怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

Mieleの掃除機

2016年02月12日 | いろいろ
掃除機の具合が悪いので、ほうきで床を這うようにして掃除するようになって数週間が過ぎた。
板床部分は楽勝だが、私の掃除範囲のほとんどがじゅうたん敷きだ。
疲労はなはだしく、ついに根を上げた。
日本から持参した貴重な「円」を握り締め、銀行で両替した。
100ユーロ以下で掃除機を買う!と義母に両替したユーロ札をひらひらさせながら宣言した。

当然のことながら、義母は大反対。
途中から義父もなだれ込み、掃除機議論となった。
なぜか、終盤には買う方向に話がまとまった。
「あの掃除機は1999年に約50ユーロで買ったものだからそろそろ買い替えもいいだろう」
という義父の一言。

店頭でもひと悶着だった。
私は紙パックを使わないサイクロン式のを欲しかったが、義母はそれをみるなり「まあ!何て醜い!」を連発した。掃除機にまで美観を求めるのかい!
店員を呼んで、義母の気に入った数種を私に解説させていたが、私は聴く気にもならずむくれていた。
結局、義両親たちが選んだぞ!

どっしりとしたドイツ掃除機、再び・・・。後部座席に鎮座させて持ち帰った。
 
早速開けて、試してみたのは義両親たち。私専用なんですけどぉ?
いや「これは家の備品だから」ということで、お金を出したのは義両親。
値段は私の予算の倍だった。
ま、いいか。同居人生はいいことと嫌なことが同時に進行するのはすでに知っている私さ!