母の通院日。毎回採血と胸部レントゲンがあるので、結果待ちの時間を見込んで予約時刻よりも1時間早く行く。ほぼ9割が高齢者で、たいがい娘か息子が付き添っているが、その付き添いもまた高齢者だ。いずこも同じ。
投薬を待っていると後ろの会話が聞こえた。
「お義母さんは?」
「亡くなった」
「よかったな」
午後、水替えした。日向水が23度まで上がったので沸かす手間は楽だった。
きょうは耳鳴りとドライアイに苛まれた。加齢とは、こんな日がだんだん増えていき、ついには日常になるのだろう。どうも悲観的になる。