怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ハト駆除にプラスチックカラスを使う

2017年05月28日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫がハト嫌いなのを知ったのは、初めて一緒に映画を見に行ったときのことだった。
彼は日本在住だった。もう20年近く前のことになるぞ。年月が過ぎるのは凄まじく早い。
映画館内で私たちのそばにいた男性が「ガイジンは英語がわかっていいよな」とつぶやいていたのを懐かしく思い出す。当時も、私は「白人は英語を操る」という日本人の固定観念に反発を感じていたものだから、そいつ・・・じゃあないその男性に「彼の母語はドイツ語です」と言ってやりたかったものだ。(まあ大抵の日本に在住するドイツ人は英語ができるが)
あ、話がそれちゃう。
平和の象徴のような地位を持つハトが嫌いなんて・・・と当時はちょいと彼の性格に不安を持ったものだ。

さて、ハトに悩む街中の住宅にて。

ハト対策に、カラスのプラスチックモデルを取り付けたらしい。飛んでいるのと、ついばんでいるのと。
ハトのさえずり、というか、ぶつぶつ言っているのがいつもよりないなあ、とは感じた。
 
肝心のハトは余裕の羽繕い。

どこかに巣があるのか、そこからはヒナたちのおしゃべりが聴こえてくる。
すでにこれは本物カラスでないことがばれているのではないか、と思う。

そいうわけで、夫だけでなくハトが嫌い、あるいはハトの糞害に悩まされているドイツ人はたくさんいることがわかって安心した。