フィルターは気持ちよくスパッと切れてくれます。なので、やや広めの設定にして、必要ならば TWIN-PBT で狭めるようにしています。各モードに対して FIL1、FIL2、FIL3 が登録できます。登録内容は、パスバンドの幅・ルーフィングフィルター・シェープタイプの3点です。以下は当局のカスタマイズ状態です。
1.SSB・・・標準的な 3.0KHz を多用しています。
2.CW・・・IC-7600 では 350Hz を多用していましたが、7851 では 400Hz の SHARP が自分の好みです。
3.RTTY・・・お約束の 350Hz です。RTTY ではまずこれ以外は使いません。当然 TPF (Twin Peak Filter)も ON としています。
4.PSK・・・これはデフォルトのままです。
5.AM、FM・・・参考までに。
以上が設定です。
流石にこのクラスのリグになると、フィルターを狭めてもゲインの低下やリンキング(DSPの場合は何て言うんだろう?)などの現象もなく、CW を 200Hz で聞いても、400Hz、600Hz で聞いても、混信が無い状況では、同じ音圧で同じ音が耳に入ってきます。このへんの感覚は今まで使ってきたリグでは経験できなかった感覚です。う~ん・・・言葉で何て説明したらいいのかわかりません。