漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

国体に出て思ったこと 1年 角谷

2016-10-16 09:11:24 | 日記

 こんにちは!1年の角谷です。先週にいわて国体があり、成年女子シングルスカルで出場しました。石川県チームで行動していたので、なんだか懐かしさを感じました。そこでいろいろなことを思い出したので、今回は地元でのお話しをさせてください。

 高校入学後、どういう経緯か忘れてしまいましたがボート部に入部し、しかもマネージャーとして入部しました。今思えば私がマネージャーなど似合わないし奇妙な話です。漕がないと言っていた自分もいろんな人に騙され、一度漕いでみると楽しくて漕手になることに決めました。今の私があるのは騙し騙し漕がせてくれたみなさんのおかげでもあります。

 普段練習していた川は狭くて、濁っていて、流れもあって、曲がっていて、1000mも直線でとれないようなところです。なので初めて戸田に来た時は衝撃を受けました。2000mもあって、レーンがあって、メートルの標識もあって、なおかつ広い!と。しかしその川は、コース閉鎖や艇による渋滞などないのでいつでも練習できました。また鏡のような水面の時も多く、そこを自分1人で漕いでいる時は最高に気持ちよかったです。
 顧問の先生は擬音での説明が多く、たまによくわからないことを言いますが、いつも熱心にご指導してくれました。そんな先生は私のことを理解してくれていました。そのため図星なことを言われることが多く、悔し涙を流していた日々もありました。負けてたまるか!と私の心も強くしてくれた先生には感謝しています。
 他にも家族、友達、尊敬する先輩、同輩、後輩、学校の先生、近所のクリーニング屋のおばちゃんなどなど、応援し、支えてくれる方々がたくさんいます。感謝したい人々、恵まれた環境、私の「大事」がいっぱい詰まった石川に恩返しするためにも、来年も再来年も国体に出て、今回よりも良い結果を残したいです。

 そして全日本まで1ヶ月切っています。国体だけではなく、すべてのレースで常日頃から応援し、支えてくれる方々に恩返しできるように、限られた時間の中で精一杯頑張っていきたいです!

 長々と私的なお話しにお付き合いいただきありがとうございました。