怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

お客様は神様ではなく王様とされる接客態度。王様は時にギロチンにかけられるここ。

2017年11月18日 | カテゴリー分けするのに飽き
70歳の親族が大腿骨の手術で入院中。
義両親と私の三人でお見舞いに行った。

ネット仲間と「こちらの入院では昼間は部屋着のようなものを着て、眠るときにはパジャマに着替える」という話題になった。
私自身は入院したことがないが、お見舞いで入院している人を訪問するのは数え切れないほど経験している。
パジャマだったか部屋着だったか思い出すのが難しい。どちらにしても同じような印象だからか。
二人部屋のもう一つのベッドは使われていないので、個室状態だった。
日本でも地方都市などは病室は広いのだろうか。
手前でベッドに腰掛けているのは義母。

見舞い客が持ってくる花束の数々。色合いが日本のそれとちょいと違うのできれいに感じる。


さて、この見舞いの帰りにスーパーに寄ったときのこと。
5,6点の食品を持って、レジに並んだ義母。
義母の後ろには誰もいなかった。義母の前の女性が財布を出して支払おうとしているときに、大柄な中年女性がやってきた。
義母に「これ一点だけ買うので先に支払わせてください」と断って義母の前にたった。
これはよくあることだ。手に持っている買い物が少なかったりすると、前に並んでいる人が「お先にどうぞ」と譲ってくれることもある。
だが・・・その女性、そのスーパーの制服を着ている。レジの女性と親しげに話していたので確実に従業員だ。
従業員が勤務中に、いや、休み時間だとしても制服姿で、客に断ったとしても客より先に支払わせてくれって頼むって、変すぎないか?
義母の後には誰もいなかったし、買い物点数も少なかった。
義母の後で支払う礼儀というか心の余裕、ないのかい??
・・・なーんて思うのは日本人だけなのかも。
義母は全く不快にも疑問にも思わなかった様子だ。
心の余裕がないのは日本人の私、だな、と発見。