今年8月に予定されているジャービス島からのペディションについてメールが届きました。たぶん、DXer諸氏のもとにも届いているものと思います。長文ですが、掲載しておきます。
【以下 メール引用です】
Jarvis Island N5J DXpedition August 5, 2024 to August 17, 2024 |
DXerの皆様に、
Dateline DX Associationは今年3月、来る8月USFWS(米国魚類野生生物局)より ジャービス島国立野生生物保護区でのDXpeditionの許可を得たことを発表しました。 ジャービス島はClublogのWanted list(World)で18位にランクされています。 ヨーロッパでは9位。 いくつかのEU諸国では、SSBとデジタルで2位になっています。 ヨーロッパでは現在ブーベ(16位)より上位にランクされております。 位置的にはパルマイラ環礁から450マイル 725Km、ハワイから1500マイル 2431Km 離れております。
前回の運用(1990 AH3C/KH5J 日本からJG2BRI千田氏が参加)から34年以上経過しているため、IOTAとPOTAアワードをやっておられる方々の間では、最も高いランクにあります。 私達は、島の付近海上の船から遠隔運用する現地5名のうちの誰か1人(リザーブエリアにいるOp)と交信することで、そのアワードで有効になるようにルールを変更してくださったIOTA POTA両プログラム主催者に感謝いたします。
ジョージ(AA7JV)、ドン(N1DG)、トミ(HA7RY)、エイドリアン(KO8SCA)、 マイク(KN4EEI)からなる経験豊富な5人のチームが、ジャービス島にRIB6セットを設置します。 島にいるチームに加え、アジア、ヨーロッパ、北アメリカから24人のリモートオペレーターが本DXpeditionに参加します。 SSB、160m、6mの運用はすべて現地Opが行ない、またすべてのバンドでCWとFT8も運用します。 リモート・オペレーターは80~10m CWとFT8で運用します。 私達は12日間の運用許可を頂いておりますが、天候の問題等を考慮して頂き、許可は8月いっぱい有効であります。
日本のパイロットは JH8JWF 里見 英樹 リモートオペレーター JK1KSB CQ誌でおなじみの 奥山 誠二 JN1THL 田沼 健
日本語Webサイトは https://n5j.jp/ をご覧ください。
Dateline DX Associationチームは、大成功を収めたBaker Island 2018 KH1/KH7Zと Midway 2009 K4Mのオペレーター達によって主に構成されています。 K4MとKH1/KH7Zは、デイトンハムベンションでDXpedition of the yearを受賞しました。 私達は、太平洋をはじめ、世界中の辺鄙な場所や環境的に敏感な地域で活動した幅広い経験を持っています。 Dateline DX Associationが1990年以来初めてJarvisの運用許可を得たのも、この経験があったからだと自負しております。 今回は1983年11月のAD1S/KH5 1990年のAH3C/KH5 についでの史上3回目の運用となります。
保護区でのDXpeditionには莫大な費用がかかり、私たちの対外的資金ニーズは20万ドルを超えます。 私たちは米国魚類野生生物局から認可された船舶を持っており、保護区への往復を安全に行い、ジャービス島や周辺のサンゴ礁に害を与えないようにいたします。 AA7JVの船、マグネット号を使わなければ、予算は軽く50万ドルを超えていたと推定いたします。 200,000ドルは燃料費、USFWSの許可料、臨時の乗組員費用、データサービスや機材に必要なものです。 NCDXF(Northern California DX Foundation)はすでにRIBの設計と製作に貢献したため、無線機等はこの予算に含まれてはおりません。
また、NCDXFは別に75,000ドルという高額な助成金を割り当てていただき私達の資金調達キャンペーンに協力してくれました。
DXpeditionの正確な日程は、米国魚類野生生物局によって指定されたもので 私達が最初に選んだものではないことをご理解ください。 8月上旬という日程のため、トップ・バンドのチャンスは限られていますが、10mと6mではNew Entityとなる方も多いと思います。 ヨーロッパにおいては(Jarvisが9番)、サイクル25のピーク月に実施する事はATNOの方々にとって大きなチャンスになります。
同時にUSFWSの3人の生物学者によって、Jarvis島で大規模な科学的調査が行われますが 私達はUSFWSチームに無料の交通手段と食事を提供し貢献いたします。
私たちの計画は、ウェブサイトhttp://jarvisisland2024.com、及びFacebookで情報提供を いたします。
世界中のDXerとDX団体の皆様に、この費用をカバーするための援助をお願いいたします。 ジャービス島は34年間運用されておらず、私達はジャービスに同行するUSFWSの生物学者の皆様にRIBのコンセプトをお見せする事で、他の立ち入り禁止場所、島でのDXpeditionの扉を開く事ができると期待しています。
ご寄付は、以下よりお願いいたします。 https://jarvisisland2024.com/donate
PayPalでの送金は問題なく出来ます。
皆様のご支援心よりお待ちもうしております。
Don Greenbaum, N1DG and George Wallner, AA7JV Jarvis Island 2024 and The Dateline DX Associationv |
備忘録【KHシリーズのコンファーム状況】
160-6 と IOTA狙いで臨みます。(PALMYRA はありますが、JARVIS はなし)
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