怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

気温も人も暖かいドイツ

2016年02月21日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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朝、明るくなってから窓の外を見ると、池の水が凍っていた。

本当に僅かなのだけれど、凍っている。

以前は人が載っても割れないほど凍ったことがあった。 2009年の冬の記事のこれ、「金魚は冬眠中」

ここ何年も池に氷が厚く張るところを見たことがない。4,50年前の冬は、数十センチの雪が積もって冬中とけなかったという話は義母や知人友人たちからしばしば聞いている。私がここに来てからは、雪が降ることなどめったにない印象だ。
もしかして、地球温暖化って、本当なのかしらと思ってしまう。

温暖化すると大変だ、といろいろ見聞きしているけれど、ヒトという動物そのもののことを考えると、暖かいほうがいいにきまっている。寒さから身を守る厚い皮や羽毛が身体に備わっていないのが、その見かけからわかる第一の理由。
暖房費の節約に「ろうそくを点してみる」とかやってみたことがあったなぁ。ろうそくの炎を見たり、実際にろうそくが発する熱で室温が上がるという説をドイツ人に教わったんだ。そんなことをする必要もない今年の暖かい冬だ。
北海道から来ている留学生が「故郷の街より暖かいです」とドイツ生活を楽しんでいる。今年も彼女の実家の街は最高気温が氷点下という過酷な環境らしい。

気候がそこそこ温暖で、人々もそこそこテキトーで(日本のようにガチガチに正確さを求められず、また、ここのお隣の国のように造った車両がレールのサイズに合わなかった、という超テキトーなわけでもない)、難民たちからも絶大な人気で次々とやってくるドイツって、もしかして、暮らし易い国なのかもしれない・・・