風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

寅さん・荷風ゆかりの地 index

2014-09-22 | 東京
◆ 柴又散策-その1
   昨年9月、初めて柴又を訪れました。
   帝釈天を参拝して門前の団子を食べ、矢切の渡しに乗るという王道コース。
   船頭さんは「矢切の渡し」を歌ってくれず、ちょっとがっかりしました。
    ○ とげぬき地蔵と帝釈天 ○ 金町あたり ○ 寅さんとハリー
    ○ 帝釈天は板でした ○ 参道の草団子 ○ 古墳の上の神社 ○ サイレント矢切の渡し



◆ 本八幡散策-その2
   矢切の渡しで江戸川を渡り、川沿いに国府台まで下りました。
   電車に乗って千葉に入り、永井荷風の最後の晩餐をいただきます。
   帰りは本八幡から京成高砂までウォーキング。よく歩きました。
    ○ 渡った向こうは何もない ○ 江戸川散歩 ○ 千葉に移動
    ○ sha la la sha ○ 本八幡というからには ○ 柳川鍋と荷風セット ○ 再びウォーキング




寅さん・荷風ゆかりの地-2

2014-09-21 | 千葉

その1からの続きです。

○ 渡った向こうは何もない

さて、次はどうしようかということになります。
川を渡った向こう岸には…何もありません!
何もないとは聞いていましたが、本当にありません。
だからみんな、もう一度船に乗って、元いた場所へと戻って行きます。

でも私たちは、戻りませんでした。
そんなの性に合わないもの。
というカッコイイ理由じゃなくて、川沿いに歩いてみることにしたのです。
川沿いを歩くのは好き。橋も時々あるし。



線路には、北総線江戸川橋梁と書かれています。



斬新な建築物が目を引きます。
江戸川の松戸市と市川市の市境にある柳原排水樋門ゲートです。

○ 江戸川散歩

ただ、この日はなかなか日差しが強い日。
暑さで気が遠くなりそうになりながら、歩きました。
炎天下、ジョギングをしている人たちと何人もすれ違います。
みんな倒れないのかしら?



誰も倒れていません。カヌーに乗ったり釣りをしたり、みんなそれぞれの楽しみ方。
向こうにスカイツリーも見えます。



ジェットスキーを楽しんでいる人もいました。
川で見るのは初めてかも。



水辺で釣りをしている人たちもいました。こちらは、大きなパラソルや車のサンルーフを広げて、涼しそうでした。

遊歩道が整備されているため、散歩にはもってこいのルート。
ただ、暑いしまぶしいし、あまり長くは歩けません。
途中の国府台駅から、電車に乗りました。

○ 千葉に移動

次に降りたのは、京成八幡駅。
市川市にやってきました。
共通の知人が、ここの神社の人なので、訪ねてみようということになったのです。



訪れたのは、白幡天満宮。
古めかしくもきちんと手が行き届いた境内です。



残念ながら知人は留守でした。
その知人が言っていた「うちの神社にいるとろけそうな狛犬」もちゃんといました。

○ sha la la sha

ちょっとお茶にしたくなり、近くのおしゃれなカフェ「sha la la sha」に入りました。



こだわりのコーヒー専門店らしく、紅茶は置いていません。
うーん、本格的。
なので、紅茶党の私も珈琲にしました。ホットは濃いので、アイスコーヒーを。



雑貨屋と古書店も兼ねている空間で、雑誌に取り上げられそうなセンスの良さ。
居心地がよく、お客さんもちらほらとやってきました。




○ 本八幡というからには

駅前に戻り、「行きたいところにも行ったし、さて、次はどうしようか」ということになります。
「東京に戻る?」というユウに、私が待ったをかけました。
「ここの駅は本八幡。てことは、駅名にもなる八幡神社が近くにあるってことよね」
「あー、気づいちゃったか」

参拝しない手はありません。
地図を見ると、確かに駅のすぐそばに、八幡神社がありました。



大きな鳥居に太い参道。
ただ、5時過ぎてしまったため、もう中には入れませんでした。



○ 柳川鍋と荷風セット

風が冷たくなってきました。寺社参拝時間も終わったし、じゃあそろそろ東京に?
と、ユウが、駅前のお店、大黒家の前で足を停めました。
「ここ気になる―。入ってみない?」



ユウは、最近どじょう鍋にはまっています。
ここでは、柳川鍋を出しているようです。
柳川鍋はまだ食べたことがないというユウ、興味津々の様子。
私は、荷風セットというメニューの名前に心惹かれました。



今さっきお茶をしたばかりですが、早めの夕食を取ることにします。
お店は古めかしい造りで、従業員はみんな年季が入った人ばかり。
注文の時には声を張り上げないと気づいてもらえません。



荷風セットというのは、市川にゆかりの深い文豪、永井荷風が当時好んで注文し、最後の晩餐となったメニューだそうです。
とんかつセットにお新香と熱燗一合がついてきました。
とんかつに日本酒という取り合わせに、なんかビックリ。
まあ、荷風さん、変わった人だったようですからね。



まだ日も沈んでいないのに、2人で日本酒で乾杯。
『墨東綺譚』気分でほろ酔い加減になります。
半端な時間でしたが、お客さんは割と入っていました。

○ 再びウォーキング

お店を出た時にはもう日も沈んで夜になっていました。
じゃあ東京に戻ろう・・・となりますが、そう簡単には帰りません。
「おなかもいっぱいになったし、ちょっと歩こう」
線路伝いに歩き始めました。



お喋りをしながら歩いて行くと、さほど距離も感じません。
さっき、船で渡った江戸川を、今度は歩いて渡ります。
矢切よりも少し下流に来ておりますが、渡りきるまでの川の太さを実感しました。



まだまだ歩く気満々で、このまま歩いて都心まで行くかと思いましたが、結局京成高砂駅から電車に乗りました。
高砂なんて、おめでたい名前ですね。この辺りは、古めかしい地名が多いように思います。
古くからの土地ということでしょう。

特に次の行先も考えていなかったため、終点の上野駅まで行きました。
なんとなく、まだ何かし足りない感じ。
というわけで、駅前のカラオケ屋に入って、2H歌いました。

満足~。
夏は、冷房の屋内に引きこもりがちですが、この日は久しぶりに結構歩いて身体を動かした日。
暑かったけれど、リフレッシュできた一日でした。

寅さん・荷風ゆかりの地-1

2014-09-21 | 東京

○ とげぬき地蔵と帝釈天

最近、都内の散策をしていないねという話から、ユウとウォーキングをすることにしました。
お互い行ったことがない場所にしようと、柴又の帝釈天を目指します。
寅さんで有名ですが、なじみのない場所。
どういうわけか、私の頭の中では、巣鴨のとげぬき地蔵とごっちゃになっています。
ようやく、区別をつけるチャンスがやってきました。

○ 金町あたり

朝、秋葉原で待ち合わせ、電車を乗り継いで金町駅に降りました。
ここまで来ると、もう全く知らない界隈。
古い住宅街を抜けて、江戸川沿いの葛西神社まで行きました。
立派な土地の鎮守社。境内にいると、帽子をかぶった歩け歩けクラブのご老人たちグループが大勢やってきました。



柴又まではもうすぐそこ。
ウォーキング日ですから、歩いて行くのかなと思いましたが、ユウのリクエストで、京成線に乗ることにしました。
京成金町駅からたった一駅ですが、この京成金町線に乗ってみたかったんだそうです。
テツですね~。

○ 寅さんとハリー

念願かなったユウは、ウキウキ喜んでいましたが、一駅なのであっという間に到着しました。
駅前にはおなじみの寅さんの銅像が立っていて、いなせなポーズで出迎えてくれました。



あまりにはまり役だったので、この像は寅さんなのか渥美清なのか、分かりませんね。
寅さん(渥美清)とハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の立ち位置ってそっくりだなあと思います。

ダニエル・ラドクリフは、ファンの子供にせがまれてサインをしたら、「ハリーって書いてないー」と泣かれて、悩んだとか。
渥美清は・・・大人のファンが多そうなので、「寅さんじゃないー」って泣かれることは、なさそうですね。
あ、違いがありました。

人の流れができているので、行先を確かめる必要はありません。
にぎやかな参道を通って、帝釈天へと向かいました。



巣鴨の商店街、人よんで"おばあちゃんの原宿"も、にぎわっているわ。
まだとげぬき観音とイメージが重なっていますが、帝釈天の門の先にはずっと広い境内が広がっており、私たちが門をくぐった時に、ちょうど鐘が鳴りました。
ゴ~ン。



お坊さんが、鐘楼に上って鐘をついていました。
町に鳴り響く鐘の音に、癒されます。

○ 帝釈天は板でした

柴又帝釈天の正式名称は、経栄山題経寺というそうです。
まったくピンときません。帝釈天寺じゃないなんて。
柴又帝釈天というのは、あくまで通り名。
寅さんの毎度の口上で広まったんでしょうね。

実は、ここのご本尊は、帝釈天ではなく、曼荼羅なのだとか。
さらに、このお寺の帝釈天は、仏像ではなく板本尊なのだとか。
帝釈天としてとにかく有名なのに、像はないんですね。
予想外です!



母はこのお寺がお気に入り。「木彫りが素晴らしい」と絶賛しています。
確かに、本堂も手水舎も、木の彫刻が迫力に満ちていて、ドラマチックでした。

境内には、寅さんおみくじもありました。
「なんとかなるさ、ケセラセラ~」なお告げが出そうです。

○ 参道の草団子

無事に参拝を済ませ、お茶をすることにしました。
参道には古くからのお店が並んでいます。



「彫木」の看板を左右から持つサルの像が精密で、今にも動きそうでした。

参道には何軒かお茶屋があります。どこにしようかと考えて、よく親が草団子を買ってきてくれる高木屋に入りました。



見事な熊手が飾られていました。商売繁盛、家内安全。



三色団子とくず餅。
店内には、寅さん撮影クルーの写真がびっしりと飾られていました。
みんな、ここの団子で休憩したのでしょう。



○ 古墳の上の神社

仲見世通りとまではいかないながらも、門前仲町並みに混んでいる柴又帝釈天参道を抜けて、再びウォーキング。
次は、近くの八幡神社へと向かいます。
ここは、古代の古墳(石室)の上に建てられた神社だそう。
古墳好きには見過ごせない場所でしょうけれど、帝釈天界隈のにぎやかさとはうってかわって、閑散としていました。



○ サイレント矢切の渡し

それから、川の方へと向かいます。
目指すは矢切の渡し。渡し場はすぐにわかるものかしら?
看板があったので、迷いませんでした。
広い土手のグラウンドの間の道を通って、川べりまで行くと、ちょうど船が着いたところだたので、そのまま乗り込みました。

寅さん同様、矢切の渡しも耳になじんだ言葉。
船頭さんが漕いでくれます。



う~ん、川風が気持ちいい~。



小舟なので、川面がすぐそばにあります。
ちょっとドキドキします。



向こう岸からやってきた渡しとすれ違いました。



向こう岸の船着き場が見えてきました。



てっきり、船頭さんが「連れて~逃げてよ~♪」とごじまんの歌声を披露してくれるか、その歌が放送で延々と流れているものだと思いましたが、歌は一切流れていません。
渡し船の解説さえありません。
船頭さんは、黙々と漕いでいくだけです。

シーンと静かなまま、水面を滑って行く、矢切の渡し。
(あれー、歌わないの?じゃあ代わりに私が歌っちゃうよー!)と言いたくなりました。
でも、ユウをはじめ、ほかの乗客たちに「や~め!そ~れっ!」と川に放り出されそうなので、やめておきました。

乗客はみんな静か。
私は川を眺めて物思いにふけっているふりをして、実は脳内では「矢切の渡し」をフル回転させていました。
ほかの乗客も、実はみんなそうしていたんじゃないかしら!?

その2に続きます。

みちびきたずねて東海へ index

2014-09-16 | 中部(東海)
◆ 1日目-1 (静岡)
   三連休に東海地方をドライブ旅行しました。
   まずは静岡へ。時代劇によく登場する橋を渡り、遠江國一の宮をお参りします。
   秋祭りの日で、境内に地元の山車が勢ぞろいしていました。
   ○ prologue ○ 海老名で出発 ○ みしまコロッケ
   ○ 蓬莱橋ふたたび ○ ことのまま八幡宮 ○ 鎮守の秋祭り ○ 鹿苑神社

◆ 1日目-2 (静岡)
   静岡で日本一のトイレを見学。浜名湖ではウナギを食べ損ねてしまいました。
   そのままひたすら西に向かい、渥美半島の先端へ。
   美しい伊勢湾の夕日に間に合いました。
   ○ 可睡斎 ○ 日本一のトイレ ○ うなぎ食べられず
   ○ 一路渥美半島へ ○ 貝殻オブジェの宿 ○ 椰子の実メッセージ
   ○ 伊勢湾の夕日 ○ 最寄りのコンビニは7キロ先



◆ 2日目-1 (三重)
   波の音で目覚めたような静かな朝。フェリーで伊勢湾を渡ります。
   海の向こうの鳥羽は、にぎやかな観光地でした。
   真珠島で、あまちゃんショーを見守りました。
   ○ 白亜の灯台 ○ 特産はメロン ○ 青い羽根募金
   ○ 鳥羽に到着 ○ あまちゃん 

◆ 2日目-2 (三重)
   二見岩を訪れて、あさり焼きを食べました。
   連休渋滞で道路が動かず、内宮参拝は断念。
   外宮を参拝して再び移動し、夜は伊賀牛に舌鼓を打ちました。
   ○ カエルとワシと二見岩 ○ あさり焼き ○ お伊勢さん渋滞
   ○ 猿田彦神社 ○ 外宮へ  ○ またもやランチ難民 
   ○ 伊賀一宮の敢国神社 ○ 二宮、三宮 ○ イガギュー
   ○ 隣の市まで食事を取りに ○ イガ尽くしの夕食



◆ 3日目-1 (愛知)
   伊賀では忍者の気配を感じながら、お城を巡ります。
   導きの神様、猿田彦神を祀る椿大神社へ行きました。
   しっかりお願いをして、これでもう安心!ザ・神頼み!
    ○ 駅前モーニング ○ 伊賀城の絶壁石垣 ○ 忍者と芭蕉の里
    ○ 忍者電車と999の銅像 ○ 伊賀のモロヘイヤ ○ 椿大神社
    ○ 新しい御朱印帳 ○ ダイナミックな摂社の場所

◆ 3日目-2 (愛知)
   伊勢と三河の一の宮詣でをして、帰途につきました。
   伊勢湾岸自動車道では気持ちいい湾岸ドライブ。
   帰りは大渋滞にはまり、ようやくのことで旅を終えました。
    ○ ふたたび細道トラップに ○ 都波岐奈加等神社 ○ 伊勢湾岸自動車道
    ○ 砥鹿神社 ○ 魔の高速大渋滞 ○ epilogue





みちびきたずねて東海へ 3-2

2014-09-15 | 中部(東海)
3-1からの続きです。

○ ふたたび細道トラップに

それから、また別の一宮へ。
椿大神社同様、鈴鹿市にある伊勢国一宮ですが、ここへの道にさんざん迷いました。
ナビのサインを見逃して、曲がり損ねてしまうと、ずっと遠くまで行かなくてはいけなくなる幹線道路で、失敗にしょげながらの運転。
大通りからナビに従って、工場地帯の横道に入ると、とても細い道になり、右側はコンクリ塀、左側は段差のある田圃というまさかの難所にはまりこみました。
にっちもさっちもいかない状態。私の技術ではとても無理~!と泣きそうになります。
Qちゃんに降りてもらい、細かい切り返しを教えてもらいながら、なんとか切り抜けられました。

Uターンをできる場所まで行って、運転を交代して神社に向かおうとしましたが、Qちゃんにも切り返せそうにない細道なので、一旦大通りに戻って、ぐるりと大回りをすることに。
1日目の静岡の細道といい、今回は、細道トラップに引っかかっています。
細道のせいか、ナビのせいか、運転が下手な私のせいか。(私のせいですね、ハイ...)

○ 都波岐奈加等神社

苦労をしてたどり着いたのは、都波岐奈加等神社。
何度見返しても、覚えられないような名前ですが、「つばき・なかと神社」と読みます。



都波岐神社と奈加等神社という二つの神社が祀られているのだそう。
どうも、四国の土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」を連想する名前です。
都波岐といったら、響きが同じ、参拝してきたばかりの椿大神社との関連を感じます。

二つの神社の合祀は時々聞く話ですが、御朱印が3種類あるというのは初耳。
都波岐神社と奈加等神社と書いてもらうのは、一つ500円。
都波岐奈加等神社と、続けて書いてもらう場合は、なんと1000円。
なんだか驚きました。
Qちゃんは悩んだ末に、どちらも書いてもらっていました。



神殿は建て替えされた頑丈なコンクリ製で、古い木造建築好きとしては、ちょっと残念でした。
でも狛犬は古くて、こちらもユーモラスでした。

○ 伊勢湾岸自動車道

それから鈴鹿を離れ、高速に乗って名古屋方面へ向かいます。
コンビナートに絵が描かれていました。



伊勢湾岸自動車道は、海沿いのとても見晴らしのいい道で、ゴキゲンなドライブに。



私の橋コレクションをご覧ください。







途中、楽しそうなプレイランドを見かけました。
ナガシマスパーランドです。名前には聞いていましたが、ここなのねー。



もう名古屋に入っているようですが、ここはまだ三重県桑名市。
桑名の焼きはまぐり、食べたい~!



後ろの車を映しだす、鏡のようにピカピカのタンクローリーが前を走って行きました。

○ 砥鹿神社

しばらく車を走らせて、愛知県に入りました。
湾岸道路を離れて、豊川市にある砥鹿神社へ向かいます。
ここまで来たのだから、豊川稲荷を参拝したかったのですが、そろそろ夕方が近づいてきています。
時間的に間に合わないので、あきらめました。



砥鹿神社の本殿が見えてきましたが、車を停めずにその横を通って山のつづら折りを上り、ほぼ頂上にある奥宮にたどり着きました。



山の奥にある奥宮が好きなのです。
麓から上ってきた登山客たちが、境内でひと休みしていました。



Qちゃんは、ここでおみくじを引きます。
昨日おみくじを引いたばかりの私は、見守ります。
結果は…末吉!
「まただ~。いつもだいたい、末吉か小吉なんだから~~」とくさった様子。
まあ、上があるっていいことじゃない!



山からの眺望を楽しみながら、急ぎ足で駐車場に戻り、ふもとまで降りました。
途中、おもしろい名前の交差点を通ります。
川田山田平。自然がいっぱいって言うことでしょうか、



先程横を通り過ぎた本殿を参拝しました。
なんとか社務所が開いている時間に間に合って、ほっと一息。





お宮参りに来ている一家がいました。
旦那さんが、私たちの共通の知人に似ていて、(Tさんにそっくりだね~)と、赤ちゃんよりも旦那さんに注目してしまいました。



○ 魔の高速大渋滞

ここで寺社の参拝時間が終わったため、ここから一路、帰宅の途につきました。
なかなか快調にこなせましたが、高速に乗ると「東京方面渋滞」という不穏な表示が出ています。
はじめは問題なく、スイスイ動いていましたが、そのうちに車の量が多くなり、ついには詰まって動かなくなりました。
ああ、渋滞にはまっちゃったわ。
三連休の最終日なので、道路混雑は覚悟していたけれど、これは大変。
Qちゃんは、こういった渋滞を体験するのは初めてだそうです。それはつらそう。

楽しい音楽よりも、ラジオの道路交通情報の方を優先したので、車内で歌うこともせずに、渋滞の中、ジリジリと動いていく感じでした。

長い長い渋滞から、ようやく解放される時が来ました。
海老名が近づいてきたのです。
こうなってみると、都心で車を借りられなかったのは、ラッキーなことでした。
だって渋滞の行列はまだまだ東京まで続いていくのですから。
神奈川西部で一抜けできた私たち。レンタカーを返してほっとしました。



渋滞の中でくたびれてしまったので、駅前で食事をして、ほっと一息。
二人でお疲れ様会をしてから、それぞれの家へと帰ります。
こうして楽しい3連休は終わりました。

○ エピローグ

「いや~、きつかった!高速渋滞って、あんなに大変なのね」とQちゃん。
「もっと早めに帰ってくればよかったね。そもそも今回は、移動が多かったしね」
私は、それほど気になりませんでした。もちろん渋滞はつらかったですが、まあなんとかなったし。(楽観的?)
とにかく、おかげ年にお伊勢参りができて、猿田彦大神を参拝できたので、満足です。
行ったことがない場所をたくさん訪れました。
東海地方は名古屋だけじゃないんだということが、よくわかりました。
3つの県を巡った、楽しい旅でした。

          ◆ みちびきたずねて東海へ index