怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

アフガンハンバーグ

2015年08月10日 | アジア事情
応援してね!人気ブログランキングへ

他人の料理を食べたり、その料理の仕方を見るのは大好きだ。
「ひき肉料理よ」とやり方を見せてくれたアフガニスタン人。ひき肉はもちろんハラール肉。普通のスーパーで買うより少々高めなのが難点なのだそう。値段の高さを嫌って普通の店で肉を買う難民仲間も多いと聞いた。
 
天板を使って、そこでたまねぎをすりおろし、ひき肉とコリアンダーを混ぜていた。調味料は塩だけ。ウコン粉も混ぜていた。天板で肉を捏ねる、という知らなければ斬新な方法。洗い物を減らすエコなやり方、ともいえるぞ。
 
天板を洗うことをせず、ハンバーグ形状にしたひき肉を並べ、トマトを上に載せ、油少々を流し込む。
アルミフォイルで被い、オーブンで約1時間加熱。もっと早く焼いてもいいのだけれど、彼女のやり方はふっくらと焼き上げるためのものだそう。
  
焼きあがったふたきれをいただいた。高いハラール肉を分けてくれて申し訳ないと思ったぞ。撮影するのを忘れてしまったが、西南アジアやトルコなどでよく食べられているらしい大きな丸いパンが添えられた。簡単に二つに割ることができるので、挟んで食べるのだそう。まるで、ハンバーガーそのものじゃあないか。おいしいかった!
何人かの近隣在住アフガニスタン人に彼女らの料理をごちそうになっている。日本人の口に合うものが多いと思う。
極端に辛かったり(好みにもよるので辛く作る人もいる)、油分過多で食べにくかったりすることがほとんどない。見かけは西洋料理のような華やかさに欠けるのだけれど、食べるとおいしい。
難民として先進国のあちこちにいるのだろうから、あなたの近くに住むアフガニスタン人と親しくして、手料理を食べさせてもらうことをお勧めするっ