雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

僕の背中は自分が思うより正直かい?

2008-05-10 | 雑記
 ニューハーフさんのエロ動画でオナニーを試みた。

 フェラチオとか、すげぇ巧そうで、フツウにヌケそうだったけど、今コレでイッてしまったら、自分の中のナニかが壊れてしまいそうだったので、堪えた。


 どんなときも、どんなときも、僕が僕らしくあるために、「好きなモノは好き」と言える気持ち、抱きしめていたい、と思った。
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流星の絆/東野 圭吾

2008-05-09 | 小説
 東野圭吾のスゴイところは、とりあず、サクサク読ませてくれるところだと思う。

 ここ最近の『使命と魂のリミット』や『夜明けの街で』などがあまりにも「アレ」だったもんで、今回も帯に書かれている≪息もつかせぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト。≫や≪すべての東野作品を超えた現代エンタメの最高峰≫などに騙されないよう慎重に読み始めたんだけど、これがなんと、面白れぇんだ!初っ端からホント、ぐいぐい惹き込まれるカンジ?こりゃあ東野、久々に「アタリ」がきたか~!と思いましたよ、うん、前半までは・・・。

 いやぁ、でも『前半』まではホント、傑作の予感がムンムン立ち込めていたのにねぇ・・・後半はなんだか二時間サスペンスのお決まりのパターンみたいになってた。。。

 まぁ、

≪息もつかせぬ展開≫これは、合ってる。

≪張り巡らされた伏線≫これは・・・そんなに張り巡ってないけれど、それなりに伏線は効いてる。

≪驚きの真相≫これも、確かに驚きなんだけど、そんなに驚くほどでもなかった、なんでだろ?

≪涙がとまらないラスト≫いや、陳腐なラストだったぞ。むしろ前半部分の兄弟妹たちの絆の誓いとかのほうが泣けた。

 んで、≪すべての東野作品を超えた≫いや、残念ながら、超えてないわ。

≪現代エンタメの最高峰≫、、、は?クソ喰らえ!



 いや、でも、読ませることは読ませるんだよ。ホント、暇つぶしにはもってこい、って本ですよ。それはそれで、スゴイと思うんですよ。
 流石、ベストセラー作家ってなもんですよ。

 ただね、昔からのファンから言わせてもらえば、ここらでもう少し、じっくりと書いてみてはどうですか?と、なんか最近、ラストが焦り気味になってるんだよな。


 とりあえず、『ガリレオ』で稼いだ金で悠々と腰をすえて、また『秘密』や『手紙』なみの傑作を紡ぎだして欲しいものです。
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YOUR SONG

2008-05-08 | 雑記
 最近、吉田修一氏の本をよく読んでいるのだが、この人の作品、やたらとホモが登場する。

「親友がホモだったら、どうする?」

 などの記述もみられたので、しばし考えてみたりする。

 でも、自分だけの考えでは退屈なので、ちょっと妻にも訊いてみた。


私 「あのさ、もしもの話なんだけど、、、Kちゃん(♂38歳独身)が『実はオレ、ホモなんだ』ってカミングアウトして、そんで実はオレのことが好きなんだって言ってきたんだ」

妻 「えっ!そうなの!」

私 「いや、だから、『もしも』の話だってば・・・で、そのことはオマエも知っていて、オレとしてはKちゃんの愛には応えられないけれども、友達として、これまでも変わりなく付き合っていきたいと思ってるんだよ」

妻 「別に、それならいいんじゃないの?」

私 「いや、でもさ、やっぱ、正直、今までどおりってのはちょっと難しいかなぁ、って。そんでさ、オマエに『今夜、ちょっとKちゃんと二人で呑みにいってくるよ』とか言うんだけど、心配にならない?」

妻 「いや、別に・・・」

私 「そ、そうか?で、でも、Kちゃんがさ、オマエの顔見て睨んできたりしたらどうよ?」

妻 「それはちょっとイヤかなぁ、でも、それは特にホモだからどうのとかではないし、まぁ、いいかな?」

私 「な、なんだよ!じゃあさ、じゃあさ、実はオレもホモで二人はすでに肉体関係に陥ってしまってたりしたら!どうよ?」

妻 「えっ!そうなの?」

私 「いや、だから、『もしも』の話だってば!」

妻 「う~ん・・・まぁ、女の人と浮気されるよりはまだマシかなぁ」

私 「えっ!そ、そうなの?女に寝取られるより男に寝取られるほうがマシなの?逆じゃね?」

妻 「いや、女だったらもの凄い腹立つけど、男なら、まぁ、しょうがないかな、って(笑)」

私 「いやいやいや、なにが『しょうがないかな(笑)』だよ。オレはイヤだってば!」

妻 「なに?『もしも』の話でしょ?」

私 「あ、う、うん、、、『もしも』の話だ・・・」




 で、結局その話はうやむやに終わったのだが、オレ的には、やっぱ受け入れられそうにないや・・・ごめんな、Kちゃん!


 いや、だから、『もしも』の話だってば。
 
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ソロモンの犬/道尾 秀介

2008-05-05 | 小説
 新しい作家さんを開拓しようと、初めて読んでみました。道尾秀介。

 経歴をみると『背の眼』で第五回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞、『向日葵の咲かない夏』で第六回本格ミステリ大賞の候補、『シャドウ』で第七回本格ミステリ大賞受賞、ということでかなりの期待を持って読みました。

 上記作品はかなりの長編なので、ちょっと様子見として比較的ライトっぽい(薄めの)この『ソロモンの犬』を読んでみよう、と。

 結論からいうと、面白かったです。なんか最近はトリックとかどんでん返しとかよりも登場人物の内面を掘り下げたミステリや社会派的な犯罪サスペンスものばかり読んでいたんで、久しぶりに「あ、こりゃ本格ミステリだわ」と思えた作品でした。
 自分としては、やっぱ本格ミステリの醍醐味は読みながらトリックとか真犯人を当てるとこにあるんですが、それを楽しめました。
 ちゃんと犯人に繋がる伏線あり、意外というか新しいトリックあり、そしてどんでん返しもあり、これぞ本格ミステリ!と思いました、が、なんでしょう?「おおっ!やったぜぃ!また良い作家をみつけちゃったぜぃ!」というような、胸躍るような感覚は、あまりありません。

 いや、面白いんだ、ホント、面白いんだけどね・・・たぶん、文章が自分に合わないんでしょう。別にヘタクソとかではないんですけどね、これといった魅力が感じられないんだな、登場人物だとか、話の進め方とかに。
 だもんで、後半っていうか、もうラスト近くで色々な伏線の謎や犯人なんかが明らかにされていくところは読む手を止めることなく一気に読んでしまえるんだけど、そこにいくまでが、ちょっとカッタルイかな?

 でもね、ミステリに大切なのは、文章力ではなくて、トリックや伏線、意外な犯人、驚愕の真相、そうしたプロット的なもんなんですよ。だから、これでいいんだと思いますよ、アタシャ。

 だってね、今や文章力もプロットも完璧なミステリ作家『伊坂幸太郎』でも、デビュー作『オーデュボンの祈り』ではけっこう読みづらかったりしましたから。

 ですから、道尾秀介氏、まだ33歳という若さなんですから、これからが期待大ですよ。
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鳥葬

2008-05-04 | 雑記
 車に轢かれたらしい猫の死骸にカラスが群がっていた。

 なんか、それもアリかな、と思った。
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南無阿弥陀仏

2008-05-04 | 雑記
 なんの冗談かは知らないが、今朝、袈裟着た坊さんが乗ってたスクーターに大きな『髑髏』マークが貼っつけてあった。

 ナムナム……。
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母に捧げるバラード(金沢弁編)

2008-05-03 | 雑記
 母ちゃん、今オレ、思っとれんけど。
 オレに故郷なんかなくなってしまったんじゃないがか、って。
 そんで、ひとつ残っとる故郷があるとすっと
 母ちゃん、それはあなた自身やわ。
 あなたは何から何まで故郷そのものやし。
 今、こうして静かに目を閉じとると、母ちゃん、
 あなたの声が聞こえてくるがや。
 聞こえてくるがや。


 今も聞こえる あのおふくろの声
 僕に人生を教えてくれた
 優しいおふくろ


 コラ!テツヤ!
 なんしとらいね、この子はぁ、
 はよ学校行ってきまっしま!
 デレーッとして、近所の人からいつも、あんた
 なんて噂されとるんか、知っとらんかいね、
 タバコ屋の武田んとこの息子は、
 フォーク・ソング狂いのだら息子だら息子って、
 噂されとれんよ。
 なんでまた、こんなアッタマの悪い子ができてんろうねぇ。
 ほんっと母ちゃん情けないわぁ。
 あの日、あの日、父ちゃんが
 酒さえ飲んで帰ってこんかったら、
 あんたみたいながはできんとらんかったんに・・・

 待て!待て!テツヤ!
 まぁたタバコ黙ってもっていくんかいね!
 この子はぁ、ほんっと腹立つわぁ。
 家の家業がタバコ屋やからって、この子は・・・
 小学校4年の時からタバコの味おぼえて、
 中学校一年の時、あんた、
 歯のウラ真っ黒やったがいね。
 まだわからんがかいね。
 母ちゃんが、このタバコ屋を経営するために、
 どんだけ苦労したと思っとらいね。
 血と汗と泪で汚れた
 女の半生がまぁだわからんがかいね、
 このだら息子、ほんっとにもぅ、だらまっ!

 行ってきまっし、どこでぇも行くこっちゃ、テツヤ。
 あんたみたいな息子がおらんくなっても、
 母ちゃん、なぁんさびしないわ。
 死ぬ気で働いてみまっし、テツヤ。
 働いて、働いて、働きぬいて、
 遊びたいとか、休みたいとか、そんなことあんた、
 いっぺんでも思うてみされ、
 そん時は、そん時は、死にまっし。
 それが人間やぞ。
 それが男やぞ。
 あんたも故郷を捨てて、花の都へ行くかぎりは
 輝く日本の星となって、帰ってくれんよ。
 行ってきまっし、どこでぇも。


 今も聞こえる あのおふくろの声
 僕に人生を教えてくれた
 優しいおふくろ
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7月24日通り/吉田 修一

2008-05-01 | 小説
≪普通の女には、平凡な未来しかないのかな? でも、一度くらいはドラマみたいな恋をしてみたい-。間違ってもいいから、この恋を選ぶ。そう思ったこと、ありませんか? 「東京湾景」の著者がおくる長編ラブストーリー。≫

 ってね、まぁ、恋愛小説ですわ。一応、吉田修一だし、そんなにつまんないワケではないんだけど、でもたぶん、吉田修一だからこそ、そんなに盛り上がりがあるワケでもなく、かといって淡々と進んでいくワケでもなく、それなりのドラマはあるんだけれど、まぁ、でも、ありきたりなようでありきたりではない恋愛小説でしたわ。

 つーかね、コレ映画になってるでしょ?『7月24日通りのクリスマス』だったっけ?大沢たかおと中谷美紀が出てるやつ。これね、もし原作どおりだったら、かなりつまんない映画んなるだろうなーと思った。きっとかなりのアレンジが施されてるんだろうと思うけど、読む前も特にその映画を観たいとは思わなかったけれど、原作読んで、うん、やっぱ観なくていいやー、ってなった。

 でもこの本、わりと絶賛されてんだよなぁ?やっぱ、人それぞれですね。
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ストイック

2008-05-01 | 雑記
 自分に足りないものは色々あるけれど、とりわけ足りないのはストイックさだろうと思う。

 たまに連休などがあると、決まって夜更かしや深酒なんかをして、連休中は決まって体調がよろしくない。こんな具合ではせっかくの休日がもったいないではないか!と毎回反省し、今回の連休はお酒もそこそこにして、早寝早起きなどをしてみて、バツグンの体調で早朝散歩などと洒落込もうではないか、と仕事中に健全な予定表を思い巡らせてみるのだが、ようやく仕事を終え帰宅し、風呂から上がりビールをあおると、いつものビールと違い、この休日前の晩のビールが美味いこと美味いこと・・・ついついもう1本もう1本と、それで勢いづけばたちまち焼酎などに切り替わり、まぁ、明日から連休だし、もうちょっともうちょっと・・・・さて、酔ってくるともうダメだ。昼間たてた健全な予定表など何処へやら?たちまち不健全モードへと突入していく始末である。

 今回のGWは前半三連休と後半三連休に別れているのだが、前半三連休は物の見事に、いつも通りの不健全連休と相成った。ここはひとつ、土曜日から始まる後半三連休くらいは健全な休日を送りたいと願うのだが、如何せんストイックさの欠片も持ち合わせていない私には到底無理な話であろう。

 そんな私であるので、先月一日に始めた禁煙も、前半連休初日に「ハァ?禁煙?ナニそれ?」ってなカンジで見事玉砕したのである。

 つくづく、自分に足りないものはストイックさなのだなぁ・・・と紫煙をくゆらせながら確認した次第である。
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