怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

教会税のおかげ

2015年07月21日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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数度訪問している地域の教会。

小さいけれどよく手入れされている状態が外観からも伝わるので、なんとなく魅せられて中に入ってみた。
 
礼拝のあるとき以外には誰も来ないと思われる。静かなので「生理的耳鳴り」と言うのだろうか、それが聞こえてくるのが快感だ。観光客が多く訪れる教会にはない、一種の緊張感が漂うここが気に入ってしまった。
目をつぶって数分間の瞑想。
世界で信仰されているあらゆる神様にお願いします、私と私の家族、私を取り巻く人々、ちょっと関係なさそうな人々たちもみんな満足の行く人生をやっていけますように・・・
 
立派なパイプオルガン。この楽器だけでも年間どれくらいの保守管理費用がかかるのだろう。
この建物全体では?うっわー。

スコットランドでは使われていない教会をアジア各国に売っていると読んだ。維持管理ができなくなる教会が存在するのを想像するのは容易だ。
ドイツで有名な教会税。私は教会という文化財管理のためのもの、と理解しているが当たっているのかな。
キリスト教徒であることを申告しない人々や別の宗教の人々が増えると予想される今後のドイツの人口構成だ。ドイツの多くの教会がいつまでも美しい状態でいられることを望むのは難しいかもしれない。