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バスに乗ると様々なできごとに遭遇する。日本ではありえないようなことが外国の路線バスでは結構あるんだ。
マレーシア旅行中に、知らずにスクールバスを止めてしまった。大人の私を見て止める運転手もどうかしていると思うのだけれど、彼は好意でやってはならないことをしてくれたようだった。路線にはない私の目的地まで連れて行ってくれた。楽しい旅行の思い出になったのは確実。
では、ここでの良いけれどぎょっとするできごと。
最前列の昇降口すぐの席に座っていた私は、乗車してきた杖をついたおばあさんに「座りますか?」と声をかけた。
「いや、わたしゃ、あそこに座りたいんだよ」
と、言いながら彼女は杖で、通路の向こうの肥満気味の女の子を指した。おいおいっ!杖で人を指すなんて、むちゃくちゃ失礼じゃあないかい、と固まった私。女の子はぴくりとも表情を変えず、黙って後方の席に移動した。
おばあさんは「よいこらしょ」とその席に着くと、私に向かって言った。「ありがとうよ」
そ、それはあの女の子に言うべきじゃあないか、とあせったのだが、ドイツ人婆さんにそれを説得するなどという無謀なことは止めたほうがいいと普段の生活で鍛えられているので、かなり納得行かないが「どういたしまして」と答えておいた。
この、テキトーなドイツの普通の人々の行動、何とも心地が良い。座りたくない席には譲られても座らず、座りたいところを指定さえしてしまうことができるんだぞ。日本で席を譲ろうと声をかけて断られると「どうしてだろう」と気になったりしたものだが(そもそも席を譲ることさえなかなか勇気が要る)ここでは、断るということは本当に必要ないからなんだ。さっぱりしていて大変精神衛生によろしい。
さて、こんなできごとがあって「どんな風にブログ記事にしようか」と考えながらたどり着いたのは、新しい知人の家。
広い庭を駆け回っている彼女のウサギを撮影させてもらった。「ウサギジャンプ大会には出ないのですか」と尋ねたら「訓練してみたけれど、全然その気になってくれないので諦めました」と言った。ウサギは目の前のハードルを見ると飛びたくなる習性があるのかと思ったら、そうした興味がある個体だけがあの大会に出ていることを知ったぞ。
灰色のは私を不審感いっぱいの目で見つめているぞ、でも、その不審顔がかわいい~♪
日本の家屋はウサギ小屋と表現されていたものだ。実際のウサギ小屋をあまり見たことがなかった当時の私。「小さい家屋という意味では鳥かごでも犬小屋でもいいじゃあないか、どうしてウサギ小屋?」と思ったものだ。
ここで見るペットのウサギ用の小屋は、ちょっとりっぱな小屋で、しかもウサギの習性に合わせるのか狭めに作られている。鳥かごや犬小屋とは違って、もう少し風情のあるいい造り。だから、ウサギ小屋って言われていたのねぇ、と子供の頃からの疑問が解決された気分だ。
バスに乗ると様々なできごとに遭遇する。日本ではありえないようなことが外国の路線バスでは結構あるんだ。
マレーシア旅行中に、知らずにスクールバスを止めてしまった。大人の私を見て止める運転手もどうかしていると思うのだけれど、彼は好意でやってはならないことをしてくれたようだった。路線にはない私の目的地まで連れて行ってくれた。楽しい旅行の思い出になったのは確実。
では、ここでの良いけれどぎょっとするできごと。
最前列の昇降口すぐの席に座っていた私は、乗車してきた杖をついたおばあさんに「座りますか?」と声をかけた。
「いや、わたしゃ、あそこに座りたいんだよ」
と、言いながら彼女は杖で、通路の向こうの肥満気味の女の子を指した。おいおいっ!杖で人を指すなんて、むちゃくちゃ失礼じゃあないかい、と固まった私。女の子はぴくりとも表情を変えず、黙って後方の席に移動した。
おばあさんは「よいこらしょ」とその席に着くと、私に向かって言った。「ありがとうよ」
そ、それはあの女の子に言うべきじゃあないか、とあせったのだが、ドイツ人婆さんにそれを説得するなどという無謀なことは止めたほうがいいと普段の生活で鍛えられているので、かなり納得行かないが「どういたしまして」と答えておいた。
この、テキトーなドイツの普通の人々の行動、何とも心地が良い。座りたくない席には譲られても座らず、座りたいところを指定さえしてしまうことができるんだぞ。日本で席を譲ろうと声をかけて断られると「どうしてだろう」と気になったりしたものだが(そもそも席を譲ることさえなかなか勇気が要る)ここでは、断るということは本当に必要ないからなんだ。さっぱりしていて大変精神衛生によろしい。
さて、こんなできごとがあって「どんな風にブログ記事にしようか」と考えながらたどり着いたのは、新しい知人の家。
広い庭を駆け回っている彼女のウサギを撮影させてもらった。「ウサギジャンプ大会には出ないのですか」と尋ねたら「訓練してみたけれど、全然その気になってくれないので諦めました」と言った。ウサギは目の前のハードルを見ると飛びたくなる習性があるのかと思ったら、そうした興味がある個体だけがあの大会に出ていることを知ったぞ。
灰色のは私を不審感いっぱいの目で見つめているぞ、でも、その不審顔がかわいい~♪
日本の家屋はウサギ小屋と表現されていたものだ。実際のウサギ小屋をあまり見たことがなかった当時の私。「小さい家屋という意味では鳥かごでも犬小屋でもいいじゃあないか、どうしてウサギ小屋?」と思ったものだ。
ここで見るペットのウサギ用の小屋は、ちょっとりっぱな小屋で、しかもウサギの習性に合わせるのか狭めに作られている。鳥かごや犬小屋とは違って、もう少し風情のあるいい造り。だから、ウサギ小屋って言われていたのねぇ、と子供の頃からの疑問が解決された気分だ。