その1からの続きです。(今回、前半は被災後の画像を載せています)
● 青い鯉のぼり
震災メモリアルパーク内に入りました。
東日本大震災の被害者となった子どもたちによせる『青い鯉のぼりプロジェクト』。
GLAYが寄せた青い鯉のぼりが飾られており、目とうろこがレコードの形をしていました。
2階に上がると、津波でぼろぼろになった野蒜駅の券売機も置かれていました。
● 野蒜海岸の前と後
この辺りで撮影した航空写真のパネルが、並べられていました。
こちらが震災前の野蒜地区。
こちらが震災翌日の光景。
町の低地部分はほぼ消滅してしまっています。
● 津波プレート
津波プレートのそばに立ってみました。
3.7mの高さについています。見上げると、結構高い位置にあります。
そんな背丈の人はいないので、津波に捕まったが最後、誰もがさらわれてしまうでしょう。
● 学校の時計
駅からすぐそばにあった野蒜小学校の時計。
巨大地震が起こった時間(午後2時46分)直後で止まっています。
中学時代に教えてもらったキジマ先生が、当時そこの校長で、子どもたちと被災した学校です。
宮城に来る道すがら、ルビーに先生が被災した話をしてきました。
なんとか無事に命を取り留めて、先生は今では多賀城の別の中学校の校長先生をされているそうです。
先生、お元気かしら。お会いしたいな~。
● 震災パネル
震災時のパネルがたくさん展示されていました。
これは野蒜小学校。この体育館に逃げ込んだキジマ先生や小学生たちを、津波が襲ったのです。
これはかつての野蒜駅。
3.7mの津波が引いた後の光景です。
これはかつてあった新町。津波のすさまじさが伝わってきます。
左が震災直後の新町で、右が全てがれきを除去した後のパネル。
全てが撤去され、かつてあった町は、もう何も残っていません。
映写室では津波のビデオが流れていました。
この場所で、実際に起こった災害です。
当時の映像と解説を見ていると、改めて涙があふれてきました。
● 夏タビ宮城
ジャニーズは被災地の主要3県のプロモを行っていますね。
福島はTOKIOで、岩手はタッキー&翼。
宮城はHey! Say! JUMPが宮城県観光キャンペーンの通年キャラクターを務めています。
つらいパネルを見続けた後なので、はつらつとしたポスターにほっとしました。
さて、そろそろ帰り道につきましょう。
● 仙石線
道路のほかは何もない、緑の草原。
雨が強いため、人どころか、車もほかに走っておらず、世界で動いているのは、雨風と信号と私たちだけという気分になります。
ひた走っていく途中、仙石線が高架をゆっくり通っていくのが見えました。
ほかに動いているものを見つけて、嬉しくなりました。
仙石線は、ロボコンなど石ノ森章太郎のキャラクターがペイントされた車両が走っていますが、これはプレーン。
草原は長々と続きます。奥松島は松島のすぐ裏ではなく、11キロも奥まったところにありました。
● 雨の松島
再び松島に戻ってきました。ここは観光地なので、一気に人が増えます。
雨でも人はたくさんいます。
ちょっと遊覧船に乗るには、きびしい雨。
松島の島々は、雨にかすんで、陰のように見えました。
塩釜を通りしなに塩釜神社の前を通りました。
ここの200段石段にルビーは興味津々ですが、雨なので滑ってしまいそう。
ひさっぺ宅に戻り、のんびり過ごしてから、夜に再び車で外出。
同期と飲み会なので、今度は旦那さんに送ってもらいます。
● 多賀城駅
煌々と明るい多賀城駅の裏口に着きました。
スタバとツタヤが入った新しい図書館は、市民の自慢の場所。
以前は正面口のみで、お店も生協くらいしかなかったのに。
本当にモダンな駅前になったものです。
仙台から仙石線でやって来る仕事帰りの友人えーちゃんを駅でピックアップして、宴会会場に向かいました。
この辺りは完全に車社会。みんな車を手足のように使いこなしていますね。
お店の前で私たちを下ろしてくれて、旦那さんは家に戻っていきました。
● プチ同窓会
集まった多中仲間は男性4人、女性4人の計8人。
女性はひさっぺ、ルビー、えーちゃん、私で、男性は前述のプリンス・チャーミング、伝説を山ほど抱える夜の主、おうちが病院の真面目な人、そして底抜けに明るい毎日サーファー。
クラスも個性もバラバラのメンバーが、よく集まりました。
お店は割烹こむかい。個室に通されます。
料理はどれもおいしく、どの器もしゃれていました。
まずはお刺身大皿盛りがどーんと二皿!
ああ、海の幸にあふれる宮城に来たんだなあと、実感します。
隣のえーちゃんが「ミズダコ、おいしいよ。私、好きなんだ」とせっせと勧めてくれます。
でも、彼女はというと、なかなか手を出そうとしません。
おもてなししてくれてるの?
● 秋刀魚のお刺身
大皿盛りのお刺身に、秋刀魚が入っていないと気づいた夜の主が、単品でオーダーしました。
産地でないと食べられない、秋刀魚のお刺身!
自分が食べたいからだろうと思ったら、「うまいよ」としきりに勧めてくれます。
やっぱりおもてなし?さすがは夜の主!
いただきまーす!
新鮮で、脂がのっていて、うまうま!
ああ、幸せ。身体が喜ぶこの僥倖。
身が柔らかくて、とろけるおいしさにしびれます。
ビバ、宮城!!
昨年は品薄で、東京では高くてとても手が出なかった秋刀魚。
今年は豊漁だそうです。
海老しんじょう揚げもやってきました。サクサクほわほわ!
何度でもリピートしたくなる美味しさです。
いろいろな話に花が咲き、お酒も食事もどんどん進みます。
ルビーと私が、福島に立ち寄りながら帰ると話すと、ひさっぺが反応しました。
「鶴ヶ城に行くのね!私、お城が好きなんだー」
夜の主も反応します。
「俺、喜多方ラーメン好きなんだー」
「明日ついて行こうかな」と言うのを、冗談だろうと笑って聞いていたら、二人とも帰りのルートを調べていました。
結構本気だったりして?
● もちろん二次会
縁もたけなわのまま、当然のように二次会に突入します。
駅を挟んで反対側のお店へと移動するのに、タクシー3台に分かれて移動。
車の使い方が、関東よりもダイナミックです。
一次会でも二次会でも飲み放題。
みんな、どんだけ飲むのー!?
医者の息子とサーファーとひさっぺが、ガンダムで熱く盛り上がっています。
そこまでガンオタだったとは。マニアックすぎて、私は早々に脱落しました。
どこまでも語りまくっています。燃えあがれ~♪
● 次の同級会
次の同級会の話になりました。
「来年また実行する?」
規模が大きいため、何人もの人が幹事を担当してくれており、夜の主とチャーミィもメンバーです。
「前やってから、もう4年たつんだね」
「10年ごとだと間があきすぎるから、5年ごとがいいかと思って」
前々回は欠席しましたが、前回は震災後で、みんなの消息が気になり、参加。
そこで、ひさっぺとえーちゃんと再会できました。
「やろう!」とみんなで盛り上がったので、実現しそう。
「その時には、また一緒に来ようね♪」とルビー。
「またうちに泊まってね♪」とひさっぺ。
みんなの優しさが暖かくて、涙が出そうです。
縁遠くなりがちな転勤族なので、離れた友人たちとのつながりを切らさないように、友達関係を大切にしていましたが、今回はルビーとの再会に始まり、プチ同級会で新たな縁が広がりました。
中学時代には言葉を交わしたこともなかった人といま知り合えるって、なんだか不思議です。
お開きのあと、女4人でタクシーに乗り、深夜過ぎに帰宅しました。
男性陣はちゃんと帰ったのかしら?あの様子だと、さらに三次会にも行きそうでしたが。
たくさん食べておなかいっぱい。
出逢いと再会に感謝の夜でした。
2日目に続きます。
● 青い鯉のぼり
震災メモリアルパーク内に入りました。
東日本大震災の被害者となった子どもたちによせる『青い鯉のぼりプロジェクト』。
GLAYが寄せた青い鯉のぼりが飾られており、目とうろこがレコードの形をしていました。
2階に上がると、津波でぼろぼろになった野蒜駅の券売機も置かれていました。
● 野蒜海岸の前と後
この辺りで撮影した航空写真のパネルが、並べられていました。
こちらが震災前の野蒜地区。
こちらが震災翌日の光景。
町の低地部分はほぼ消滅してしまっています。
● 津波プレート
津波プレートのそばに立ってみました。
3.7mの高さについています。見上げると、結構高い位置にあります。
そんな背丈の人はいないので、津波に捕まったが最後、誰もがさらわれてしまうでしょう。
● 学校の時計
駅からすぐそばにあった野蒜小学校の時計。
巨大地震が起こった時間(午後2時46分)直後で止まっています。
中学時代に教えてもらったキジマ先生が、当時そこの校長で、子どもたちと被災した学校です。
宮城に来る道すがら、ルビーに先生が被災した話をしてきました。
なんとか無事に命を取り留めて、先生は今では多賀城の別の中学校の校長先生をされているそうです。
先生、お元気かしら。お会いしたいな~。
● 震災パネル
震災時のパネルがたくさん展示されていました。
これは野蒜小学校。この体育館に逃げ込んだキジマ先生や小学生たちを、津波が襲ったのです。
これはかつての野蒜駅。
3.7mの津波が引いた後の光景です。
これはかつてあった新町。津波のすさまじさが伝わってきます。
左が震災直後の新町で、右が全てがれきを除去した後のパネル。
全てが撤去され、かつてあった町は、もう何も残っていません。
映写室では津波のビデオが流れていました。
この場所で、実際に起こった災害です。
当時の映像と解説を見ていると、改めて涙があふれてきました。
● 夏タビ宮城
ジャニーズは被災地の主要3県のプロモを行っていますね。
福島はTOKIOで、岩手はタッキー&翼。
宮城はHey! Say! JUMPが宮城県観光キャンペーンの通年キャラクターを務めています。
つらいパネルを見続けた後なので、はつらつとしたポスターにほっとしました。
さて、そろそろ帰り道につきましょう。
● 仙石線
道路のほかは何もない、緑の草原。
雨が強いため、人どころか、車もほかに走っておらず、世界で動いているのは、雨風と信号と私たちだけという気分になります。
ひた走っていく途中、仙石線が高架をゆっくり通っていくのが見えました。
ほかに動いているものを見つけて、嬉しくなりました。
仙石線は、ロボコンなど石ノ森章太郎のキャラクターがペイントされた車両が走っていますが、これはプレーン。
草原は長々と続きます。奥松島は松島のすぐ裏ではなく、11キロも奥まったところにありました。
● 雨の松島
再び松島に戻ってきました。ここは観光地なので、一気に人が増えます。
雨でも人はたくさんいます。
ちょっと遊覧船に乗るには、きびしい雨。
松島の島々は、雨にかすんで、陰のように見えました。
塩釜を通りしなに塩釜神社の前を通りました。
ここの200段石段にルビーは興味津々ですが、雨なので滑ってしまいそう。
ひさっぺ宅に戻り、のんびり過ごしてから、夜に再び車で外出。
同期と飲み会なので、今度は旦那さんに送ってもらいます。
● 多賀城駅
煌々と明るい多賀城駅の裏口に着きました。
スタバとツタヤが入った新しい図書館は、市民の自慢の場所。
以前は正面口のみで、お店も生協くらいしかなかったのに。
本当にモダンな駅前になったものです。
仙台から仙石線でやって来る仕事帰りの友人えーちゃんを駅でピックアップして、宴会会場に向かいました。
この辺りは完全に車社会。みんな車を手足のように使いこなしていますね。
お店の前で私たちを下ろしてくれて、旦那さんは家に戻っていきました。
● プチ同窓会
集まった多中仲間は男性4人、女性4人の計8人。
女性はひさっぺ、ルビー、えーちゃん、私で、男性は前述のプリンス・チャーミング、伝説を山ほど抱える夜の主、おうちが病院の真面目な人、そして底抜けに明るい毎日サーファー。
クラスも個性もバラバラのメンバーが、よく集まりました。
お店は割烹こむかい。個室に通されます。
料理はどれもおいしく、どの器もしゃれていました。
まずはお刺身大皿盛りがどーんと二皿!
ああ、海の幸にあふれる宮城に来たんだなあと、実感します。
隣のえーちゃんが「ミズダコ、おいしいよ。私、好きなんだ」とせっせと勧めてくれます。
でも、彼女はというと、なかなか手を出そうとしません。
おもてなししてくれてるの?
● 秋刀魚のお刺身
大皿盛りのお刺身に、秋刀魚が入っていないと気づいた夜の主が、単品でオーダーしました。
産地でないと食べられない、秋刀魚のお刺身!
自分が食べたいからだろうと思ったら、「うまいよ」としきりに勧めてくれます。
やっぱりおもてなし?さすがは夜の主!
いただきまーす!
新鮮で、脂がのっていて、うまうま!
ああ、幸せ。身体が喜ぶこの僥倖。
身が柔らかくて、とろけるおいしさにしびれます。
ビバ、宮城!!
昨年は品薄で、東京では高くてとても手が出なかった秋刀魚。
今年は豊漁だそうです。
海老しんじょう揚げもやってきました。サクサクほわほわ!
何度でもリピートしたくなる美味しさです。
いろいろな話に花が咲き、お酒も食事もどんどん進みます。
ルビーと私が、福島に立ち寄りながら帰ると話すと、ひさっぺが反応しました。
「鶴ヶ城に行くのね!私、お城が好きなんだー」
夜の主も反応します。
「俺、喜多方ラーメン好きなんだー」
「明日ついて行こうかな」と言うのを、冗談だろうと笑って聞いていたら、二人とも帰りのルートを調べていました。
結構本気だったりして?
● もちろん二次会
縁もたけなわのまま、当然のように二次会に突入します。
駅を挟んで反対側のお店へと移動するのに、タクシー3台に分かれて移動。
車の使い方が、関東よりもダイナミックです。
一次会でも二次会でも飲み放題。
みんな、どんだけ飲むのー!?
医者の息子とサーファーとひさっぺが、ガンダムで熱く盛り上がっています。
そこまでガンオタだったとは。マニアックすぎて、私は早々に脱落しました。
どこまでも語りまくっています。燃えあがれ~♪
● 次の同級会
次の同級会の話になりました。
「来年また実行する?」
規模が大きいため、何人もの人が幹事を担当してくれており、夜の主とチャーミィもメンバーです。
「前やってから、もう4年たつんだね」
「10年ごとだと間があきすぎるから、5年ごとがいいかと思って」
前々回は欠席しましたが、前回は震災後で、みんなの消息が気になり、参加。
そこで、ひさっぺとえーちゃんと再会できました。
「やろう!」とみんなで盛り上がったので、実現しそう。
「その時には、また一緒に来ようね♪」とルビー。
「またうちに泊まってね♪」とひさっぺ。
みんなの優しさが暖かくて、涙が出そうです。
縁遠くなりがちな転勤族なので、離れた友人たちとのつながりを切らさないように、友達関係を大切にしていましたが、今回はルビーとの再会に始まり、プチ同級会で新たな縁が広がりました。
中学時代には言葉を交わしたこともなかった人といま知り合えるって、なんだか不思議です。
お開きのあと、女4人でタクシーに乗り、深夜過ぎに帰宅しました。
男性陣はちゃんと帰ったのかしら?あの様子だと、さらに三次会にも行きそうでしたが。
たくさん食べておなかいっぱい。
出逢いと再会に感謝の夜でした。
2日目に続きます。