怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

トルコと中国の共通点

2015年08月13日 | ひとびと
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気温が高く、雨が降らない日々が続くここ周辺地域だ。街の水場には子供どころか大人まで脚をぬらして身体を冷やしている光景が見られる。

数人の仲間でこの公園でピクニックをした。初対面のトルコ人女性は八ヶ月の赤ちゃんと一緒だった。

この子が着ている服が上質できれいだったので撮影させてもらった。顔もとても整っていて将来の美人を容易に期待できる女の子だった。少女マンガみたいに、目に星が三つ四つ見えるんだ!
この子のお母さんがいろいろ話してくれた。
「中国人と話したとき、トルコとの共通点を知ったのよ」
シルクロードはいろいろな物事を東西に広めたのだから、そんなに驚く話ではない。彼女は続けて言った。
「トルコは結婚した夫婦が男性の両親と一緒に住む伝統があるのだけれど、中国もそうらしいの」
う・・・。
シルクロードがテーマではなかったか・・・5秒くらい沈黙してしまった私。
この初対面の女性に自分の苦境を話しても、ドイツとの共通点があることに喜ぶとも思えなかった。
やっと言ったのはこれ。「日本も地方都市や農村部にはそうした暮らし方があります」
それに対し、彼女は「トルコもなくなってきているんですよ。ダンナの両親と暮らすなんて、もう、不可能もいいところですよね。それぞれの夫婦はそれぞれのやり方があるのだから、お互い別に暮らすのは当然ですよね」
なにやら私には後味悪い会話だった。これからときどき彼女と会うことになれば、そのうち、私の同居生活を公開してもいいだろう。
たくさんいるトルコ人女性たちとは、どういうわけかなかなか親しい関係を長続きさせることができない。
トルコは親日、と言われているけれど、一般の人々はほとんど日本に興味を持っていない様子だし。いや、ドイツに住んでいるから日本のことに感心を持つ心理的余裕もないのかな?
日本にもドイツにも、同居嫁はいるんだぞ、と彼女に打ち明ける時が来るだろうか。