乃井 永*
初孫のよちよち歩き草青む
病窓に一輪二輪梅の花
寒行托鉢わらじ姿の持鈴澄む
八木健
節分の豆遺伝子の組み換えか
春立ちぬコロナの姿見えねども
今朝の春俳句手帳も新調の
長井知則
猫柳朝日と遊び喉鳴らす
公魚(わかさぎ)の引きを感じる濡れた手に
早春の想い出めぐるアルバムと
新井文子
髪切りて襟足の青春隣
欠け鉢の日向の匂い寒雀
節分やかぶる巻き寿司細くなり
二神重則
大寒にまたさびしさや爪欠ける
霙吹く昔のままの街路灯
雪の日やしばし雀の騒がしく
吉川正紀子
早春の大地や甘い香りして
プーチンに核で脅され冴え返る
日本の春や万物値上げの
初孫のよちよち歩き草青む
病窓に一輪二輪梅の花
寒行托鉢わらじ姿の持鈴澄む
八木健
節分の豆遺伝子の組み換えか
春立ちぬコロナの姿見えねども
今朝の春俳句手帳も新調の
長井知則
猫柳朝日と遊び喉鳴らす
公魚(わかさぎ)の引きを感じる濡れた手に
早春の想い出めぐるアルバムと
新井文子
髪切りて襟足の青春隣
欠け鉢の日向の匂い寒雀
節分やかぶる巻き寿司細くなり
二神重則
大寒にまたさびしさや爪欠ける
霙吹く昔のままの街路灯
雪の日やしばし雀の騒がしく
吉川正紀子
早春の大地や甘い香りして
プーチンに核で脅され冴え返る
日本の春や万物値上げの
2月12日 愛媛新聞
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