バンドを始めたのは十六の時だった。
キッカケは幼友達Dの
「バンドやろうゼ!」の一言だった。
日々の退屈を持て余し、やり場のない鬱屈をあてどなくまき散らしていた僕たちは、一も二もなく
「おおっ!」と叫んだ。
あれから十六年、僕たちを音楽の世界に引きずり込んだDも、今日で三十二歳だ。
あの時のバンドメンバーも今ではそれぞれに家庭を持ったり、仕事で独立したり、遠い異国の地で暮らしていたり、なかなか昔のように音楽にかまけている暇はないみたいだけれど、僕らはいつだって十六年前に戻れる。
あの頃から比べると、体臭も額の生え際も変わってしまってきたけれども、あの時、最初にみんなで音を合わせた時の胸の高鳴りは、今でも変わらずに心の中に響いているから。
少々、クサい言い回しになったが、これぞオッサン特有の加齢臭と思って許せ!
我が良き友よ!Happy Birthday!
そして我が良き友たちよ!I wish you good luck!
キッカケは幼友達Dの
「バンドやろうゼ!」の一言だった。
日々の退屈を持て余し、やり場のない鬱屈をあてどなくまき散らしていた僕たちは、一も二もなく
「おおっ!」と叫んだ。
あれから十六年、僕たちを音楽の世界に引きずり込んだDも、今日で三十二歳だ。
あの時のバンドメンバーも今ではそれぞれに家庭を持ったり、仕事で独立したり、遠い異国の地で暮らしていたり、なかなか昔のように音楽にかまけている暇はないみたいだけれど、僕らはいつだって十六年前に戻れる。
あの頃から比べると、体臭も額の生え際も変わってしまってきたけれども、あの時、最初にみんなで音を合わせた時の胸の高鳴りは、今でも変わらずに心の中に響いているから。
少々、クサい言い回しになったが、これぞオッサン特有の加齢臭と思って許せ!
我が良き友よ!Happy Birthday!
そして我が良き友たちよ!I wish you good luck!