怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

石油パイプラインだと思っていた。

2017年05月05日 | カテゴリー分けするのに飽き
線路に沿って続いているこのパイプの中を石油が流れているものだと思っていた。

橋の上から両側を撮影。

柵などはないので、触ることさえ可能だ。
近隣に住む知人によると、石油精製工場でできる廃熱がこの中を通っているのだろう。
液体なのか気体なのかは明らかではないらしい。
これを近隣の大工場や事務所の暖房に使っているとか。

ちゃんと近寄って直径がどのくらいのものなのか測ってくればよかったな。
線路の大きさと比較すれば、これがどのくらいの太さか想像できるだろうか?

「中に入って事故にあっても当方は責任を負いません」とある。
日本だったら、そんな表示より有刺鉄線で入れないようにしちゃうだろう。
右側にあきらかに人が頻繁に通っていると思われる小道が出来上がっている。このパイプに触りたい欲求を抑えられる人はあまりいないだろう。
よく事故が起こらないものだと感心する。

事故と言えば、この少し先に踏切がある。そこでは頻繁に事故が起こっていると聞いた。
線路は貨物を運ぶための専用らしい。
夜中にはかなり長い時間列車が通る音がするので、この周辺に住む人たちはちょいとそれを我慢しなくてはならないそう。

近隣の物事もまだまだ知らない私。
このパイプラインはロシアまで通じていると勝手に思っていた。
ピアース・ブロスナンがボンドを演じた007シリーズに、石油パイプラインの中を彼が敵を追うシーンがあったと記憶している。
その映像の記憶とこのパイプの太さではだいぶ違うなぁ、といつも見るたびに思案していたものだ。
以後、それを考えることもなくなった。
物を知っちゃうと、想像する楽しみもなくなるかな、アハハ。