようとしましたが、保土ヶ谷や戸塚行きしかやってきません。
おかしいなと思いながら歩いているうちに、一つ手前の「国道平戸」バス停まで戻って来てしまいました。

このバス停から、上大岡行きが出ているかしら?
バス停の時刻表を見ていると、目の前にバスが停まったので「上大岡に行きますか?」と聞いたら、「ここじゃないよ。バス停が違う。右に行かないと」と運ちゃんに言われました。

「え、右?」と首をかしげていると、一人の女性が「私、そっちに行くので、一緒に行きましょう」と言ってくれました。
わあ、助かります~(涙)!

その女性に「上大岡行きのバス停は、あそこを右に曲がって、それからちょっと左に行ったところなんですよ」と教えてもらいました。
うーん、連れて行ってもらわなければたどり着けなさそう。



左の丸(品濃口)から真ん中の丸(国道平戸)までバス停一つ分歩き、そこから右の丸(平戸)まで案内してもらいました。
上大岡行きのバス停は、「国道平戸」だったのです。
私がルートマップから(このあたりで乗り換えだろう)と思ったバス停が一つずれており、さらに「国道平戸」と「平戸」という類似バス停があるのが混乱の元でした。

● カオスその2

歩いていると、「上大岡駅行き」のバスがやってきました。
反対側からもバスが来ましたが、そちらも「上大岡駅行き」です。
平戸と国道平戸のバス停で、すでに頭がこんがらかっている私。
更なるカオスに「え、どっちに乗ればいいの?」と頭を抱えます。

「ここは循環バスになっているんですよ」と女性。
この辺りの住民はみんな、上大岡に出るわけですね。
どちらからもバスが近づいてきているため、決断を急がねばなりません。
「南高校前に行きたいんですが、どちらに乗ったらいいんでしょうか?」と迷惑ついでに尋ねると「芹ヶ谷経由と南高校経由があって、あっち側ですね」と教えてもらいました。

● 女性の優しさ

ラストスパートをかけようとしたところに「じゃあ、お気をつけて」と言われて、「えっ?」と振り返ります。

国道平戸バス停で、点滅している信号を見て「あの信号、渡ります?」と聞かれてから、女性とはずっと一緒に小走りに走ってきました。
なので、てっきりこの方もバスに乗りたいんだと思っていました。
でも、そうではなかったことが判明。
場所を案内してくれた上に、私に合わせて一緒に走ってくれていたのですね!
なんて優しい人なんでしょう。

感激しながらお礼を言って、ちょうどバス停に着いたバスに飛び乗りました。
今日、私がいただいた分の幸せが、その人の元に届きますように。
次は私も誰かに優しさを返しましょう。

● [5本目] 「平戸」⇒「南高校前」

5本目は、10:40「平戸」発「上大岡駅」行きの [船08]系統。

先ほどの女性に助けてもらわなければ、ダブルの混乱を切り抜けるまでにウロウロさまよって、かなりの時間とパワーをロスしたことでしょう。
手助けをしてもらい、何とか無事に南高行きに乗れました。

高校は山の上にあるため、道は山あり谷ありのくねくねカーブ。
知らない風景が続きます。
いつも上大岡駅から乗るばかりで、反対側から乗るのは初めてでした。
母校について、一面しか知らなかったんだなあと思います。

● 母校訪問(高校)

10:50に南高校前で降りました。



久しぶりの母校、見慣れた銘板の文字が懐かしいです。
これは誰が書いた字なのか、ずっと気になっていますが、いまだにわからないままです。



2012年から付属中学校ができて、公立の中高一貫校になりました。
正門の反対側には、中学校の銘板が入っています。



かつては「お祭り学校」と言われ、Wikipediaにもそう紹介されている母校。
それが今ではSGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校となっています。

部活中の生徒たちが、みんなクレバーに見えるわ~。
ノーノー、先輩なんだから卑屈になるのはやめましょう。



周りの県立高校はどんどん合併していきましたが、ここは残っています。
でも校舎は建て直され、かつてあった南高池ももうありません。
大好きな高校ですが、懐かしいものがないため、ほとんど足を運ばなくなっています。



と、建物の上階から、ホルンの音色が響いてきました。
ブラスバンド部が休日練習しているようです。
オー、音楽部の後輩だわ。私も現役の時には、休日も登校して、部活練習していたなあ。



グラウンドでも、運動部が練習していました。
部活動が盛んな学校という伝統は、昔も今も変わっていないようです。

● [6本目] 「南高校前」⇒「上大岡駅」

6本目は、11:04「南高校前」発「上大岡駅」行きの [71]系統。
この区間は、これまでで一番乗っている神奈中バスのルート。
でも、周りの家並みはもう当時と同ではありません。



前日も通過しましたが、上大岡駅周辺はがらりと変わっています。
もう、思い出せるよすががないほどに。



● カミオとミオカ

駅前ビルには「カミオ」と「ミオカ」があるそうです。
なんじゃそれ?
「カミオ」といったら「カンデ」しか思い浮かばない私(カミオカンデ)。
もはやここは、見知らぬ土地になっています。

巨大化した京急ビル。
2Fには連絡通路まであるなんて。



ところで英語だと「KAMIOOKA」になるんですね。
「かみおおおか」なので、Oは3つかと思っていました。
最初のOが「オー」で、次のOが「オ」ですね。



なんてのんびり上を見て考えている余裕はありません。
駅の辺りはえらく混んでおり、うかうかしていると、人にぶつかってもみくちゃにされてしまいそう。

すごい人混みの中、どこに行けばいいのかわからないまま、流れに呑まれ渦に巻き込まれる感覚。
暑さに体力も消耗するし、早々に脱出しないと疲弊しそうです。

本当は、駅前周辺を散策して、懐かしい街角をたどろうと思っていましたが、予想以上に混んでいたので、早々に離れることに。
ネットで時刻表を調べると、2分後に横浜行きのバスが来るとわかったので、駅ビルWING2階から大急ぎで下におり、交差点を渡って乗り場に並びます。
バスはすぐにやってきました。

● [7本目] 「上大岡駅」⇒「横浜駅東口」

7本目は、11:40「上大岡駅」発「横浜駅東口」行きの [港61]系統。

上大岡から横浜に移動しました。
今日もまた弘明寺付近で京都のラーメン魅力屋(かいりきや)の店舗を見かけました。
家のそばには全くありませんが、バスに乗るとなんだかやけに目につきます。
神奈中沿線を制覇しようとしているのかしら。

横浜は、当然のことながら上大岡以上の人出。
そういえば、GWは例年どこに行っても人込みで疲れているんでした。



それでも、東口から西口に移動しなくてはなりません。
人をかき分けるようにコンコースを進んで、西口の電光板でバスをチェック。

ズーラシアそばの里山ガーデンに行きたいと思っています。
横浜からバスがでているはずなのですが、ありません。
今は12:15ですが、調べると2時間後の14:05までないようです。
一日6本のみの、少ない便でした。

ほかのルートを考えてみると、保土ヶ谷経由東戸塚行き(19)が12:29に来ることがわかり、次の行き先を児童植物園に変えることにしました。
予定は時間に合わせてフレキシブルに!

乗り場は、駅前バスロータリーではなく少し距離があるホテルシェラトン側なので、急いで移動します。
ホテルの周辺をウロウロし、バス停を発見。
ほどなくしてやってきたバスに、乗りました。

● [8本目] 「横浜駅西口」⇒「児童植物園前」

8本目は、12:29「横浜駅西口」発「東戸塚駅」行きの [19]系統。

今日は市内移動のため、どのバスも乗客が多く、混んでいます。
しょっちゅう渋滞に遭うためブレーキも多く、また自分が何度も乗り降りをするためにせわしないため、タブレットを持ち歩いていても使えません。
遠距離の郊外に向かう時は、のんびりしていたからバスに乗りながら打ち込みできたんだなあと気がつきました。

その2に続きます。


神奈中バスGW10日間フリーパスの旅 8-2(金沢八景)

2019-07-04 | 神奈川
その1からの続きです。

● ネオ・金沢八景駅

金沢八景駅に着いたのは14:10。大船駅で乗ってから1時間近く乗っていたことになります。
意外に遠いのね。



バスから見える八景駅は、すっかり変わっていました。
巨大な光景に口がふさがりません。
最近ようやく、京急の駅とシーサイドラインの乗り口がつながったというニュースは知っていましたが、かつてはちんまりとしていた駅が、巨大マンモス化しています。



駅前開発が大胆に行われ、辺りの店も家も一掃されています。
昔の面影は、ほとんどなくなってしまいました。
町が変わるって、こういうことなのね~。

● 懐かしのお店はいずこ

違う町に生まれ変わったかのような駅前。
学生時代に通ったお店が今もあるのか、気になります。
さっそく探してみましょう。ひとり「すぐやる課」を脳内発動させます。

まずは学生時代によく通った、駅前の「カフェ・クレオール」。
かつての八景には珍しくおしゃれな(失礼な)、ジャズの流れるカフェでした。

駅から少し離れると、昔ながらの商店街がまだ残っていて、安心しました。
クレオールも見えてきました。まだあることに、一安心。
わあ、久しぶり。味はあのころのままかしら。
このお店でランチにしようっと。

ところが、お店はシャッターが下りており、開いていません。
(すわ、辞めてしまったの?)とアセりましたが「5月3、4、5日はお休み」と張り紙がありました。
連休中には、学生も来ないからね。

その向かいにあった「エスポワール」という食堂も好きでしたが、こちらはもう別のお店になっていました。うーん、残念。

あとは、駅を出て一番目立つ場所にあった、アオキベーカリー。
私が初めてベーグルを買ったパン屋さんです。
元あった場所は、今は駅の敷地内になっていました。
ということは、もうないのかしら。

● 古いトンネル

駅前のドラスティックな変貌ぶりにはかなり驚きました。
でもここに来た目的は駅ではなく、母校訪問をするため。
通い慣れた母校に向かおうとしますが、駅からの行き方が分からずにウロウロ。

駅全体が2階に移動して、改札口が変わってしまったためです。
でも、手掛かりのトンネルを見つけました。


左が元メイン改札、右がトンネル


● 関学と市大

金沢八景駅を最寄とする大学は、関東学院大学と横浜市立大学。
それぞれの学生は、改札までは一緒ですが、出てから道が分かれます。
改札を出てまっすぐ進むのが、関学。(関西学院大学ではありません)
改札隣の小さなトンネルをくぐるのが、市大。(地元の名称で書きます)

服装を見れば、改札を出る前からどちらの学生か一目瞭然だと言われていました。
華やかでトレンディ(死語)なのが関学で、GパンTシャツなのが市大。
ええ、その通り。
その地味な方だった私は、いつも線路下のトンネルをくぐっていました。

これがそのトンネルです!
うわあ、ここだけ変わってなーい!京浜急行の管轄じゃないのかしら?
タイムリープしてしまいそう。


自転車に乗ると頭が付きそうです


● 消えた古民家

トンネルを抜けると、そこは雪国…じゃなくて、八景のランドマーク的存在の、築100年を超える藁葺き屋根の古民家があるはずですが…。


・・・! ('O'*)


なくなっており、更地になって土嚢が置かれていました。
ショックです。駅の裏側も開発対象なんでしょうか。
でも、前にその古民家でボヤが起きたと聞いていたので、それが原因だったのかも。

(後で調べたところ、2010年にボヤならぬ火事で全燃してしまったそうです。開発のためではありませんでした。あわやアンチ京急になるところでした)

● 横浜市立大学



土嚢を横目に、線路隣の小道を進むこと数分。



久しぶりに市大にやってきました。
(言い方について。学内や市内の人には"市大"で通じますが、日本にはほかにも市大がいくつかあるし"私大"と受け取られることもあるため、横浜の外では"横市"と言うようにしています)

駅はがらりと変わりましたが、学校はほとんど以前のまま。
なつかしの母校、落ち着くわ~。



ここが正門からまっすぐ続くメインストリート。
秋には両側のイチョウが真っ黄色に染まります。



キャンパス内を散策します。
運動場では、アメフトの交流試合をしていました。
この光景も、かつてと変わらなーい。



クレオールに振られたので、先ほど大船で買ったパンをキャンパス内で食べることにしました。
上の画像の池のほとりのテーブルで食べようとしたら、ポツポツと雨が降ってきたので、建物の中に移動します。
全ての場所が以前のままなので、軽食をとれる場所もわかります。

● たまごカレーパン



何種類ものスパイスが効いているカレールー。
辛口ですがたまごで中和されています。


とろ~りたまご


たまごはとろりと黄身が出てくる、ほどよい柔らかさ。
福神漬けまで入っており、いい食感。
とてもおいしかったです。

● 瀬戸神社

それからキャンパスを出て線路を渡り、瀬戸神社へ。



伊豆で挙兵した源頼朝がご加護を受けた、伊豆三島明神をここに勧請したのが始まり。
昔の鎌倉は大きかったので、横浜にも頼朝ゆかりの場所はよくあります。



社殿背後に地層が露出した崖面があります。
こういう地層を見ると、地学の授業を思い出して、ワクワクしますね。
この神社は、海食崖の上に建っており、崖の浸食面から、大昔、ここは海だったことがわかります。



車道の向こう側の弁天島には、境内神社の琵琶嶋神社があります。
こちらは頼朝の妻、政子が、竹生島弁財天を勧請したものです。

先生方のたまり場だった「ととや」の前を通ります。
知っている先生方のボトルがずらりと並んでいた居酒屋。
でもそこには、新しい高層マンションが建っていました。
お店もなくなっちゃったのかしら。さびしい。

● [9本目] 「金沢八景駅」⇒「大船駅東口〔笠間口〕」

あっという間に時間が過ぎて、バス停に戻ると、乗り場には行列ができていました。
9本目は、15:14「金沢八景駅」発「大船駅東口〔笠間口〕」行きの [船08]系統。

左最前列の、見通しのいい席に座ります。
発車するとすぐ、曇り空が荒天に変わり、さっきまでポツポツだった雨がザーザーと本格的に降ってきました。
雷が光り、近くに落ちた「ピカッ☆ゴロゴロ」という音が何度も響きます。
不安になりますが、雷がきれいに光るので、怖さを忘れて見とれました。
バスの中から雷を見るなんて、なかなかないので、いい体験でした(!?)。



突然の雨のせいか、道路が一気に渋滞して、なかなか動きません。
湿気でフロントガラス以外の窓は全部曇り、車内は暗くなっています。

● 場所を変えて営業中

バスがゆっくりと方向変換した時に、「ベーカリーアオキ」を発見。
わー、なくなってなかったわ。
以前よりも大きくなり、相変わらずお客さんでにぎわっているようです。



バス通りぞいに「ととや」もありました!
同じ名前なので、おそらく前のお店が移転したものと思われます。
なつかしのお店が残っていて、よかった~。



● [10本目] 「大船駅東口〔笠間口〕」⇒「桜木町駅前」

頭上で雷がバリバリ落ちる中、バスは大船駅東口に着きました。
15:14に発車し、16:10に到着。また1時間ほどかかりました。
笠間口バスターミナルには屋根がないため、大雨の中バスを待つ間にずぶ濡れになってしまうなあと思います。

でも、バスを降りたら、ちょうど次に乗る桜木町駅行きがやってくるところでした。
ラッキー!そのまま乗り込みます。

10本目は、16:13「大船駅東口〔笠間口〕」発「桜木町駅前」行きの [船20]系統。

大船-桜木町間はかなりの長距離路線バス。今回私が乗った中でも、最長ルートです。
せっかくなので、またもや最前列左席に座りました。

予定所要時間は、1時間越えの69分。
走る道路が変わっても、やはり混んでいます。
バスの中は和やかなムード。
一緒に乗った人たちが、雨を避けられた安心からか、みんな明るい会話をしています。

ちょっとでも外にいるとずぶ濡れになるレベルなので、もう大船駅には戻りません。
さっき、パンを買っておいてよかったわ。

雷の「ピカッ☆ゴロゴロ」は続いていますが、怖さは感じず、きれいだなあと思って眺めています。

● 笠間十字路

横浜で「笠間交差点」「笠間十字路」という地名は、結構知られています。
正式名称を「笠間十字路交差点」といい、二つの県道を含む六方向に道路が伸びる交通の要衝。
交通量が多く渋滞しやすい、事故多発ポイントです。

泣く子も黙る(大げさ!)笠間十字路を通る時には、乗っているだけの私にも緊張が走ります。
でも電光板を見て、一気に脱力しました。



「かさまじゅうじろ」とか「うんちん」とか「しゅうてん」とか。
ひらがなバージョンがかわいかったので、パチリ。

また「ラーメン魅力屋」を発見。上郷店。
「ドラッグストア クリエイト」も多いです。



大岡川分水路の横を通りました。長さは約3.6km。河畔プロムナードもあります。
分水路好きとしては降りて見てみたいところですが、雨が降っているので、バスの中から眺めるにとどめます。

● ネオ・上大岡駅

さっぱりなじみのないバス停ばかり続きますが、港南区総合庁舎の辺りから見慣れた道になってきました。

上大岡駅前にさしかかります。一気に都会度が増します。
金沢八景同様、この駅前もがらりと変貌を遂げ、見知らぬ場所になってしまいました。
明日この辺りを訪れる予定ですが、迷わずに周れる自信がありません。



上大岡で「鎌倉駅」表示のバスとすれ違いました。
(あれ、上大岡から鎌倉行きが出ているんじゃない?鎌倉に行けるんじゃない?)と思い、はりきって調べたら、それは江ノ電バスでした。
辻堂の時同様、また間違えたー!なんか色合いが似てるからー!

● ゲリラ豪雨

なおもバスは進み、伊勢佐木町にさしかかりました。
伊勢佐木長者町のあたりで、空は明るいまま雨が降り始めました。



関内駅で向きを変えて、桜木町駅に向かいます。
道路は雨を受けて、テカテカに光っています。



まだ雷がゴロゴロなる音が聞こえます。
今日は、雨の心配はないって天気予報で言っていたのにー。

● みなとみらいと虹

16:13に出発したバスが桜木町駅前に着いたのは、17:33でした。
80分乗っていたことになります。
ちょっとした短編映画が見られる時間です。



先ほどのゲリラ豪雨は止み、みなとみらいには陽が射していました。
光と影のコントラストで、普段よりも神々しく見えます。



空はまだ厚い雲に覆われていましたが、虹が出ました。
わあ、うれしいな。
左側のコスモワールド観覧車だと、さらによく見えたことでしょう。

● [11本目] 「桜木町駅前」⇒「保土ヶ谷駅東口」

11本目は、17:40「桜木町駅前」発「保土ヶ谷駅東口」行きの [11]系統。

桜木町付近を少し散策しようかと思いましたが、天候不順なのでそのままバス旅を続けることにしました。
保土ヶ谷行きのバスは7分後に出ます。これも乗換えがスムーズ。
乗客が多かったので、写真はほとんど撮りませんでした。



ルート表示に「港の見える丘公園」とあるように、この路線は中華街前を通って、山手の洋館前を通って、山手の尾根づたいに走る、なかなか素敵なコース。


みなとみらいを循環するあかいくつバス(横浜市営)


後ろの席のおじさん二人が「昨日の伊勢佐木モールの人出は多く、30万人越えした」と話しています。
えー、そんなに!? スペシャルGW期間中、巷は混んでいるんですね。
今回、車の渋滞には何度も遭遇していますが、人の混雑には直面せずにきています。

● 八景~保土ヶ谷ほぼバス内

金沢八景から保土ヶ谷駅まで、スムーズな乗り継ぎで来られましたが、その奇跡も保土ヶ谷駅に着いたところで終了。35分待つことになりました。
ひとえに1時間に1本のみという本数の少なさのためです。

でも普段よりも時間が早いなので、心理的ゆとりがあります。
雨は完全に上がり、夕焼けも見られました。

思えば、15時過ぎに市大を出てから、ほぼずっとバスに乗っていたのに、桜木町経由で保土ヶ谷に着くまで3時間もかかるんですね。
まあそれがバス移動の醍醐味ですが…。

● [12本目] 「保土ケ谷駅西口」⇒「新横浜駅前」

12本目は、19:11「保土ケ谷駅西口」発「新横浜駅前」行きの [121]系統。

新横浜駅でバスを降りて歩いていると、横浜アリーナ方面からまたもや大勢の女性、女性!
また女子だらけの流れに、ひとり逆流していくことになります。
みんなとっても幸せそう。アリーナ周辺はハッピーオーラに覆われています。


女性!女性!


いったい誰のライブなんだろうと調べてみたら、5月2日から6日までの5日間「Sexy Zone LIVE TOUR 2019」が開催中でした。
令和になった直後から、休みなしに働いているなんて、お疲れ様です。
連日ひたすらバスに乗っている身として、一方的に親近感を覚えます。


Lady & Girl!(King & Prince風に)


8時過ぎに帰宅。
連休もフリーパスの有効期限も、残すところあと2日となりました。

日々の疲労がどんどん蓄積されており、帰って食事をとると、すぐに眠くなります。
この日の記録を残そうと思っても、眠くて何を書こうか頭がまとまりません。
タブレットをまともに打てず、あとで見返すと支離滅裂の記号だらけ。
メモに書いて残そうとしても、文章どころか文字さえ判読不能。
謎の宇宙人メッセージをねつ造しています。

● 今日の乗車データ

この日は神奈中バスに12本、正規運賃3210円分、乗りました。
乗車時間は426分で、歩数は18315歩でした。

● 実際のタイムテーブル



9日目に続きます。