お散歩日記 復興の日目指して

写真付きで見たことや日々感じたこと、震災に遭い今感じていることなど、記録にとどめたい。

埼玉県教育委員会に もの申す

2012-01-27 10:55:21 | 日記
テレビの報道で知った。南三陸町のM. Eさんを道徳の教材で扱うとは!
道徳の時間という物を全く分かっていない連中が、彼女をジャンヌダルクのように英雄化し、利用しようとしている。

彼女だけで無いでしょうが。自分の職務を全うして亡くなった人は。その残された家族達の気持ちを考えたのか。

又、道徳の時間に彼女の行動の何を子供たちに話し合わせるというのか。

何があっても、彼女は逃げなければいけなかったし、逃げて欲しかった。

職務解除の指示を出せなかった町長の責任こそ、検証して今後の災害時の職員の命と町民の命の守り方を考えさせるべき物であって・・・。

道徳教育について研究に携わり、その限界さと危うさをこの身で長年感じてきたからこそ、今回の埼玉県の決定に バカ野郎と叫びたい。

また、彼女と一緒の時間を何年か過ごした物としてやめて欲しいと言いたい。そっとしてほしい。

津波に流されたものとして、その時彼女の心に去来した物が身にしみて分かるゆえに、机上の空論でしか無い道徳の時間に教材として取り上げて欲しくない。

埼玉県教育委員会様 再考願いたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする