風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

235. 朱雀門跡 

2009-09-27 | 近畿(京都・滋賀)
羅生門跡を訪れた時からずっと、(反対側の朱雀門も訪れたい)と思いながら、なかなか行く機会が無かったため、最終日に寄って見ました。
もう日も落ちて夜になってしまいましたが、石碑だから大丈夫だろうと向かいます。
駅からもバス停からも、少し歩く距離でしたが、期待に胸を躍らせながら行きました。
でも、京都弥生会館の前にあるはずが、会館全体が工事中で壁に覆われていました。
がーん。がっかりです。
この白塀の向こうに、目指す「此付近平安京大内内裏朱雀門址」の石碑はあるはずですが、見られずじまいでした。

後で京都弥生会館のHPを見たら、「2009年6月30日に閉館しました」とありました。
それで別の建物に改築中なんでしょうね。
かつて、都一の大きさを誇った朱雀大路は、今は幅も狭められ、千本通となったように、朱雀門跡の周辺は、これからもどんどん変わっていくのでしょう。

234. 琵琶湖疏水

2009-09-27 | 近畿(京都・滋賀)

京都滞在最終日、ゆっくり琵琶湖疏水を散策しました。
この町の深さに包まれて過ごした10日間のことを思いかえしながら、川沿いを歩きます。


あっ、疏水に鳥が。シギ?ゴイかしら。
京都は、水辺にいると、必ずといっていいほど鳥に遭遇します。
それだけ水がきれいなんだなあと、うらやましくなります。


川沿いにあった藤井斉成会有鄰館。
入り口には狛犬、屋上には八角堂がある中華風の大きな建物が目を引きます。
中国の古美術を中心に収蔵している私立美術館だそうです。

233. 妙傳寺

2009-09-27 | 近畿(京都・滋賀)

東山二条のバス停前にある京都八本山の一つ、本山妙傳寺。
日蓮宗の本山で、日蓮上人御分骨之道場という石碑がありました。


京都の法華宗信徒が、本山の身延山へ参詣するのは大変だと考えた僧日意が、
身延山から宗祖日蓮の真骨(骨舎利)分骨して建立したお寺で「関西の身延山」と言われているそうです。
確かに、昔京都から山梨まで行くのは難儀だったことでしょう。
怖い感じさえする、毅然とした表情の、迫力のある日蓮像が立っていました。

232. 聖護院門跡

2009-09-27 | 近畿(京都・滋賀)

「聖護院八ツ橋」により、名前は知っていましたが、さて実際に聖護院とは何かと聞かれるとわからないため、行ってみました。
門跡と聞いて(廃墟なのかな)と思いましたが、門跡寺院とは、皇族や摂家が出家する特定の位の高い寺院のことだそうです。
本山修験宗総本山の、修験道の寺・山伏のお寺で、山伏修行を行っています。
宿坊もあり、私の前を歩いていた修学旅行生グループが、「もうみんな着いてるかな」などと言いながら、あとからあとから奥へ入っていきました。


この前も、「八ツ橋名店」で載せましたが、この聖護院前の通りには、八つ橋の大きなお店がありました。
こちらは本家西尾八ツ橋。


こちらは「聖護院八ツ橋」。
やっぱりここも、熊野神社交差点と同様、ライバル店同士向かい合わせにありました。

231. 大丸ヴィラ

2009-09-27 | 近畿(京都・滋賀)
烏丸通丸太町の京都御所の向かいにある、おしゃれな洋館。
大丸百貨店元社長の旧宅で,設計はヴォ-リス。昭和7年に建築。チュ-ダ-様式(16世紀イギリス)で、京都での昭和初期の代表的な洋風住宅だそうです。
非公開ですが、こんなお屋敷に住んでみたいです。