怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

家賃の支払い方

2015年07月04日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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外気温が35度を超える日々が続くこの周辺。めったに使わないサンダルを穿いて外出することにした。

出かける直前に義母がツカツカとやってきて言い放った。
「そのサンダルでは歩きにくいだろうから予備の靴を持っていきなさい」
驚愕で叫びそうになるところを押さた。靴持っていけって?
バスが来る時間が迫っている。始発のここ、バスの出発が遅れることはめったにない。(運行忘れとか、故障で動かなくなったことは何度かあり!)義母と意見と戦わせている暇はないので、適当な運動靴を出してビニール袋に入れた。満足そうにしている義母。私は庭のどこかにこの靴を隠していくか、外出先で捨ててくるか思案していた。

まったく、予備の靴を持参って、旅行や遠足じゃああるまいしぃ・・・
義母の奇案を受け入れるのも家賃の一部だと思って、半日ほど靴が入ったかばんを持ち歩いたぞ。
幸いなことにサンダルは街歩き程度ではまったく足に差し障りなく、快適に過ごすことができた。
家に戻ってから義母が尋ねた。「履き替える必要はなかったの?」
うほほ~、残念でしたねぇ、あなたの意見は役に立たなかったですねぇ、とでも言ってみたいものだけれど、まあ、家賃、家賃。
これからもどんな形態の家賃支払い方法を請求されるか楽しみだ、ぞーっ。
ああっ、なるべくならもっと楽しい物事を要求されるほうがいいのだけれど、金を稼ぐこととなると趣味に近い物事でも違った感覚になることを知っているから、驚くようなことを言われたほうがブログネタになってもいいかなぁ、といろいろ思考してみる。

親などから住居を相続しているドイツ人配偶者の日本人女性たちとも「居住費用がかからないのは本当にラッキー」と意見が一致している。私の場合は、義両親同居労働をしているので、彼女らとはちょいと違うとは認識している。そう、義両親たちの妙なお勧めを受け入れるのも労働さ。