怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

秋を感じる感覚の差

2017年08月31日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチの集落に向かうバスの中で、極近所に住む女性と一緒になった。
週に二度、老人介護施設に入居している旦那さんを見舞うために外出している彼女だ。義母より少し年下かな?

車窓から見える我々の住まう地域の畑の様子を見て、彼女は言った。
「秋の気配を感じますね」
私はびっくりした。
この夏は例外的に非常に気温が高い日々が続き、その時も30度を超えていたと思う。
畑の様子は典型的な秋の風景、つまり、その時期に植えられる作物の種類や成長具合、色などがあるのだろう。
いまだ私には、それを見て「秋を感じる」ことができないんだ。

冷房設備のないバス車中はかなり不快だ。ここの夏は冷房設備が必要ないほど気温と湿度が低いのが普通だから。
実家付近にいれば、幼少の頃から繰り返して経験した季節の移り変わりの微妙な変化をすぐに感じ取ることができるだろう。
鈍感になりきった大人の私にドイツの秋を見つけるのは無理?!

街中で青いドングリを見つけた。

実家付近で見るものより大粒だ。

なるほど、これには秋の気配を感じざるを得ないかな。
リスが忙しい季節がやってくるんだなぁ。