怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

台所で主役になれない辛さ

2017年11月26日 | カテゴリー分けするのに飽き
仕方がないとは承知している。
食事の献立主導権を握るのは義母だ。すでに材料でさえ、私には選ぶ権利は無い。
自分のためにちょいと買い込むくらいの自由はあることに感謝しなければならないかも。
いや、野菜炒めで醤油などを使うと、とたんに苦情だ。「臭い!」感謝の気持ちも薄れてくる。

夫がいる週末の献立。週末は義両親のほかに夫の好みも考えに入れる。
魚を棒状に加工した「魚棒」(私独自の訳)は夫の好物だ。

夫の皿はたっぷりのパスタ。わたしの皿にはたっぷりの米飯。

米飯をこのように常食できる自由にも感謝しなくてはならない。
ああ、他の在独日本人たちはそんな感謝など必要ないだろう。ドイツ人の家族がいる人たちは多少なりとも彼らの好みに合わせる必要があるにしても、ほぼ全面的に言われるままになる可能性は低いだろう。
他と比べた自分の立場の悪さを考えたらきりが無い。
これも、何か無意識にやったばかな行動のバツゲーム。あるいは家賃や住宅ローンのため、と考え、日々義母料理を味わうことにしよう。