雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

175の佃煮

2008-05-29 | 雑記
 先日、妻と遠出をした際に寄った高速道路のパーキングエリアのお土産屋で、瓶詰めになった『蜂の子』と『イナゴの佃煮』を見た。

 どちらも、嫌になるほどグロテスクだった。しかし、その地方の方々はもちろんそれらを平気で食すのだろう。見た目はともかく、美味いのかもしれない。

 そんな思いを秘めながら、夫婦たちは会話する。


妻「私は、蜂の子ならなんとか食べられそうだけど、イナゴは、無理」

私「うーん・・・オレは、基本的にどっちもイヤだけれど、でも、もしも民宿とか他人の家とかに泊まってそれを出されたら、食べるだろうな」

妻「えー!絶対無理!だって虫だよ、虫の姿だよー」

私「いや、蜂の子だって、虫だって。そしてなんか蛆(うじ)虫っぽいぞ」

妻「だって、イナゴは足とかあるし、ホント、食べれるの?」

私「いや、わざわざ好んでは食べないけれど、やっぱ、人から出されたものは食べるのが礼儀だろ」

妻「じゃあさ、イナゴの佃煮買ってくるから、食べてよ(にっこり)」

私「いや、だから、わざわざ買ってまでいらないって・・・・」



 危うく我が家の食卓に175が並びそうになった瞬間だった。
コメント (4)
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